Happy Half Year!
探すとあるものなんですね。
「半年記念日」なんて歌はないと思ってました。
ところが、恋愛ソングの神様は完璧にカップルの記念日ソングを用意してましたよ。
この辺は単純に、恋愛と縁遠い私めがたまたま見逃していただけで、CMソングにもなっているので意外とポピュラーなのかもしれません。
と、そろそろ本題です。
いやほんと、半年って短いんですよ。
今2021年1月なので半年前は2020年7月です(本当だったらオリンピックのあった月)。
ところがその7月からわずか半年の間に、無名の女の子から週刊誌グラビアページを何誌にもわたって飾り、DVDも発売されて一躍大注目になった方がいます。
原つむぎさん
…もしご存知でなかったら、今のうちに覚えておいてください。
あ、推しの話をするわけじゃないので。
僕は撮影会所属だろうがフリーモデルだろうが、誰かに偏って撮ることはないので「推し」はありません。
んでね。
遡ること半年前、こんな写真を見たんですよ。
(予約開始!)11月4日に丸の内ストリートにて撮影会を開催します。11月4日(水)原つむぎ・屋外撮影会 https://t.co/T1fOGkr7re pic.twitter.com/da07AQUFMQ
— ハートフル撮影会(モデル募集中) (@heartful01) 2020年10月26日
これは11月の募集ですが、7月も同じ写真でした。
なんともパッとしない宣材(本当にすみません!)と、他のコはみんな撮影会のお客さんが撮ったであろう可愛いorセクシーな写真を載せている中「なんじゃ?この大の字は???」的ノーテンキでカケラも色っぽくない全身カット。
これだけなら絶対「この子を撮ってみよう」などと思わないのですが、紹介の一文が目を引きました。
「ミスFLASH2021エントリー セミファイナリスト」
は?マジ?
さっそく彼女のエントリーページを見てみたのはいうまでもありません。
あ、かわいいじゃん。
なんだ、写真で損してたパターンか!となったら、撮ってみたくなりました。
確か3~4部あるうち1枠しか埋まっていなくて、撮影日前日でしたが余裕で予約完了。
当日東京駅で実物に会ってみると…ちょっと他とはもう違うんです。多少彼女が年齢的にお姉さんというのもあったのですが、それにしたって立ち姿が別格で。
撮影結果は大収穫でした。いわゆる「撮れ高」ってやつですね。
その後の活躍は僕が書くまでもないのですが、一応説明しますと。
ミスFLASH配信バトルでのありとあらゆるボケまくり&素直すぎる受け答えがウケてファンが急増、惜しくもファイナル進出はなりませんでしたが、水着撮影会へ参加し始めると枠が瞬時に埋まる(平日も休日も関係なし!)人気のモデルさんになり、ついにはキスカの表4(リバーシブルで表1にもなる!)や老舗の週プレへのグラビア掲載、そして1stDVD発売に至るわけです。
ちなみに、ミスFLASH2021は1/6現在まだ決定していません。案外、セミで落ちたのが怪我の功名だったかも(そして講談社は大魚を逸しました。なんか選考がインチキくさいとこもあったしさ…)。
関西出身で活動の中心も関西にあるため、関東での撮影機会がそれほどないのと、撮影枠が現在争奪戦状態のため、夏に2回撮ったきりなのが非常に残念です。でもそれ以上に、たった半年(以下)でここまでの存在になった原さんの出発点を撮れて、本当によかったなと思っています。
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彼女が人気なのは、確かにHカップバストに依るところが大きいのは否定しません。ただ、それだけだったら「撮影会で食べていけるようになりました」止まりだったはず。
それに加えて、その人間性に惹かれるからあんなにみんなが推すのだ、と僕は勝手に結論づけています。
今回はカメラとか写真の話とはちょっと違ってしまいましたね。
実をいうと今日は原さんのお誕生日なので、なんかちょっとでも応援できたらなって。
え?じゃあHappy Birthdayだろうって?
そうなんだけど、それじゃ冒頭部が純烈になっちゃうじゃん。
お粗末。
買ってはいけないカメラ2021
お恥ずかしい限りですが、お正月に今更の「MIU404」を観ました。
家事を手伝いながら飛ばし飛ばし、しかも朝4時から放送開始だったので1~3話は見逃しまして笑
そうそう、フォンチーさんが出ていらしたのですね!
彼女の出演回、本当は外国人技能実習生の置かれた極限的状況を描く悲しいお話なのですが、ラストで彼女が伊吹刑事手作りのもんじゃ焼きを食べてにこやかに旅立っていく、その笑顔に「きゅるん」としました笑
やっぱりアイドリング8号は伊達じゃないですね。
自転車を漕ぐ真横からのカットで、当時から言われていたナイスバディがいまだ健在であると確信しましたよって俺、どこ観てんだ…。
前回の森口博子さんといい、セクハラもいいとこですわ。
というわけで、今回の曲はこれ。
…カラオケで外さずに歌える40代以上の方ってこの世に存在するかしら?
むじーっ!
さて本題です。
昨年議論の渦を巻き起こし…てない、全然見向きもされなかった「買ってはいけない」ですが、それでも僕のブログ内では読まれた方の記事でした。
なので、蛮勇を奮ってまた書きます!
今年はコレ
理由は簡単です。
性能に比べて市場価格のバランスが悪すぎるから。
2013年の終わりに発売され、センサーはD4と同等であるものの、それ以外のデバイスやファインダーなどの光学系はほぼD610。
現在そのD610の中古市場価格は5~6万円ですが、Dfは並品でも13~4万円程度出さないと買えません。この価格差がちょっといただけない。オールドレンズの母艦としてDfは適していますがそれはNikon Fマウントレンズに限った話で、あとくっつくとしたらフランジバックの長いM42くらいです。
それでも少し前まで(昨年秋まで)は、Dfも10万円前後で入手できたのですがね…例の秋篠宮様が親子でこのカメラを操作している映像が世に出るや、価格が跳ね上がってしまいました。
悠仁さま熱心にカメラ談義…皇室ちょっといい話(5)(2020年9月6日)
そうでなくてもD610との価格差があったのに、DfはなんとなくPAOやBe-1を連想させます。
まあいいんですよ、昨年のEOS 5D MkIIよりは。
Fマウントのオールドレンズ愛好者は多いのですから、本当は後継機があってもいいような気はするものの、今のNikonにその遊び心をプロダクトにまで昇華できる余裕はないと思いますから「レガシーを味わうのにはこのカメラしかない」という、購入の大義名分が立ちます。
で、今年はもう一台ありまして。
Dfほどではないにしろ、価格と性能のバランスが悪い例はこのカメラもそうです。
カタログスペック上は今の基準で見ても遜色はないのですが、やはり発売から4年以上経った販売終了品のm4/3ミラーレスのボディが10万円程度、というのは高い。
たまにこのカメラの「スタイルに惚れた」といってデジカメデビューで購入する初心者のSNSを見かけることがありますが、購入を勧めた側は本当に心の底からそう思っているのでしょうか。
【OLYMPUS PEN-F】赤羽景子使っているカメラを紹介
単焦点ペッタンコレンズをつけた時はグッドルッキングなものの、明るいズームや望遠系、フォクトレンダーのF0.95シリーズといった、鏡筒が長めのレンズを装着すると途端にバランスを崩すのですよね。
また、バルナックライカを意識しすぎた「なんちゃって」が興を削ぐのも欠点のひとつ。低速シャッターダイヤルを模したカラーモード切り替えダイヤル、フィルム送りっぽい電源スイッチなど、完全に見た目がフェイクライカなのに名前は往年のハーフ一眼レフ名機「PEN F」という笑えないジョークが米谷イズムを損ねているように思えてなりません。
E-P5まではフラットトップだったのに。
僕はデジタルのPENがなくなって欲しくないし、もし最期がPEN Fなのだとしたらもっとがっかりします。ですので新会社には、頑張って初心に立ち返った後継を作って欲しいと切に願っています。
そんなわけで、ちょっとばかり今年は「ピース」ではない文体になってしまいましたね。
でもラヴには溢れているので、そこはわかっていただけると嬉しいなあ。
「愛し合うように喧嘩しよーぜ♪」ってことで。
へへ、うまくつながったでしょ?(自画自賛)
水の星へ愛をこめて
さて、残るはSD Quattro Hについてです。
なんでこのカメラを使い続けるのか?の前にこの曲をどうぞ!
んとね。
このジャケットには違和感あるけど、まぁいいや。
古谷徹さんの「ガンダムやると食いっぱぐれがない」という名言がありますが、主題歌も同様で、バラドルとしての一線を退かれた後も森口さんを歌手として拝見できるのはこの歌あってこそ。大好きなんですよね…こんなにしっとりした曲調のガンダムOPって、この曲くらいじゃないですかね?
ちなみに。
森口博子さんの水着写真を覚えていらっしゃる昭和世代もまだかなりいらっしゃると思いますが、この絵ほどではないにしても、相当にグラビア映えするスタイルをお持ちの方でした。
さて本題に入ります。
【SIGMA SD Quattro Hを使う理由】
1.はfpと共通なので割愛します。
2. FOVEON X3搭載の最新機だから
2021年1月現在、SD Quattro Hはフォビオンセンサー搭載機の中で最新最強です。他の選択肢がない以上、経済的に追い込まれでもしない限りは使用し続けたい。
本当はカメラ3台持ちなんて贅沢ですし、fpの高性能に押されて本機の出番は減りつつあります。それでもArtラインのレンズ群とFOVEONセンサーがタッグを組んで生み出す高精細な写真を撮れる、という状態はやはり確保していたいのです。
3. システムを揃えてしまったから
こんな人はほとんどいないと思いますが、電池消耗対策としてバッテリーグリップを買って3個入れていますし、スタジオ使用の際にはACで駆動させています。
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クリップオンストロボも新旧2台持ち。40mmF1.4Artと105mmF1.4ArtもSAマウントです。
これら全てが本体の早期処分を阻んでいます。SLマウントに移行させるにはしばらく時間がかかるのではないでしょうか。
4. 安いから
またまた登場笑。
現在の新品本体価格12~13万円からで中古は10万円以下。中判に匹敵する解像を叩き出すカメラとしては破格の安さです。SAマウントレンズも汎用性のなさから人気薄で、他のマウントより若干安く入手できます。ストロボなんて笑っちゃう…SA-TTL用のEF-530 DG SUPERを今は亡きアルプス堂で購入した時はたったの1800円でした。
カメラのコストパフォーマンスはいろいろな見方ができるので、一概に他のカメラと比較はできませんが、安価に組めるシステムであることは間違いありません。
というわけで、今回の結論としては
消極的な維持運用ではあるが、一応システムとして完成している。今年もしFOVEONフルサイズ機が出たらfp共々売却予定
という何だか煮え切らない感じなのですけど、それだけ新しいカメラに期待をしているということの裏返し。その発売まではSD Quattro Hを使いますよ。
ところで
SD Quattro Hが「水の星より愛を込めて」にどう繋がるのか。
この曲がOPテーマだったアニメ「機動戦士Ζガンダム」の主要キャラとして、前作の「機動戦士ガンダム」に登場したシャア・アズナブルが「クワトロ・バジーナ」という偽名で再登場します。
ま、シャアというのも偽名なのですが(木戸孝允かよ笑)。
しかも、彼の乗るモビルスーツが物語序盤、プラモデルでも大変人気のある「百式」に切り替わります。クワトロのHyakushiki、つまりQuattro Hだな!
と、ガノタである僕はつい思ってしまうわけです。
え?苦しいですかねぇ?
僕には全然普通につながってますけど笑
未知のカメラ、FOVEONフルサイズ機
「お〜まえにあいたいよと〜♪」
次回はもっと万人に刺さりやすくします。
「直撃、させるっ!」(無反省)
フォルティシモ
前回の記事でfpのマイナスポイントを書きましたので(どうでもいいですがマイナポイントってマイナスっぽい名称、誰が考えたのですか?)今回は「ならばどうして1年以上使っているのか」についてご説明するために、fpが良いと思う点を3つ挙げます。
ではここで一曲
「タタタータタタータタタラッター」というシンセのイントロだけで「おっ!」と反応してしまいます。この曲に限らずハウンドドッグで印象的なのは、魂を震わすような大友康平さんのシャウトですけど、デビュー当初は「浮気なパレット・キャット」のような軽めのロックンロール調だったのですよね。
いつのまにかの路線変更が大成功のきっかけ?なのでしょうか。
で、なんで「ff フォルティシモ」なのかって?
(オチてない!とか言わないで。本人が一番苦しいんだから)
ちなみに:
前も書きましたが広瀬香美さんの歌う「ピアニッシモ」という歌もあるそうです。
では本題。
【SIGMA fpを使う理由】
1. SIGMAだから
実は僕、過去に所有していたSIGMAのカメラは5台ありまして、SD14、15、SD1m、DP3m、SD Quattroと、かなりディープなユーザーです。
今はfpとSD Quattro Hの2台。
最初にSD14という非常にマイナーなカメラを購入したきっかけはやはり、ユニークな FOVEON X3センサーの吐き出してくる写真の解像感に衝撃を受けたからでした。
(その頃は情報も少なく、maroの雑記帳を読み漁った記憶があります。感謝!)
ところが、代を重ねるうちにセンサー以外の魅力が…SIGMAのプロダクトデザインが非常に秀逸になってくるのです。
例えばSD1 Merillの一眼レフとしての質感。
或いはArt、Sports、Contemporaryのカテゴリに分けられて以降に発表されたレンズの外観・手触り。
どちらも以前と比べて革命的に向上しました。
昔の「フィルムを入れる暗箱」だった頃のカメラと違って、決して大規模ではないメーカーが、ライバルと伍する価格帯のデジタルカメラを作り続けること自体かなり難しいことは、カシオ、京セラコンタックス、セイコーエプソン、東芝、コニカミノルタ、アップル、コダック、GE、サムスン、マミヤOP etc.と、世界に名だたる企業が次々カメラ事業から撤退しそしてまたオリンパスも…という事実が示してます。
そんな中「MADE IN JAPAN」で奮闘しているSIGMAみたいな会社を応援したいなーと思って使っていたら、性能が上がったばかりかデザインまでカッコよく生まれ変わって「所有する悦び」もついてきた、というのが今SIGMAのカメラを使っている最大の理由です。
あと、赤字解消のためという理由で全カメラ雑誌から広告を引き上げて、アサカメと月カメの息の根を止めたどっかの非情なメーカーと、そこに全部とは言わないまでも広告を入れるSIGMA、どっちがアマチュアカメラマンの味方か…ってのもあるよねー的な笑。
2. 画を気に入っているから
欲を言えばキリがありません。僕は理想の写真のためなら2~3kgくらいでカメラが重いなんて思わないので、PHASEONEのIQデジタルバックを使いたいくらい。
ですがお金がない。よしんばローンで本体が買えてもレンズが買えない!
最低フルサイズで2000~3000万画素クラスのカメラを全部お試ししてから決めたいのは山々ですがそれも無理なので、あくまでもごく限られた経験の中このカメラの出す画に「満足している」という程度で読んでください。
と書きつつ。
SIGMA純正レンズの高い性能とマッチした画質は、あれだけX-H1とフィルムシミュレーション好きだった僕の未練を完全に断ち切るのに十分すぎるほどでした。画素数が違うので完全比較はできないですが、少なくとも過去所有したフルサイズ一眼レフ(EOS5D MkII、EOS 6D、D600、α7II、α7s)のどれより確実にクリアーで色のりの良いデータですし、4000万画素のPENTAX645Dと比べても遜色のない解像感があるので、fpはサブカメではなく完全に併用しています。
3. 安いから
また出ましたね「安い」。
本体が20万円で決して安くないことは既に書きました。
ではレンズはどうか?
NikonやCanon、SONYの各高級レンズの半分に近い価格でSIGMAのArtラインは買えます。中古だともっと差がついて、単焦点高級レンズで10万円を超えるのは、明るい広角レンズの一部や受注生産の135mmf1.8だけといった状況のSIGMA。当然TAMRONや中華レンズといった選択肢は消えますが、それでもよりどりみどりで選べるレンズ群が比較的手頃な価格で手に入れられるのです。
Artライン以外にも、より安価で面白い焦点距離のiシリーズレンズなど、CanonやNikonのミラーレスでは現状不可能なレンズ構成がリーズナブルな価格で組めるのですから、fpはトータルのコストパフォーマンスに優れたカメラでもある、ともいえるのではないでしょうか。
また細かいことですが電子シャッターは消耗がありません。メカシャッターの寿命で交換をするとかなり費用がかかるため、それを回避できるという意味でも、fpはお得かな〜と思ってはいるのですけど、将来電子シャッターの使いすぎでセンサー交換になる可能性もゼロではないので、これはお話程度に留めておきます。
さて。
こう書くと身も蓋もないのですが、ここまで書いたことはあくまで個人の感想です。
逃げでもなんでもなくて、もしかしたら僕のまだ触ったことのないカメラが実はあなたにとって一番フィットする可能性もあります。
ですからこの駄文を読んでも「おおおfpすげー!買うぞ!」と結論を急がず冷静に考えてくださいね。
ただ、万能選手ではないもののこれだけコンパクトなフルサイズミラーレスができたことで、フィムル一眼レフとほぼ同じ手軽さでの持ち歩きが可能になったばかりか、動画撮影のベースやWEB会議カメラ!など、使う側がさまざまな活用法をインスピレーションし提案するまでになりました。
これはfpの大きな功績です。
撮影以外の機能を絞って重さと大きさをそぎ落とした
全集中カメラの型!
じゃなくて。
「自分のアイディア次第でいろいろに使える唯一無二のフルサイズミラーレスカメラ」
というfpの特長をご理解いただけると幸いです。
結論:
だから使ってるのさ、だって楽しいじゃん!
からの
(SIGMA)愛が全てさっ。
毎度まいど
全然読まれないのによくオチを考えるよね…。
違う、そうじゃない
前回PENTAX645Dのことを書きましたので、今回はSIGMA fpのことについて…
では今日の一曲、どうぞ
この曲はもはやSNS上で「ネタ」扱いされていますが、リリース当時は新鮮な印象でしたよ?
一拍踏み込んでからキレキレで「違う違う、そうじゃ、そうじゃなーい」とくる冒頭部が、シティポップの進化を感じさせたというか。だから曲も聞いてね笑
【SIGMA fpを使う理由】の前に
なんか、今でも評判がいいのですよねfp。
SIGMAのカメラらしくない(苦笑)。
FOVEONセンサー搭載機のことが書いているブログなんて、全部が全部ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんネタですよ?
「買うなよ?絶対買うなよ?買ったら大変な目に遭うからな!」
と書いておきながら「じゃああなたはなんで使ってるの?」と突っ込みたくなるような、超絶シャープな風景写真やマクロの作例があったりするのが通常なのに、fpったら!
それだけに、たまに「ここがダメ」みたいな記事もあるのですが。
それが「違う、そうじゃない」なんだよな…。
マイナスとして指摘されるのは主にこのあたりなのですけど
・電子シャッターのローリング歪み
→他のカメラでも起きる
・手ぶれ補正がない
ですよ。
なので、fpがダメならD780もEOS5D MkⅣもダメ。
電車はLEDのヘッドマークや行先表示に同調させるため、わざとローリングが起きないくらいのSSで撮ることもあるので、案外fpの苦手分野は少ないのです。また少しの歪みならPhotoshopにローリング歪みの修正項目もあるので修正可能ですし。
Wi-Fi機能がないのも、バッテリー容量を考えたら逆に英断かもしれません(もともとSIGMA製カメラは全てWi-Fi機能がないですけど)。例えばGRIIIでWi-Fiを常用する人って、かなり少ないと思いますよ?なんでも入れて大きくなるくらいなら、後付けOPにして割り切ろう的発想がスタートのカメラなのですからね。
そうそう、ずっと言われ続けているのがEVFのないこと。
Twitterにも書きましたが、
これを見ても「絶対必要」って言えますかね?
元々EVFありのα7でマニュアルのフォーカシングをしてたって、使わない人は使わないのです(ちなみにもろんのんさんは写真で仕事をされています)。
昨年有楽町であったSIGMAのイベントで、山田久美夫さんが外付けEVFについて「いつ売るんだ、価格はこれ位にしてくれ」と質問?され、売り言葉に買い言葉なのか会社も「売ります」と回答されたので気を揉んでいましたが未だ気配はなく…あたしゃ安堵しております。
悪いこと言わない、売れないから作らないほうがいいって。
そういや、今も思い出すんですが。
fp発売時に某「フォトテクニックデジタ○」誌でポートレート撮影のインプレッションを2人のカメラマンがやってましたが、あんな評しかできないならオレにやらせろ!って憤っているヤバいオッサンがここにいます笑
レンズシャッター付レンズを発売しろだとぉ?
なんでLマウントの、しかもfp専用レンズを出さなきゃいかんのよ。会社潰す気?
手ぶれ補正なしのSS1/15でもブレずに撮れますから。
EVFにしろレンズにしろWi-Fiにしろ、みんな勝手なこと言ってますよね〜だから繰り返すけど
「違う、そうじゃない」んだってば。
本当のSIGMA fpのマイナスポイントは、あえてこのカメラが切り捨ててしまった以外のところにあります。
1. ボタン配置
その形状ゆえに操作ボタンとダイヤルの配置が、他のSIGMA製カメラと違うのです。
なので、旧来のSIGMAユーザーは慣れが必要になるのですが、そうではなかった人でも、本体下部のMODEスイッチが誤って触れてしまいやすい位置にあるため、グリップ購入などで改善しないと不便に思うところはあるはずです。
2. タッチ液晶
タッチにするくらいなら、もう一段高精細な背面液晶にしてほしかった…等倍ではこの液晶を見てガチピン合わせするのは難しいですね。
また45mmキットレンズでタッチを使ってみましたが、ポートレートで「お、これは感覚的に使えるぞ」という瞬間は一度もありませんでした。あれからファームのVer.が上がっているので、こっそり改善してるかもですが。
3. センサー
画質は文句のつけようがありません。
それだけに、像面位相差にしてくれればもっとよかったのに…AF速度が2020基準からするとまだ遅めです。AF-Cで被写体ロックすれば、激しく動いても一旦フレームアウトしてもずっと食いついていく、なんてことは絶対ないので、そういうのを求める方はソニーかEOS R5/6をお勧めします。
4. シャッター
音がショボければ(電子シャッターなのでスマホと同じサンプリング音です)ボタンもなんだか「どこまで深く押したら撮れるの?」と一瞬変な感覚に陥るショボさ。
フジX-H1を使っていた身からすると、とてつもなくがっかりしています。
と、ここまで書いた1~4までの欠点は、カメラの質感・触感・手に馴染むといった、カメラに求められるガジェットとしての価値を損なうもので、トータルすると「これで20万?高っけぇ!」と感じてしまうのです。
うおぉ、ネガ項目書いてたら2000文字を超えてしまった!
ばんばひろふみさんの「sachiko」みたいな配分にならないよう(また昭和歌謡笑)、ちゃんと自分が今でも使い続ける理由も同程度書きます。
ということで、すみませんがそちらは次回の記事とさせてください。
では。
理由
あけましておめでとうございます
本年も10回/日くらい読まれる零細ブロガーとして裏街道を歩いていきたいと思いますので、読者の皆様どうぞお見捨てなきよう。
細かいですがブログ名を「2021」にしました。
LOVE2000みたいなのもいいんですけどね。
愛はどこからやってくるのか?
自分の胸に何十年も問いかけてますがちっともわかりません笑
来ないんだもん!
ですので、せめてアップデートだけでも。
さて新年一発目のブログはこんな歌から
渋いねぇ…。
おっと、昭和歌謡を聴いてしまうと感傷に浸ってしまっていけねえな。
本題に入ります。
今回は、僕がなぜ2021年にもなって
・PENTAX645D
・SIGMA fp
・SIGMA SD Quattro H
という「不便なカメラ」を使うのか?の
「理由」
について書きます。
(SIGMAの2台は現行品…すみません)
【PENTAX645Dを使う理由】
1. 絞りコントロールの醍醐味を味わうため
僕が中判を好きなのは、センサーが広くて絞りの効果をダイナミックに反映できるのが第一の理由、と言っても過言ではありません。画素数ならフルサイズの方が上の機種もありますしね。
今、写真を撮る時にフォーカスや露出をカメラ任せにしてもほぼ大丈夫なので、ここでカメラマンの力量の差はあまり出ません。
フレーミングは確かに大事ですが、これもトリミングが可能。手振れも強力に抑えてくれますし、暗所撮影も問題なし。ストロボさえもTTLがいい仕事をしてくれるようになってきました。ですので、設定を除けばあとは絞りのコントロールこそが、撮影する瞬間で最も力量を反映させられる点じゃないか?と個人的には思っていまして。
絞りひとつで被写界深度だけでなく、滲みや周辺の流れ方、光源の形や光芒の出方も制御できる(ついでに限界SSも)と思うと、やはり開放からバッチリシャープなAPS-Cやm4/3よりもこちらを取ってしまうのです。
2. みんな大好き、Kodak CCDだから
実は、僕自身そんなに「コダックのCCDだから」というこだわりはないのです。写真の色は映像エンジンが決めるんでしょ?
でも、そんなにみなさんが有り難がるのなら、オリンパスやライカの小さいセンサーより画素数が高くピッチにも余裕のあるこいつで撮るほうがより「ありがたみ」が増すと思いまして笑。
ところが、645D使ってると公言してもあまり反応がはかばかしくないのですよね…。
E-1には「お、オリンパスブルーキレイ!」、M9には「M10にしないって、こだわってるね〜!」といった賛辞が浴びせられるのに、なんでかな???
3. 安いから
中古で20万円を切った645Dはもはやフルサイズ一眼を下回る価格になりました。
それでも本体は「高い」といえますが…中古レンズはズームも単焦点も1万円台からの激安価格。広角、標準、望遠のズームにマクロ1本と150mmか200mmの単焦点をつけても全部で10万円あれば買える?のです。AFレンズがですよ?
MFレンズだともっと激安で玉数も豊富なので、あっという間に必要な焦点距離はコンプできます。
カタログ上の新品価格はメチャクチャ高く、しかもフードがしっかりしていて高級感もあるので、見た目は決して安く見えない。
こんないいシステムあったのね!としか思えないのです。
そりゃフジやハッセルのほうが絶対的に機械性能は上がっていますけど(645Dはどんな高速SDカードを入れようが、RAW書き込みに10秒はかかるカメラです)、4000万画素と5000万画素の差なんて誰もわかんないって笑
そうそう、手ぶれ補正がないので4000万画素だとブレが目立つのではないか?という点については、気合いで解決しています(嘘です。重いのでシャッターボタンを押しても光軸がブレにくいのです)。
銀座松屋で開催中の
— p85f14 (@p85f14) 2020年2月16日
「世界の中古カメラ市」で
FA80-160mmF4.5をGET
カビ玉で激安でした
デパートを出た直後の試写がこちら
ISO400、F11、SS1/30の手持ちですが
ブレてないカットもまぁあったので
(右は最奥をトリミング)
まだ中判を使える腕力は健在のようでした👌#pentax645d#世界の中古カメラ市 pic.twitter.com/f1Dx1B30M0
あ、テスト撮影よりポートレートでの運用実績のほうがいいですよね?
#2020年を振り返る
— p85f14 (@p85f14) 2020年12月31日
今年1年間に撮った写真を
今の好みで再現像して貼ってます
8月続き
振り返りなので
瞳が綺麗なのを強調した
極端な現像にしてみました#ポートレート#被写体募集#モデルさんと繋がりたい #PENTAX645D pic.twitter.com/yu7EJqtHvp
ひとまず今日はここまで
SIGMAについては明日以降書いていきます。
AF/AEコンパクトフィルムカメラをかつて一般的に「〇〇〇〇〇カメラ」と呼んだ時代があった、という話
またか。
それにしても、言い分がよくわからんのだよな〜。
「純粋な日本」企業だと、何が良いのでしょうか?
イマドキ、企業が「100% Pure Japan」をアピールして何の得になるのかがよくわかりません。
あと、比較広告としてライバル企業とそのCMタレントを差別的表現で貶す手法ですけど、これも何のプラス効果があるのかよくわかりません。
「確信犯め、毎度まいど胸糞悪いわ」
としか僕には思えないのですけど、成功者のやることってのは、常識では計り知れないものがきっとあるのでしょう。
さて、枕はこのくらいにして。
今回はカメラと差別のことについて書きます。
カメラと差別?
今となってはそれぞれ一見全く関係ない、「チコちゃんに叱られる」の唯我独尊ゲームみたいな単語の組み合わせにも思えますが、さにあらず。
コンパクトフィルムカメラがAEを搭載、AFも実現し、フィルムローディングもモーターで自動巻になって「シャッターを押せば写る」機械になったとき、人々はこれを総称して「(五文字)カメラ」と呼んだ時代がありました。五文字=上の記事と同じ侮蔑的表現ね。
これがですね、まずいことに世代男女を問わず普通に使ってたのですよ。
そうだな、90年代くらいまでは。
すっかり忘れていたこの事実を、昨日の記事で思い出してしまいました。
フルマニュアルだった頃は「フィルム一本全く写ってない」なんてこともザラだったカメラが簡単に使えるようになったのはとても便利でいいことなのに、なぜそんな表現で言い表されたのか?いまとなっては全くわかりません。
要は、差別表現であってもその意識が一般に薄く、平たく言えば「日常表現」だったのでしょう。
そんないわばカメラの「黒歴史」ともいうべき呼び名は、コンパクトフィルムカメラの終焉とともにすっかり姿を消し、今やその呼び方をする人もいなければ、恐らくそう呼ばれていたことさえ知らない人も多くいると思います。もちろん「カメラ年表」みたいなものにも載らないし、このまま語らずにいれば死語どころか消滅するかもしれません。
ただし、表向きは消えたようでいながら、本当の意味で人々の意識から差別が解消するなんてあるのかい?と、今回の「やけくそクジ」が重苦しい問いを突きつけてきた気がしました。
こんなにあからさまな形で。
くっそー!
ちなみにだな、サントリー(ウェルネスじゃないけど)さんはカメラをこう活用してマーケティングを怠らないのだ。
売れる、売れないをそんな暴論で片付けなさんな。
蛇足ながら、AE/AFフィルム一眼レフには最後までその名はつきませんでした。ということは即ち、コンパクトカメラを下に置くヒエラルキー思想がその当時のカメラユーザーにあったということです。
昔も今も「機材マウント」はあるのですよね…ヤダヤダ。
趣味の写真くらい、平和に行こうぜ。