作品のイメージに合う人
…って言葉。
よくモデル募集のツイートにあるじゃないですか。
ぶっちゃけ
「好みじゃないandブスお断り、声かけないぞ。野郎なんてもっての外だし。ついでに無償優先」
と脳内変換してるんですが、おおよそ意味間違ってないですよね?笑
だから
「作品撮り募集。作品のイメージにあう人お迎えしますのでこのツイートにいいね(またはRT)ください。」
なんて、撮る側だけに都合いいこと極まりないフレーズではないでしょうか。
大抵の人気薄カメラマンが発しても大して反応がないのでほっといていいものの、たまにフォロワーの多い人だと、こんなのが効果あるから「怖い」。
だってね。
散々拡散の片棒を担がされた挙句、「イメージに合う人」だけに連絡が入ってその他には「ごめんね」も「ありがとう」もないなんて、失礼を通り越して無礼じゃないかしら?
だからモデルさんにはこんな誘いには乗っかって欲しくないのだけれど。
需要と供給だからねぇ、僕が書いたとて対策にはならんだろうなぁ。
そうそう。
そもそも「作品」って何?
撮影会で時間と睨めっこしながら撮っても、個撮でじっくり丸一日かけても、見てくれる人はそんな時間コストなど知ったこっちゃなく
「くるか、こないか」だけ。
コンテスト応募用写真だって、その延長線上でしかないと思うのね。
「作品」か「そうでない」かなんていう線引き、僕にはできない。
というわけで。
今日のタイトルは二重の意味で嫌いな言葉なのです。
ところで。
ねえねえ!
ボク、今度えちえちな「喪女」をテーマに作品撮りしようと思ってるんだけど。
モデルになってもイイよって人TwitterにDMください。
ちょっと喪服の似合いそうな憂いのある美人で少々の肌露出ならOKで、データ渡すから相互無償で撮らせてくれる…じゃなかった!
「作品のイメージに合いそうな人」にご連絡します笑
なーんてね、うっそぴょん。
(注:本当に来たら真剣に考えますよ)
この界隈が愛と平和で満たされるまでは、まだまだ長い道のりだなぁ。
突然ですが、問題です
一流広告写真家のAさんは、Twitterでこのように発信していました。
昨日のgalaxyワークショップでは一流プロがやっている作画方法を教えた。
— コバヤシモトユキ 雑誌CAPA掲載中 (@motoyuk) 2021年11月4日
みんなが最後、写真がめちゃくちゃレベルアップしているのにびっくり‼️
なんとか構図とか、なんとか分割をやってる一流の広告プロはいない。笑
そりゃ、カメラ業界の世界にある呪い!笑笑
みんなが分かってくれて嬉しい pic.twitter.com/KlFjswCo6k
そのあと、「写神」と称するBさんは、完全な三角構図の写真をツイッターにアップしていました。
山中夏歩
— 高橋 伸哉 (@_st_1972) 2021年11月10日
GFX100S/GF80mmF1.7 R WR pic.twitter.com/p6WPS0db2V
さて問題です。
この場合、Aさんが間違った見識を教えているのでしょうか?
それともBさんが二流なのでしょうか?
僕には答えがわかりません。
わかるわけがない!
か・ら・のぉ…本題ね。
最近のニュースではSNSで発信する側の問題がクローズアップされていますが、僕自身は「受け手の問題」も同時に検証すべきではないかと思っています。
ポートレート趣味のカメラマン
撮影会モデル
どちらにとっても、SNS上で人気のあるカメラマンはある種「羨望の存在」であるがために、無批判に彼らの主張を受け入れがちですが、それって極論すれば
「タレントやインフルエンサーのステマを信じてなんか買っちゃう人」
と同等のヤバさを秘めているのではないでしょうか?
無批判な一定数の支持(つまり「いいね」「RT」)は、その主張のヤバさを覆い隠し、その枠外にいる人々にまで、意見が本当に正しいように見せてしまいかねません。
だから、ちょっと立ち止まって考えて欲しい。
少しでも胡散臭さを感じたら「いいね」しないだけでいい。
僕のように「それって変じゃね?」と書くと敵ばっか増やすから笑
発信された→通知きた→即「いいね」
という行動はあなたの、そして誰かの思考する力を徐々に奪っていく。
その怖さに気づいてくれたら…
って考えながらこの美容クリームを使ってたら、たった2週間でお肌のハリがびっくりするくらい違ってきたの!
韓国でも大人気で、有名インフルエンサーがこっそり使ってるんだって。
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追記:
日本のアートは、かわいい女子とエッチな裸
— コバヤシモトユキ 雑誌CAPA掲載中 (@motoyuk) 2021年11月5日
欧米のアートにかわいい女子の顔は100%見た事ないし、エッチな裸はそれなりの評価しかされていない
日本ほど楽しく撮ることと、芸術的制作物の、垣根ない国はない
それは世界の90%のカメラ生産国であり、カメラを売ることが芸術より重要だったから
暴論だな。
「アート」の定義が曖昧すぎるし、どの資料が世界の90%のカメラ生産国といっているのか?
で、結論としては「芸術」よりも「カメラ販売」に注力した国のせいで、かわいい女子の顔とエッチな裸が日本のアートになっちまった、ってことでOK?
マジかよ。
ボタンを外せ
う。
また歌のタイトルになってしまった。
って言うても。
知らない世代が多いですよね…西城秀樹さんの「ボタンを外せ」なんて。
書かなければわからなかったか笑
ちなみに、こういう歌。
めっちゃカッコいいんですけどね、ジェンダーフリーな今の時代にはそぐわない歌詞なので「当時はこんな流行歌が最新だった」くらいに見ていただければ。
さて本題。
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僕が今愛機としているFUJIFILM GFX50Rの
「Fnボタン」
こいつらがなぜこんなにも小さく、しかも押しにくいところにあるのか?
というのが今日のテーマです。
まずはこちらをご覧ください。
パッと見4の「Fn1」ボタンからして、使いづらい位置にあると思いません?
少なくとも僕は撮影中、絶対に使わないです。
16の「Fn2」も実際グリップしてみると「中指」で押す位置にあるので違和感があります。
27,29,30のうち、27「Fn3」はまだ親指で押せるものの29「Fn4」30「Fn5」と押しづらさ感がアップします。中でもFn5はここにある意味が本当にわからない。
よって、何の機能も割り当てていません。
どうせファインダーから視線を離すのであれば、タッチ液晶とQボタンで十分。
ちなみに以前使用していたPENTAX645D(やその後継機645Z)は、手袋をしながらでも各ボタンを押し間違えたり二重に押したりしないような配置・大きさになっていました。この辺は天と地ほども違います。
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こう書くとたまに
「じゃあ645D使えば」「ごちゃごちゃ書くなら使わなきゃいい」
というご意見と遭遇することがある(といってもスカスカに読まれていないブログなので実際に遭遇はしていません)らしいのですが、使用した感想を表してメーカーに改善を求めるのの何が悪いのか…逆に良いところもあるから使っているわけで。
何卒その辺りはご理解いただきたく。
ボタンついでに「シャッターレリーズボタン」についても一言。
欲を言えばEOS1DXシリーズのようにグリップの上端と軍艦部を斜めに繋いで、天面から少しスラントする位置に配してくれたら理想。でもデザイン的な制約があるなら、せめて最低限メカレリーズのネジ切りはしておいて欲しかった。そうすればライカMのようにレリーズアシストボタンを装着して面積を広げられたのに…
(あれは単なる装飾品ではなく実用アイテムです)。
他にも
・AFセレクトレバー横のゴミ箱ボタンが押しにくい
・SSダイヤルはロックボタンがついている(Aポジション用か?)&露出補正ダイヤルにはついていないという仕様でしかも露出補正の方が収納時に誤って回しやすい位置にある
・カメラを上から見た時に撮影情報を一発で把握するためのダイヤルならば左肩にも「電池残量と残り撮影枚数、撮影モード、Wi-Fi接続」など、ダイヤル以外の情報をアイコン表示する液晶をなぜつけなかったのか?
…など、プロ・ハイアマをターゲットユーザーとして想定する中判カメラにしてはツッコミどころ満載の操作系にはいまだに手こずります。もし開発時にこういう意見が出なかったとしたらテストカメラマンがちょっと甘すぎ、無視してデザイン決定していたら工業デザイナーが傲慢すぎ。
どちらにしても体制そのものが要・改善ではないでしょうか。
とりあえず
僕にとってこのカメラを使う上での一番の問題点は
ボタン小さいよ!コンデジかよ!
(ついでにジョイスティックも小さいよ!)
数を少なくしていいんで、ふた周りくらい大きくして。
に集約されます。
「ボタンを(いくつかレイアウトから)外せ」って、そう言う意味です。
このあたり次機種以降での改善を期待しますので。
を言い換えるなら
「こころを見せろ〜っ!」
ってことよ(しつこい)。
次回こそ作例貼って褒めるんだから!
期待しないで待っててね。
中一じっだ〜い♪
タイトルが「なんのこっちゃ?」な若者よ
旺文社から昔「中一時代」という名の学習雑誌が発売されていたのじゃ。
これを見るが良い
見たらますます「なんのこっちゃ?」ですね。
特に126カメラとか。
ところが。
そんな「中一時代」が全盛だった昭和50年代後半に全力少年だった僕を
「萌えさせる」
ネーミングのレンズメーカーが太陽の没する国にあると云う。
(聖徳太子か)
その名も「中一光学」!!
…また前置きが長い。
実は中一光学のSpeedMaster 85mm F1.2(GXマウント)を買いまして、撮ってみたインプレッションを書きたかっただけなんですが。
前置きを長くした分、結論を先に書くね。
「少なくともフジG系で使うと、粗が見えすぎる」
以下、僕の感想を書きます。
1.操作系
絞り環がレンズの前(先端でもない微妙な位置)側にあって今までにないタイプなので、ファインダーを覗いていると左手が絞りを探してしまいます。
またその絞りはノンクリックタイプ、かつボディに連動もしないので、F値が直感ではわかりません。
逆に焦点距離を伝える接点はついているのでExifに「85mm」と記録されますが、ボディ内手ブレ補正のないカメラなので意味なし。
手に馴染まない操作系に加え、オールドレンズで撮る時と同様に、まず絞り開放でピンを合わせ、そこから好みの値まで絞って…最後にシャッターを押すまでの時間がもどかしく、赤ちゃんやペットを撮ろうと思うと相当に苦労しそう。
フィルター径はφ77と一般的ですが、キャップにしか書いていない不親切笑
僕は中古で買ったので実物を見てなくてなんとも言えないですが、購入時に「専用フード」があるらしいのに(焦点工房WEBサイトより)、商品写真に一枚も装着時のそれがない不思議。
きっとセットで撮ったらブサイクなのよ。
とまあ散々なのですが、質感は悪くないんだ…。
持った手触り、ピントリングのトルク感、この辺はよくできてる。
極端なのだよね、スピードマスターくんは。
2. 写り
あえて言おう「これはフルサイズ用レンズ」であると!(C.V. 銀河万丈)
どう見たって中判のイメージサークルじゃない。
なのでフジG用を開放付近で使うと、四隅がケラれ気味になります。これはもう「周辺減光」ってレベルではありません。
解像も中心とは大きく異なってにじむわゆがむわバラけるわ。
じゃあ全然使えないか?
っていうと、そうでもない。
浅いピント面は、フジのEVFがちゃんと拾ってくれますし、常識的なF値(4.0くらい)からなら「トンネル効果」って言い張れるくらいには減光も抑えられてきます。
中心部の解像感はなかなかだし「純正の数分の一のお値段」って考えると、我慢はできちゃう…そんな写り。
総じてピーキーで、時々は面白い写りもするけど、常用すると失敗写真だけが溜まっていく。
みたいな?
てかさ。
イル◯さんやHASE◯(最後が丸じゃ伏せ字になってないじゃん笑)さんがこのレンズを褒めてる記事(動画)を見るんだけど、タイアップを鵜呑みにしないほうがいいよみんな。
彼らが「超絶うまいプロだから使いこなせる」という意見に一万歩譲って頷けたとしても、撮影会メインの休日ポトレカメラマンにこれはちょっとススメられないわ。
「スピードマスター」ではあっても、実写するまでの準備時間がかかりすぎる。
じゃあなぜ、僕がこいつを売り払わないか。
理由は簡単。
純正80mmも、コンタ645用80mmもめっちゃ高くて買えないから。
50~60mm域のレンズはないと困る。
F値抑えていいから、富士フイルムでこの焦点域の安いレンズ作らないかしら?
で、最後にまとめ。
もし、このレンズで「お!」って作品が撮りたいなら
・何よりまず、時間に余裕があること
・後ろボケを整理できる場所であること
・逆光には細心の注意を払うこと
・ちょっとは絞ること
は、最低限必要と個人的に思いました。
んーそれにしても。
fp Lの時にもTwitterに書いたのだけれど、イ◯コ氏のいう「欠点」は別に欠点でもなんでもないんだよな。
fp Lのメカシャッターがない
SPEEDMASTERがMFレンズ
は、どっちも「あえて」でしょ。
あざとさのせいで、なんというか色の濃い商業イメージがついてるようにも思うんだけど、多分きっとソレは、僕が歳をとりすぎて斜めからしかモノを見られなくなったせいなのでしょう。
あの純粋だった「中一時代」
SPEEDMASTERを使って思い出すことにしょっと。
お後がよろしいようで。
Model : 伊倉エリナさん
愛と平和はどこにあるのか?
くっそ〜。
前回「次からカメラレビューするね」と書いたのに、また違う方向に行っちゃったぜ。
あ、あらごめんあそばせ。「くそ」は言葉が汚いですわね。
排泄物〜(以下省略)。
てな冗談はさておき。
TM21 写真展 TOKYO MODELS2021
プロの招待カメラマンと、選抜されたアマチュアカメラマンが一堂に集まった「ポートレートに特化した」写真展が現在、ギャラリールデコで開催中です。
参加するアマチュアカメラマンや、その写真のモデルさん達の熱意はTwitterでも感じていました。
ところがね?
なぜか出展するアマチュアカメラマンやモデル以外のところでイベントが「燃える」の。
(もちろん、熱意のせいじゃないよ)
ある招待プロカメラマンは4月も終わりになってから「締め切りの手違いで自分が満足できる新作が撮れないから出展できない」と参加を途中辞退したのだけど、ただいま期日ドン被りでご近所にて派手に個展やってるのよね。
僕、思うんだけど。
招待カメラマンに選考期間などないし、そんな“締め切り”なんてあるんかいな?
逆に締め切りまでに撮れて展示できてたら、渋谷と六本木で在廊掛け持ちするつもりだったんかいな?
単なる「ダブってごめんなさい」案件じゃないのかい?
また別の招待プロカメラマンは「TOKYO MODELS2020の出展作品の過半は“落第点”だった。今年はさてどうかな」という内容のツイートして炎上→削除。
上から目線もいいところだけど、そう書けるほどの圧倒的実力差があるなら、消さずに突っ張ればいいのに。
そして昨日。
どっかのプロカメラマンが「見に行かねえ」と書いた(これもこれでどうかと思うが)のに運営が反応して「自分より上手い作品を見たくないんだろ、ちっちゃいな笑」という内容のツイートをしてこれも炎上→削除。
言われていい気持ちがしないのもわかるけど、もう少し違う捉え方はできなかったのでしょうか?
「見たくないというあなたも、きっと来たら気が変わると思うからお待ちしてます」とか、「ちょっと悔しいのでそれを逆にイベント成功へのエネルギーに変えます」とか。
傲慢さと稚拙さしか感じなくて…びっくり。
そうね、市民マラソンの大きな大会に例えるなら
招待ランナーが「コンディションが整わないと大会参加者に失礼だし自分に納得がいかない」といってキャンセルしたと思ったら、大会と同じ日に自分の名前の冠がついたマラソン競技会を主催していたり、「去年は、歩いてんの?なタイムのやつばっかが走っててがっかりしたけど今年はどうなの?」と嘯いたり、「俺はこの大会出ないしテレビも見ない」と言ったランナーに公式ツイートで「おっせーからな笑」と書いてしまう…そんなとこですよ。
一般参加のランナーはみんな純粋に、いっしょに走るのを楽しみにしてるのに。
そんな不健全な大会なんて、ないよね。
なのに、マラソンではなく写真の世界にはそれが「ある」と証明してしまった。
カメラ雑誌もバタバタとなくなって、カメラも売れなくなって、この世界全体が縮小しつつあるのに、アマチュアをリードすべき立場の個人・団体は、お山の大将をいまだに気取っていられる、と。
あーつらい。
こんなドメスティック村社会な写真世界に、愛と平和はいつ訪れるのだろう?
と感じた昨日の出来事でした。
さて、気を取り直して今日は撮影会にいくぞ!
充電とぉ、SDカードぉ、レンズも本体もチェックOKっと。
次の記事こそ、撮った写真でカメラプレビューだ!
(前向き前向き〜♪)
最後のニュース
お元気ですかぁ〜?(セフィーロのCM風)
ここ何投稿か、歌に絡めたタイトルでブログを進めてきました。
が今回で一旦、その最終回とします。
というのも、メインのカメラを変えたのでレビューをしたいのと、あえてのアンチテーゼを張ってても、そもそも「信者」には全く注意喚起にならないと悟ったため。
そう、メンヘラと同じで「堕ちたひとはもう救えない」のですよ。
そこで、最後っ屁として
「エビデンス貼っとくね」
というお話。
「最後のニュース」だからって、このブログが最終回じゃないですから!
まだ採算化もしてないのに(する気?)。
さて。
書く前にこれだけは断言しておきます。
いい加減なことを書いているプロに嫌悪感を感じたとしても、その作品まで貶そうと思うところはこれっぽっちもありません。
リスペクトは常に持つべきです。誰の写真に対してもそうですが、特に人気の写真家が作り上げる世界観なら尚更、それは何かしら人を惹きつける要素があるからで、そこを否定するつもりは更々ありません。
ただ彼ら(男性ばっかだからよぅ)のSNSでの言語による発信は
最大限好意的にみても「誇張」。
普通に言って「嘘」
悪く言えば「害悪」に他なりません。
信じちゃダメ、ゼッタイ(前も使ったな)。
エビデンスその1。
まずこれ。
作りこみでない
— HASEO@東京個展「未来への贈り物」略して100ドン展 6月23日~7月12日に開催できたらいいな (@haseo0409) 2021年5月29日
普通のポートレート
私は、モデル任せにせずに
モデルの頭蓋骨の形に合わせて
光の向き
顔の角度、目線、ポーズ
全てミリ単位の指示を出し撮影しています
美しく撮る
そう決めて撮ってます pic.twitter.com/D5P18hk6pE
美しい写真を紡ぐセンスと技術をお持ちなので、非常にもったいないと思うのですが
「ミリ単位」の指示出しをどうされるのか、ちょっと興味あります。
物差しとかノギスで測るの?
屋外でそのようなことをしていたら、太陽の位置が変わって光が変化、花は花びらを飛ばし、風向きも変わり、空を雲が覆いかねず、ベスポジはベスポジでなくなるのですが。
「そういう覚悟で」くらいにしておけばいいものを。
じゃあさ。
仮に上の写真が、おっしゃる通りミリ単位のポージング指示だったとしましょう。
そんな繊細な彼なのに
ヘッドアクセも生花で製作
— HASEO@東京個展「未来への贈り物」略して100ドン展 6月23日~7月12日に開催できたらいいな (@haseo0409) 2021年5月29日
流木を繋ぎあわせたオブジェに生花のダリア装飾
羽根を投げて撮影しました pic.twitter.com/NXKU65dOrE
なぜ左端の絵画のガラスカバーに照明(天井の?)の映り込んでいるのがわからんの?
「それも計算のうち」と言われたらそれまでですけど。
写真って、ライブ感が大事だったりするじゃないですか。
あ!この瞬間の羽の散り具合サイコー!!って。
そしたら、細かいことなんて気にせずシャッターを切るのが本能、みたいなもの。
だから、このくらいの愛嬌があるほうが親近感も湧くじゃないですか。
そこを気取って「完全無欠」みたいな表現にするから矛盾が生じる。
ちなみに。
モデルさんはこういうご意見だったりすることもあるので、HASEO氏こそが正しい、というわけではないことだけでも知っていただきたく。
すっと一歩引いて相手を整えるタイプのカメラマン、北田さんもそうだな。相手の領域に立ち入ったりせず、相手をどうにかしようとは絶対にしない。常に人の思う何倍かの俯瞰の位置に立って、相手がしたいようにさせてあげられるように、自分の方を添わせる。だから被写体の方も見る側も、気持ちいい。 pic.twitter.com/TI4uz6cCz9
— Misaki Nara (@____misaki_____) 2021年5月28日
みんな違ってみんないい、なんだよ、と。
2021年10月16日追記:
この方、反射に関しては案外無頓着なのかもしれません。
大切なモノを守るためなら
— HASEO@リアルポートレート11回目・10周年 11月2日から (@haseo0409) 2021年10月15日
他人に嫌われても構わないと思っているし
写真展で
批評や感想ではなく
モデルさんや参加者の方が目の前で侮辱されたら
そこで怒らないと主催者としての資格は無いと思ってる
大切なものは大切に pic.twitter.com/7StJ7QfgBd
何にお怒りかは存じ上げないが、とりあえず「写り込みが激しい」。
そんなに大切なものを守りたいなら、せめてモデルさんが文字通り体を張った作品の写り込みくらいチェックしないものなのか。
釈迦に説法なので対策は書かないけど、少しの工夫で防げまっせ。
エビデンスその2。
ミスリード
必ずしも顔全体を写す必要がないのが写真。フォトグラファー達よ、遠慮するなかれ。モデルさんも顔面ばかりの写真送られてくることに飽きてるかもしれないぞ。こういう写真も混ぜなさい。 pic.twitter.com/h2rvVqFfVP
— shinya takahashi (@_st_1972) 2021年5月28日
一見正しく思ってしまいがちだよね。
でも、この写真を見て文を読んだあとの「写真塾」の生徒さんが取る行動って、大体読めませんか。ポートレートのうち何枚かはパーツアップの写真を「撮らなくちゃ」という行動に駆り立てられて、逆にモデルの真のチャームポイントが見えなくなるというパターン。
だって
「混ぜなさい」
って、命令形だからさ。
モデルさんのチャームポイントを見極める審美眼を養い、それをより美しく撮るための技術がつき、撮る側と撮られる側の意思疎通ができて初めて、美しいものに仕上がるのがこういう写真ではないでしょうか。つまり高橋氏はそれができるということ。
惜しむらくはそれを身につけるのに苦労がなかったのか、或いはその過程を忘れたか
「こんなん撮ったらフツーの写真ばっか送られてくるだろうモデルも喜ぶで、お前らもこのくらい撮れや」としか書かないので品性や優しさを感じない。
あと
「フォトグラファーたちよ」って。
控えめに言いますが…何様?
最後に。
昔話を引用します。
高峰秀子さんという俳優さん(日本初のカラー映画に主演された方です)が、土門拳さんと木村伊兵衛さんにそれぞれポートレートを撮られた時の印象が書かれているところをお読みください。
撮影スタイルも写真の雰囲気も全く正反対ですが、どちらも高峰さんを美しくお撮りになっていることに違いはありません。だから
「どの写真が正しい」とか
「どのやり方は間違ってる」なんてことは決してない。
デジタル時代になって、いっそう自由なアプローチが可能になったのですから、安易に誰かの意見に100%自らを委ねるような撮影者だけにはなってほしくない、それがこれから写真を趣味、あるいは職業として始める方への、最後のメッセージとします。
あああ、そうだ。
この曲についても書きますね。
今でこそ椎名林檎&宮本浩次、米津玄師、桑田佳祐etc.といったスターがニュースのEDに楽曲を提供していますが、その元祖ともいうべき曲がこちら。
湾岸戦争の映像をバックにこの曲が流れると、なんとも言えないリアリティで迫ってくる圧力がすごかった思い出があります。
聞くところによると、昔井上陽水氏が大麻で捕まった際に、筑紫哲也氏が「罪は罪」としつつ、大麻合法の国家も存在する点や「歌そのものに罪があるのか」というオピニオンを展開して以来の縁で、10数年後にニュース23でのタッグが実現したのだとか。
昨今の流行りとはちと重みが違う。
歌詞を読むと完全に「フォーク」。
「カニ食べ行こう〜、ハニかんで行こう〜」と同じ人が作ったとは思えません笑。
歌の映像も貼っておきます。
つーわけで。
次回からは新たなる愛機たちを使ってみてどうだったか?
の記事を書いていきますので、お楽しみに。
(いつもお読みいただいている何人かの方…ああああーん!嬉しいよぉ、見捨てないでね?)
お、今もう2:18だ。
それでは、おやすみなさい。
「今あなたに、Good Night♪」
2021.7.23追記
とりあえず
さぁ、今日もスタートです!#Shinya写真塾#関西自主練 pic.twitter.com/CBd5hZ3mkl
— キートン福永/22-24中部地方 (@keaton_fukunaga) 2021年7月18日
写真塾では
床の間に上がってはいけない
という一般常識について注意しないどころか、その様子の写真をを堂々とTwitterに貼っちゃうようです。仮に僕が講師なら激おこぷんぷん丸(死語)ですけどね。これじゃベスポジのためなら線路に立ち入る撮り鉄とかひまわり畑を踏み荒らす風景写真家と何ら変わらんもの。
怒らなくてもいいけど最悪、注意して下させようよ…。
現場の講師も監督講師もそのままこの写真をスルーって、そのあたりの意識が決定的に不足してるんだなあとしか。