ズルいよ ズルいね
いよいよ発売直前のカメラ、SIGMA fp L。
現役のfpユーザーとしては興味津々です。
ウリはなんたって「ジオン脅威のメカ6000万画素」(おい)
数年前のCP+にてCanon EOS 5Dsで撮られた5000万画素写真の大伸ばし展示に
「おおおお!」
と感動したあの頃の僕は、あまちゃんだったのですね(反省)。
もはや中判は1億画素、35mmでもそんな画素数が当たり前の時代に突入したということ。
最初に買ったデジタル一眼がEOS30D(800万画素)
最初に買ったデジカメがAppleのQuickTake100(35万画素)
なので、思えば遠くへ来たもんだ…K-3IIIのISO感度上限といい、最近また数字のインフレすげーな。
さて、そのfp Lですけど。
こっから先は僕の単なる僻みだと思って読んでください。
(といいつつ、同じ思いのカメラ好きはいるはずなんだよな)
ねーねー。
個人のメディアでのfp L先行インプレッションって
なんかちょっとズルくないスか?
と、その前に
僕が見ても僻まないパターンはこちら
カメラ量販店のプレビュー
新製品貸出し体験会 2021 Spring
— ゆうき📷カメラ (@yuukicamera) 2021年4月3日
カメラ:SIGMA fp L
レンズ:SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
ソフト:SIGMA Photo Pro
モード:パウダーブルー
この淡い青がとてもとても良い pic.twitter.com/7baPnmxdpK
貸し出し体験会のお試し写真
タッチアンドトライに関しては機会もフェアだし、そもそもシグブラはメーカーのコンテンツへ流すため、Kasyapaは販売促進のパンフみたいな情報という認識です。
それはこのあと出るであろう雑誌メディアもしかり(しかも発売日後だし)。
でも。
個人アカウントでのTwitterやYouTubeに出てるインプはねぇ…。
もちろんメーカーだって上記同様、販促のために貸してるのだろうけど、結果としてはfp L云々より
「俺様コンテンツ」
の拡散促進にしかなってなくない?
それをメーカーが後押しすんの?っていう…その辺がすンごくモヤる。
購入してアレコレいうならともかく、なんかズルい。
あとSIGMAというメーカーは、借りて使った人の意見に「それは違う」と言わない太っ腹なのは良いとしても、fpの時と同様に敢えてメカシャッターを取り去ったことを
“欠点”
と呼ぶのは筋違い!って程度は主張してほしいのよね。
fpの時はフォトテクニックデジタルの記事を指摘しましたが
fp Lで代表的なのはこれ。
ストロボ同調速度が極度に遅い=「光の魔術師」とやらが肝心の魔術を満足に使えないのだから、この組み合わせだとこういう評価になるのもわかりそうなもの、最初っから貸すなよ&借りるなよ〜!
もう、モヤるなぁ。
苦し紛れに繰り出した「カメラ流しストロボ止め」(勝手に命名)も、YouTube画面ならともかくプリントすると変に見えると思う。6000万画素を手持ちでブラしたら、流れる残像が縦だけでなく左右にもフラつくので、恐らく今後同様の作例はあっても「作品」は出ないでしょうね。
それより。
なんでみんなお待ちかねのEVFについて言わないのかしらん。
¥85,000だよ?脇っちょに端子を出したせいで、馬鹿デカくなったよ?
ほれもぅ、言わんこっちゃない。
でも多くの人が「作れつくれ」って言ってたんだから、高くても買うよね?
山田久美夫さんも当然お買いになりますよね?
こういうカメラ好きあるあるの「主観モード」が束になって結局、EVFの開発発売までさせちゃうのって、なんだかなあ。
そうやってメーカー焚き付けながら、いざ発売されると
「オレの欲しかったFVFじゃねえ」
と知らん顔するなら、もう二度とリクエストに乗ってくれなくなっちゃうよ?
このままじゃアルシンドに、なっちゃ〜うよ?(また余計な)
カメラの市場規模が縮小傾向にあるのはみんな知ってるんだし
・集団のわがままで余計な投資をさせないで
(fp用に「EVF作れ」どころか「レンズシャッターレンズ作れ」などと!)
・SIGMAカメラには純正レンズを買って使って
(fpにNocton Classic40mmつけても「かっこよくない」)
・カメラYouTuberはまずカメラ、レンズを買ってインプを
(そろそろ真面目にインプレッションしてよね。それと「ならお前がやれ」って言わないでね。カメラ買うと高いんで低浮上にしかならないから)
・逆に有名カメラマンはもっと最新カメラも使って発信してください
(今更T3やAriaやPENTAX67が売れてもメーカーちょっとも嬉しくない)
じゃないとさ…Nikonがカメラ事業から撤退!
みたいなことが数年後に起きても不思議じゃないってば。
そうなった時、全部メーカーに責任なすりつけるのはマジで
(はい、ここで今回のタイトルにつながります)
「ズルいよ ズルいね」
ちなみにこの歌、さっしー作詞のちょっと耳に残るリフレインが印象的な曲
今回はちょっと僻みから入ってあまり優しい文面ではなくなりましたが、それもカメラを愛するが故。つまり
「イコールラブ」
え〜お後がよろしいようで。
夢芝居
お知り合い以外に依頼してポートレートを撮られたことのあるカメラマンならよくご存知のことと思いますが
モデルさん(圧倒的に女性)とカメラマン(圧倒的に男性)のイザコザは日常茶飯事。
まさに
お〜とことおんな〜ぁ、あ〜やつりつら〜れぇ〜♪
梅沢富美男さんの「夢芝居」みたいですね。
(多少のこじつけ感は許してニャン)
え?そんな歌知らない?
例えがモロ昭和?
はぁ〜「うっせーうっせーうっせーわぁ」
想定読者も昭和で、問題はなし!!
おっと。
久しぶりに書きながら、全然そんな感じの微塵もない不躾な枕にて失礼しました。
メインタイトルはずっとラヴ&ピースなのに。
と、そんなことより
バラエティでの梅沢さんしか知らない方はぜひこちらをご覧くださいませ。
踊る姿も拾ってきました。
あぁきれいだなあ、この頃の舞台を撮ってみたかったわー。
もちろんデジカメなんかない時代ですから、645あたりのフィルムカメラでね。
撮影結果もその場じゃわからない、感度も高くできない、それこそ「ちゃんと写す」だけでも難しかった分、技術の差は明確に出ますから、今よりずっとやりがいがあったろうな?と思って。
さて、話を戻します。
撮影時や交渉時のトラブルが絶えないため、フリーランスモデルの中には自衛も兼ねて、最初からTwitterの固定ツイートやプロフ、ツイフィールなどで「この条件じゃないと受けませんよ」と注意書きをされている方がいらっしゃいます。
ところが。
男性カメラマンで「この条件じゃないと撮らないぜ」と書いている方はなぜかいない。
ごくごくたまに「向こうから撮ってくれと声かけてきたくせに、有償って言ってきた」的瑣末な告発ツイートは見かけますが…。
やっぱり男が撮影条件を書いたり、モデルのいい加減だったり詐欺まがいの行為を言い立てたところで
「条件なんてつけられる立場か」
「スケベ心につけこまれたんだろ?」
と括られてしまうのかしら?
人間性は年齢や性別と無関係、モデルさんにもピンから兄弟…じゃなかった、ピンからキリまでいるのに、おっさんは声をあげられないなんて、
それこそ
「ジェンダーの平等」じゃないですよね?
という観点から不肖私めが先陣を切り
「こういう方はお断り」
と但し書きを掲げようと思い立ちました。
僕もかれこれ3年くらいポートレートを撮ってきている中で出会った代表的にヤバい例を、今回あげさせていただきます。
あーそうさ!
そーだよアホだよ(軟式globe)
全部自分の恥さらしだよっ笑
そうなんですけど、でもこれからポートレートを撮られる方への注意喚起はあるべきと思ったし、やっぱりダメなものはだめなのさ。
以下の例は全部実話なので「そういう闇もある」というご認識を持ってカメラマンそれぞれが自衛していただけたら幸いです。
そして下記に当てはまるモデルの方
うっかり僕が声をおかけした時は
「すみません該当者です」
と名乗って身を引いてください笑。
ではスタート!
ケース1:“不治の病”にかかってしまう方
撮影日が近くなると病気にかかったり、体調が優れなくなる方がいらっしゃいます。
時折スタジオを予約してから「発熱が」とおっしゃる方もいて、生じた金銭的損害に内心憤りつつも心配して「治ったらご連絡くださいね」と送りますが…この場合、完治の報告が来たためしがありません笑
インフルに何ヶ月もかかり続けると、ヒトはどうなるのでしょう?
教えて医学の人。
ケース2:音信不通になる方
初めてDMでご挨拶してから、実際に撮影するまでは非常に時間がかかります。
相互理解からはじまって撮影場所やスケジュール、イメージのすり合わせなどをやりとりするエネルギー消費たるや、土日と夜しか使えないサラリーマンにとってかなり負担なのをご理解いただきたいのですが
「あとは撮るだけ」
という段階に至ってから全く返信が来なくなるケースも多いのです。
料金を先払いしてからの音信不通が2例、番号交換してからの不通も1例あります。まあ、よくよく金を取られるお人好しなアタシがバカなのも確かなんですけど、怪しいのは最初からもうすげー怪しいのです。だって「お金ない」ってのが撮影よりも先にくるんだもの。
ただ僕には、YouTuberさんがたまにやってる「ぼったくりバーへ行ったらどうなる?」的な興味がすごく湧いてしまう悪い癖がありまして。払ったらこの後どう言ってくるのか?果たして写真は撮れるのか?って。
結果、絶対撮れない笑
ただ流石にこの前、払った直後に「もう3万送って」と要求するDMが来た時は
「ナナメ上だ」とびっくりしました。
連絡つかないのでここに書きますが
「あなたにその価値はない」です。
まぁ興味だけで毎回何万も失うわけにいきませんし自戒も込めて
今後一切、そのような先払いはいたしません。
貧乏人にたからないでね?
あと。
一応、そういう方のお名前は絶対忘れません(アカウントネームではない)。
ケース3:言われた通りにしたのに理不尽な結末になってしまう方
パッと見怪しくないモデルさんにありがちなパターンです。
実例を挙げてみましょう。
撮影日が決まってからインスタの投稿が途切れたので「どうしたの」と訊くと「前に撮影された人に容姿のことを言われて傷ついたから、もう被写体はやらない」という回答。
お気持ちわからなくはないですが、それは僕のせいでしょうか?
容姿について傷つく発言をした人は撮れて僕が撮れないなんて、理不尽ですよね…と責めると拗れるので、そっと慰めてこの話はなかったことにしました。
また別の例。
最初DMでお声がけした時はスケジュールがタイトだったらしく「2ヶ月後にまたDMくださいね」との返信があり、素直に従いました。
そして2ヶ月後…「どうですか?」とDMしてみると「もう新規依頼は受け付けていないですってプロフに書いてます」とのお答えが。
いや、フォローしてますしTLは読んでますけど、プロフの変更はわからないでしょ?しかもあなたの指示の通りにしたのに、なぜ「うぜーなこいつ」感を出されるのか。
思いっきり冷たいDM文面の最後に「もう他の人に依頼してください」と結んでありましたので、そこも素直に従わせていただきました。
あたしゃどんだけドMやねん。
ケース4:メン○ラな方
躁鬱とか、死にたがりとか、多少のリスカがあるとか、そういう普通のお嬢さんはここで言うメンヘ○のレベルではありませんのでご安心を。
僕が出会ったのはそれを遥かに超える、ビヨンザノーマルメ○ヘラです。
その1
現場にODで来るってどうなん?
しかも向こうから「有料で撮って」と誘っといて!
その2
15時待ち合わせで来なくて、連絡しても返事がなくて、1時間近く待って帰りの電車に乗ったら「今起きました」ってのもありました。お恥ずかしい限りですがこの話はその先があります。
恥を忍んで書くと、腹立ち紛れについ「なんか3時間遅れ分のサービスないの?」「といっても、おっぱい触らせてってわけにもいかないし」と送ってしまったため、相手に「それが怖い」と逆に怒られまして…それ以来、冗談でもDMで揚げ足を取られるようなことは絶対書かなくなりました。
ありがとう!ちょっと強くなったよ僕。
そして究極はその3
「パンツいりませんか?」
スタジオを予約してから体調が悪いとドタキャンした方と連絡がついたので(奇跡!)「大丈夫?」と送ったら「本当にすみません。お詫びに高校の時履いてたパンツを差し上げますが要りませんか」と回答が。
え…!?
あの、さすがにこの後どうなるかの興味がすごくすごくあったのですが「要ります」と書いて、部分だけ晒されたら変態確定です。
丁重にお断りをしてリスケをお願いしたあと、無事音信不通になりました笑。
ケース5:再計算?する方
これは1~4よりまだ許せるのですが、撮影交渉の最終段階で「やっぱり交通費を計算したらいくらになりました」と、当初の話よりも総額が上がってしまい、スタジオ代のロスを考えると払わざるを得ないことになってしまうケースがありました。
もちろん事実かもしれません。
住んでいるところを細かく聞くわけにもいきませんし。
でも、事実であっても正直いい気持ちではないことはご承知おきください。
ケース6:時間内ですョ!な方
過去一度だけありました。
撮影日が正月松の内で確かに寒かった。でも決してモデルさんを長時間歩かせたり薄着にしたわけではありませんし、体調が悪ければ、こちらも切り上げます。
着衣の毛羽がコートに付くのを気にされていたため、クリーニングブラシまで購入して差し上げたのですが、お約束の時間まであと残り10分以上ある時に口にされたのが
「まだ撮るんですか」のひとこと。
どうも全てのイライラがこちらのせいみたいになっていて非常に後味が悪かったというか、ぶっちゃけ殺意がよぎった思い出が…うーん香ばしいなぁ笑
カメラを持つからにはもっと「禅の精神」で挑まないといけない!と悟りましたので、もし次にこんな方と大惨事(原文ママ)接近遭遇してしまったら
「ではやめましょう」
とにっこり笑ってすぐその場で解散し、データはそのままお蔵入りさせますね笑
ケース7:がっかりされても困ります、何も期待しないでください
「真面目に撮るおっさん」
それ以上でも以下でもない、僕は映画に出てくるようなオサレなカメラマンではありません。
出会った途端に表情が曇るのはこちらもわかるので辛いです。
過去このパターンで、ある女優さんから頼まれて撮影したにもかかわらず、載せたと思ったらすぐ先方のSNSから削除され「ああ、単に撮影者である僕への言い訳で載せたのね」と気づいた、そんな苦い記憶があります。
ちなみに人気が出る人やすでに人気がある方はその真逆で、本心はどうあれ笑、カメラマンが気持ちよく撮れるよう配慮してくれます。
「気遣いができるかどうか」
ってモデルさんに必須の要素なんじゃないかと思うのですが…ま、個人の感想です笑
ケース8:画像が使えなくなる方
うーん。
仕方がない部分もあるのですが、撮影前と撮影時には「自分のSNSに載せていいか」と確認しているのですよね。それが後出しで事務所なり撮影会なりから全面掲載禁止がかかると、結果として払ったお金に見合ったサービスをいただいたのか?という疑問が。
撮った写真を自分で鑑賞するだけって、悲しいんですよ。
僕の場合は技量の維持向上と、理想のカメラに出会うために撮ってまして、別に推しに貢いでいるわけではないのです。
以前一度OL兼グラドルの方に、撮影会での写真を共有して「掲載NG」のカットがないか確認したところ「やっぱり恥ずかしいから全部掲載はNG」と言われ、目の前が暗くなるサントワマミーだったこともありました。
そっか、オレの写真はまだまだそのレベルなのだな…しんみり。
まとめ:
さて、こんなに引っかかっている笑ボクに「地雷の見分け方」を聞いても無駄です!
が、強いて言うなら「掲載写真ではない普通の文字ツイート」のほうに真実があるように思います。
特殊なメンタルの方のアカウントはなんとなく違和感を覚えます。
あとはもう、撮影実績が多いモデルさんにお願いするしかないかと。
こんな風に、痛い目に散々遭いながらも僕が撮り続けている理由は単純です。
人生の折り返し点を過ぎてますけど、人物カメラマンになりたいんですよ。
プアだけどピュアなのです(貧乏かつバカともいう)。
男性、子ども、シルバー世代の撮影はむかし約5年ほど、半ば押し付けられて嫌というほど撮り続けましたのでなんとなくアレルギーを感じるものの、多少の心得はできました。
今はとにかく、女性を撮れる力をつけたい。
例えば今月号のコマーシャルフォトにある8×10の写真や
KEEN MAGAZINEのモノクロポートレートを頭の中の理想にしています。
(とはいえ世の中のニーズは圧倒的に普通のグラビアやインタビュー、宣材、ブロマイド系なので、それらが確実に撮れる人になりたいのですが)
だから
どうか、どうか、それを妨げるのだけは…。
ドナドナ
突然ですが。
昨日、PENTAX645D本体レンズ一式を売却しました。
遅いからでも重いからでも、ましてや飽きたからでもありません。
理由はただひとつ、本機がメーカー修理不可能になったから。
いや、それは僕も少し前から知っていたのですが…まさか対象から外れて半年ちょっとで何もできなくなるなんて思いもせず。
ただ先週、ちょっと気になってリコーイメージングにお電話してみたのです。
サポートのページにも
「下表に記載がない製品につきましては、修理ご依頼前に修理お問い合わせ窓口、リコーイメージングスクエア東京、リコーイメージングスクエア大阪までお問い合わせください。」
って書いてあったので。
そうしたら
「すでに分解を伴う修理は一切受けつけておりません」
とおっしゃるじゃあーりませんか。
え?嘘でしょ?
じゃあと今度はデジイチ全般の修理が可能な某大手カメラメンテサービス会社にも問い合わせると、こちらは「645Dはメーカーに送って修理していたので(!)メーカーが完了していたらこちらも受付はできない」とのお答え。
つまりですね。
中古でも18万ナンボで買ったカメラのシャッターやセンサー(というか、本体内部にある電気系か機械系の重要部品)が故障したら、ただの置物になってしまうことが決定したが故「価値のあるうちに」と売ってしまったわけです。
撮ってから10秒待たないと結果がわからない…などという奥ゆかしいところ除けば、味のある画が撮れて気に入っていたのに残念です。
結局また中判とサヨナラしてしまった。
次に会うとしたらフジしかないかなぁ…。
さて本来ならこのご時世、代金は何かあった時のために貯めておくのが普通なのでしょうが、破滅型カメヲタの悲しい性、買い替えという選択肢しか思いつきませんでした。
そこで。
買いましたよT3。
あ、違う違う(にしても、また高くなったな…もうバカみたい)。
35mm単焦点のツァイスレンズがついたコンパクトカメラだけど、フィルムじゃなくデジタルなんだわ。
こっちこっち。
SONY Cybershot DSC-RX1M2
もう!
こういう極端な変態カメラ、大〜好きっ。
GRよりも数十倍は趣味に振り切ったやつ。イヤッホー!
お金持ちしか買えないようなガジェットに再び手を出してしまい、またまた貧乏まっしぐらです!
でもいいの、これからは毎日のお供にできる。
HUAWEI P20のスマホカメラも悪くないけど、その差はいうまでもないでしょ?
というわけで。
645DさんをドナドナしてRX1さんをお迎えした結果、撮る写真にどんな変化が生まれるか、乞うご期待。
おっと。
曲紹介してませんでしたが、知らない人なんているのかな?
いろんな人が歌っているので、メジャーどころでジョーン・バエズさんのバージョンをどうぞ。
念の為、繋がりを解説しときますと。
カメラを売りに出して手放すことを、この曲の牛を売りにいく歌詞に例えて「ドナドナ」という場合があります。
RX1M2、早く試写したいな〜♪
防人の詩
そういや夜、FM埼玉(Nack5って言え笑)でこんな曲を聞いたのです。
あら!
僕のブログでこの歌が登場するのは2回目だ。
へぇ、カバーする人がいるのねぇ。
「防人の詩」といえば映画「二百三高地」の主題歌としてあまりにハマりすぎているため(劇伴の山本直純さんから曲の長さなど細かい指定があったと、さださんもおっしゃっています)、この2021年に、それも二十歳前の女性が歌うなんて思ってもみませんでした。
歌はいいのに、MVがなんか世界観を間違えてるように思える
映画「二百三高地」
夏目雅子さんがそれはそれは美しい…は置いても、日本映画の戦争モノが、小さくまとまるか英雄賛美かの両極に陥りがちなのに対し、この映画はかなり感動する作品ですしスケールも大きく、下手な外国映画よりも見応えあります。
ですが、アニメの血まみれシーンとは違うので、鉄条網に阻まれた日本兵が機関銃によって中隊規模でバタバタ薙ぎ倒されるとか、塹壕内での日露両軍が血みどろの白兵戦をするシーンはちょっとトラウマになるかも。とにかく大量の死が描かれますので弱い方はご注意を
(にしてもダセぇパッケージのコピーだな、おっとピースを忘れてしまうところだった)。
映画の話が長くなりましたね。
本題にそろそろ入ります。
富士フイルムのPRO400Hが生産終了だとか?
しょうがないよね。
というかプロ用ネガフィルムがまだ売ってたという奇跡!
清涼感のある発色が人気のフィルムでしたけど、今どれだけこれで撮ってるプロがいるか?って思い出そうとしてもちょっと出てこない。
アマチュアにとっても、選択肢の少ない中判ならばともかく、135のPRO400Hは高価なので敬遠されたのではないですかね?
とどのつまり、誰も使ってなかった。
「作っても売れないから作るのやめた」
ってことでしょう。
富士フイルムのPRO 400H-135判。普段滅多に売れないのに今日はどうしたんだろう?と思ってたら、出荷終了のアナウンスがあったのね。かわうそ商店ではもう少しあるかもしれないけど、在庫状況を完璧に把握しないと販売再開できないです。
— かわうそ商店 Kawauso-shote (@kawauso_M) 2021年1月15日
フィルムをあれだけ売っているかわうそさんでさえ「普段滅多に売れない」とちゃんとお書きになっているのです(私の引用リツイートに対して丁寧なリプをいただきまして、ありがとうございます)。
手遅れになる前にちゃんとしたフィルムを正規ルートで買わないと、こうなるのもやむなし。赤字廃止の決まった鉄道路線が送り鉄で混んじゃう皮肉みたいに、今更駆け込みでまとめ買いされても意味ないから。
ちなみに。
警察や工事現場、医療研究分野などで「複製改ざんできない」からと最後まで残っていたフィルム記録のために売られていたいわゆる「業務用フィルム」が終売になったも理由は同じ、ライトワンスの記憶媒体が開発されてアイナ・ジ・エンド(ん?笑)。
業務で消費される量があってはじめて成り立つあの安さだった、ということです。
なんか偉そうに書いてますが、僕の信条は「いいフィルムを使うといい写真になる」なので、ポートレートに使うフィルムは銘柄にこだわってました。
ネガはリアラエース、リバーサルはAstia…どっちも死んだので今ならネガがポートラ160、リバーサルはProviaを減感ですかね。メーカーへの応援の意味もあったし。
FUJIFILM リバーサルフィルム フジクローム PROVIA 100F 35mm 36枚 1本 135 PROVIA100F NP 36EX 1
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: Camera
(カメラというかレンズはCONTAX使ってりゃ間違いないのでそっちの浮気もなし)
そもそもPRO400Hを買ってもいない人たちが今になって
「フィルム文化を守ります」という宣言はどこ行った!?
的なメーカーの姿勢批判をされても、ちょっとそれは責任転嫁のしすぎな気もする。
僕らがもっと使えばよかったのだから。
大丈夫、まだ撮れる。
悲観するな。
まだProviaもVelviaもあるし、カラーネガだって何種類もあるのでPRO400Hがなくなっても実質困らないでしょ?
「PRO400Hお疲れ様、ありがとうさようなら。あまり買ってあげなくてごめんね」
というのが、個人的な思いです。
歌の有名な一節
「海は死にますか?山は死にますか?」
のように
「Velviaも死にますか?アクロスもまた死にますか?みんな、逝くのですか?」
そう、この世の生きとし生けるものは(フィルムは生きてないけど)結局いつか逝くんだけど、そうなるかどうかの寿命を決めるのは需要。
高くても、やめさせたくなければ買うしかないんじゃないのかしら。
ところで。
以前CP+で富士フイルムのスタッフさんに「fortiaモードも作って」と尋ねたら
「ベースのフィルムがないので色再現が…」
って説明されたのですけど、PRO400Hすらなくなった今、ベースのフィルムがなくなっているモードも結構たくさんあるでしょ?
どうせ記憶色なんだし、まだ作ってた頃の社員さんがいるうちにfortiaモード(ベータテストでいいんで)を作ってくんないかしら?
ポートレートだとAstia、風景だとVelviaに固定して、フィルムシミュレーションがあってもあまり意味為さないのをなんとかできたらいいのになぁ。
同様に、版権買って「Agfa Ultraモード」とか「コダクロームモード」とか「神羅モード」とか…他のフィルムメーカーにシミュレーションモード作成協力を呼びかけても面白いのになぁ。
SIGMAに頼んだら「っぽい」のをfpに入れてもらえるかな?
富士フイルムよりも柔軟に動いてくれそうな気がするのはなぜ笑
教えて〜ください〜
教えて〜おじいさん〜♪(教えて違い)
BAD COMMUNICATION
夜中に炎上しかかりましたねー。
モデルさんの本音トーク「下手なカメラマンの特徴」ってYouTube動画ね。
…見ちまったがな(すでに削除済でっせ)。
さすがに撮影会っていう客商売でアレはよろしくないですが、言いたいことはわかりますよ。
行き当たりばったりで撮影場所が定まらずウロウロさせるとか、路上なのに機材置いて通行の妨げになるとか、ポージング決まってからの集中力を切らすような喋りかけとか、ストロボを被写体以外の人にも見える角度で照射して眩しがらせるとか、レタッチが行き届かない写真はアップされたくないなーとか(一度しか見てないのによく覚えてるな)。
これらは「下手」っていうより「お作法」の問題なんで、お客さん(将来の、も含めてね)のプライドを傷つけてまでYouTubeであげつらうことじゃなかったかな?って。
撮影シーンで「できれば避けて欲しいこと」のお願いみたいな感じにしておけば、How to動画として一定の評価もあっただろうに。
結局運営がお客さんを見下ろしてる、というだけの印象になってしまったのが残念。
というわけで、今日の一曲もズバリ「BAD COMMUNICATION」。
B'zわっかーい!
なんかデュランデュランみたいな髪型笑
リリースはギリギリ80年代だったんですね。90年代入ってたかと思ってました。
さて、さっきまでのは枕話です。
こっからが本題(長い)。
みなさん
「下手なカメラマン」
に過剰反応じゃないですか?
上記の動画を批判したコメントやリプライ、引用リツイートを見ると「自分は下手だからここの撮影会には行かない」とお書きになっている方が多くいらっしゃる。
謙遜?嫌味?
どっちにしても、そういう批判もまた印象よろしからず。
僕の場合、関西の撮影会は距離的に無理なんだけど笑、以前もどこかで書いたな…趣味に上手いも下手もないって。自分がどれだけ楽しめるかが継続の基準じゃないですか?
少なくとも僕はそうです。
「下手だから」と書きつつ、下手を打った撮影会動画を批判するのもまた
「BAD COMMUNICATION」
だと思うのよ。無礼に無礼で対応って(過去にその撮影会を利用して傷ついたのならともかく、ほとんどが未利用者でしょ?)。受け入れろとは言わないけど、優しくないと優しさは返ってこなくない?
第一、下手を自覚してるのなら磨かないと。って、本当はそう思ってないくせに〜♪
「下手」じゃなければ批判は当たらないわけです。気にしないの。
そんな平和主義な僕ですが、やっぱりちょっと思うところはあるのです。
撮影会にものもーすっ!!(江頭さん風)
意味深な言葉でカクシンにせまっちゃうぜ?
その1
「常連となぁなぁな撮影会」に当っちゃうとモヤッとするんだわ。
その2
グラビア系撮影会でたまにスタッフがカメラマンを「オタク扱い」する目が嫌。
撮影時間に2ショット数枚だけ撮ってあとは話し込んでる人もいるんで、わかるけどさ。
その3
先着順はつらいなぁ。人気のモデルさんは絶対撮れない。
例えば「この枠は過去撮ったことがない人限定」とか設定してくれる配慮が欲っすぃ。
その4
スタジオだと特定の場所を占拠するカメラマンは少なからずいるので、場所移動制限タイムとかもあればいいのに(揉めてもいいなら言うけど、どうせ喧嘩両成敗になっちゃうでしょ?)
とまあそんなわけで
結論:
撮る側からも「言いたいことがあるんだよー!」(ヲタじゃん笑)
お値段以上にニト…じゃなかった、ケアをちゃんとしてくれる撮影会をキボンヌ(古い)。
追記:
動画見てないのに、有名なカメラマンも含めて結構フォロワー多い人がクレームだけ見て呟いてて、二次炎上が起きてるのがなぁ(広い意味では僕もそのひとりなのか?)。
やっぱコロナでみんなイラついてる?
値上げ
コダックが今月フィルムの価格を改訂したそうですね。
今、僕の手元にあるフィルムカメラはCONTAX T(フラッシュ生きてる!けど、グリップが取れてるジャンク扱い品)だけなので、使用頻度も低く別にイタくはないのですが
「短期間にまた」
という印象はやはりあります。
さて今日の一曲
高田渡さんのズバリ「値上げ」をどうぞ。
赤城乳業のガリガリ君が価格変更になった時のこのCMが、曲を一躍メジャーにしました。
高田渡さん。
坂崎幸之助さんがフォークを語る番組でよく取り上げられますが、平成生まれでご存知の方は少ないかもしれないですね。
ちなみにコダックも、このくらいやってみたら?
実際やったら「CMにお金使うくらいなら上げるな!」と炎上しそう。
さて本題。
今回の価格改訂は世界規模なんだけど、なかでも日本はアップ率が高いらしい。
(「らしい」とかですみません、二次情報しかネットにもなく。エビデンス探したら貼っておきます)
憤ったり落ち込む気持ちはわからんでもないですけど、別に暴利を貪る感じでもないんじゃないでしょうか。フィルムだけ売っていればいいのと違って、フジとコダックは現像のサプライチェーンを持ってるわけで、これを維持する費用も込みだと思うとなんとなく、2社のここ数度にわたる改訂も致し方ない気がするのです。
だって…。
「期限切れ」は品質の劣化くらいで済むとしても、どこぞの国で作ったかわからん雑多なフィルム(ロシア東欧圏、中国など)が多数輸入されて現像に回されている現状(ニセコダックフィルムもあったわねえ)を鑑みると、需要が少ないのに異質のフィルムが混じるせいで現像液等の交換は頻繁に行わなくてはならず、それを現像プリント費用だけで回収するのには限界があるように思うのです。
しかも
プリントしないCDにも焼かない、ネットでデータだけよこせ
だったらどこで儲けを出すのか。
つまりは、
フィルム需要の低下→値上げ→現像環境の悪化→値上げ→更なるフィルム需要の低下…
という、デススパイラルに陥っている。
「安いフィルムを使いたい」という消費者の行動も、結果としてその一端を担ってしまっていることを、いよいよ深刻に意識すべき時期なのかもしれません。
高いのは承知してるけど
ポートラはいいよ〜?
エクターの発色なんて、デジカメ撮って出しよりいい結果の時もあるし。
何よりエクタクローム復活がいいよね。
まあ、世に云うSNS上での「フィルムっぽい」という名のオーバー露出、アンダー露出写真を撮るだけなら上記フィルムは一切必要ないので、今後もデススパイラルは続くと思いますが…そうなったらフィルムカメラブームは去り、中古フィルムカメラも昔みたいに安くなって、僕みたいなカメラ好きにはたまらん未来が待ってるのですから、このままでいいかとも思ったりします。
朝ドラ「エール」の吉岡秀隆さんのセリフみたいに
「どん底まで落ちたら」光が見える、か?
その前にフィルム写真のサプライチェーンがなくなるな笑、自家現像だな。
それともうひとつ。
フィルム写真は化学薬品を使用します。
「トラウデン直美叩き」というあらぬ方向へ飛び火したこのニュース、よっぽど皆様たまっていらっしゃるのね…はさて置き、どうしてもフィルム現像や印画紙への焼き付けの過程で排出される有害物質が少量でもある以上、デジタルと比べ環境配慮という点で劣ってしまうことが否めません。現代社会にマッチさせるには、今までそれほどかからなかった費用までが嵩み、やはりコスト高になってしまう、ということも認識しておくべきなのでしょう。
だから。
フィルム写真やめるんなら今だよ、みんな!
デジタルへ移行、DXだ!!
そんで、大人の趣味人だけが残ってくれればいいよ…。
もうね、中古カメラ店の人も言ってたよ?
CONTAXのカメラに「この新品ありますか?」と真顔で聞かれたとか。
フィルターをジャンクで売ったら「傷がついてたから返品したい」と電話がきたとか。
初心者が悪いってんじゃないのよ、マナーの問題。
僕もごくたまにカメラ屋さんで遭遇するんですけど、あまり店員さんがいないのに「初心者」っていって一から操作(そのカメラ固有の操作ではなく、一般的なものね)を説明させる若い人。気持ちはわかるけど、予習しとこうよ?
他のお客さんへの接客機会が削がれるじゃないですか。
しかも複数で来店してキャッキャして、結局買うの買わないの?的な。
(これは取材と宣伝も兼ねてるのでお店に事前承諾を得ていると思いますが、さてお客さんにまでは…?)
それと。
ビックの新品と違うんでマップの中古で値切ろうとするのもやめて。
というわけで、結論:
フィルムメーカーも別段「フィルムカメラブーム」で潤ってはいないと思います。
値上げもやむを得ぬ
値上げにふみ切ろう♪
Marionette
今日は最初から本題です。
突然ですが、なんで単焦点レンズを最初に買おうとするとき、カメラユーザーがこぞって「50mm」(と50mm相当)を勧めてくるのでしょう?
なんかおかしくない?
と感じる僕が10数年前、自分で買った初めての単焦点は忘れもしない「EF 85mm F1.8 USM」でした。
タムロンの28-75mm F2.8を先に買ったので焦点被りを嫌ったのと、当時から撮影目的がポートレートだったからです。
でもそんな風に考える人間は少数派なんですよね。
「ポートレートやりたい」って人にも「風景撮りたい」って人にも無条件に「50mm」を勧めてくる日本人の、何と多いことか。
なんで?(チコちゃん風)
ではここで一曲、BOφWYの「Marionette」
色褪せないですよね、80年代とは思えない。
それでね、この曲の歌詞の中に
「疑うことをいつからやめたのさ」
「セオリー通りじゃoh! No no!、とてもたまらないぜ」
というフレーズがあるのですけど
「最初は50mm」神話もまたそうなんじゃないでしょうか。
本当は撮りたいもので焦点距離を決めるべきなのに、つまらん常識がそれを阻んでいる。
例えばよく云われる「人の視野角に近い」ってやつ。
これを僕は信用していません。
片目で見れば確かにそうかもしれないけど、両目で見ると視野の広い人はもっと広角に把握できます。50mmの視野角は実際かなり狭めだからこそ被写体を切り取れる、と感じないでしょうか?
また「撒き餌」と呼ばれる、お求めやすい価格のレンズが多いのも50mm推奨理由のひとつですが、キットズームのプラマウントがちょっとな…と不満に思い始めた脱・初心者に、さらにチープな作りのレンズを増やさせるのもどうなんでしょう。
何より標準ズームレンズ付のレンズ交換式カメラを買った場合、50mmはそのズームの画角範囲内にあるわけです。Nikon 1ならともかくフルサイズやAPS-Cのセンサーなら、F値が4~5.6の範囲でも十分な背景ぼかしはできるわけで(逆に背景に何が写っているかわからなくなるほど大きくボケると、背景処理のテクニックが身に付かなくなる)、あえて撮影途中に50mmとチェンジするか?といえば、それもなかなか怪しくないでしょうか。
そんな僕の思いに世の中もようやく追いついてきたようで(おい!)、最近は50mmではない単焦点レンズキットも出てきています。その嚆矢はOLYMPUS PEN E-P1がデビューした時から続いたPENの17mmキット。スナップに特化した潔いキットで、見た目の良さもなかなかでした。
OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-P5 17mm F1.8 レンズキット(ビューファインダー VF-4セット) シルバー E-P5 17mm F1.8 LKIT SLV
- 発売日: 2013/06/28
- メディア: Camera
最近ではSIGMA fpの45mmキットもそうです。5mm広いだけでスナップシューターとしての可能性がかなり広がります。
だから、もしこのブログを読んだカメラ初心者がいたら(いねえよな…自虐)50mmを勧められても「本当に自分に合っているか」をちゃんと立ち止まって考えるようにしてください。
家電量販店は少々怪しいですが、ちゃんとした大型カメラ店や、老舗の中古カメラ店ならば、撮りたい対象に応じた的確なレンズチョイスをしてくれます。
あ!もちろん「50mmを買うな」ってわけじゃないですからね?
汎用性の高さと手軽さ、カメラボディとのサイズバランスは50mmの特長。
それ一本で写真集作った人もいるくらいです。
エリカ様の元ダンですね。
せっかくレンズラインナップがある程度揃っているミラーレスや一眼レフを買ったのなら、そこは活かそうよ!というのが趣旨でして、決して50mmの価値を認めないわけではないですよ、念のため。
ところでさ。
また喧嘩売るみたいで申し訳ないのですけど、レンズ交換式だと一往に50mmを勧めてくるクセに、「フィルムコンパクトカメラのオススメ」になると途端にCONTAX T2とかGR推しになるのも疑問なんですよ。
T2は38mmF2.8で最短1m、GRなんて28mmでしょ?…もうユーザーバリバリ限定カメラでしょうに。
T2といいGRといい、何万円も出していわれるままに買ったら寄れなかったなんて、後で泣くね僕なら。ズームのプラカメのほうが「フィルムっぽい写り」を楽しめるかもしれないじゃない?特にフィルムカメラについては、いかに歪な情報が蔓延している証拠なんじゃないかと思うのです、特に日本はね。
海外だとこういう動画もあります。
安いカメラで撮るのがいい、というのではないですよ?(この動画でもそんなことは言ってない)時々そういう意見をみかけますが、逆マウントもカッコ悪いってば。
「高いカメラとレンズを買ってロクな写真も撮れないくせに」なんて言ってる人、じゃあ写ルンですでF-15が翼端渦を引いて飛んでる迫力の写真を撮ってみなはれ。できんでしょ?
EOS Kissのダブルズームでもいいけど、めっちゃハズレ出しまくるよ?
機材はTPOに合わせて用意すればいいし、人は人、自分は自分。
というわけで結論:
Twitterに「カメラ買いたいけどどんなのがいい?」と漠然と聞くのはやめましょう。
大量の不要な情報がきます。
また、カメラ屋さんは買わなくてもちゃんと教えてくます。
ただし店員の長時間拘束はお店と他のお客さん、どちらの得にもならないのでやめてね。
以上。
気分のままに踊りな〜♪
趣味なんだからさ。