カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

理由

 あけましておめでとうございます

本年も10回/日くらい読まれる零細ブロガーとして裏街道を歩いていきたいと思いますので、読者の皆様どうぞお見捨てなきよう。

細かいですがブログ名を「2021」にしました。

LOVE2000みたいなのもいいんですけどね。

愛はどこからやってくるのか?

自分の胸に何十年も問いかけてますがちっともわかりません笑

来ないんだもん!

ですので、せめてアップデートだけでも。

 

さて新年一発目のブログはこんな歌から

理由[中条きよし][EP盤]

理由[中条きよし][EP盤]

 

 渋いねぇ…。

 

おっと、昭和歌謡を聴いてしまうと感傷に浸ってしまっていけねえな。

本題に入ります。

今回は、僕がなぜ2021年にもなって

・PENTAX645D

SIGMA fp

SIGMA SD Quattro H

という「不便なカメラ」を使うのか?の

「理由」

について書きます。

SIGMAの2台は現行品…すみません)

 

【PENTAX645Dを使う理由】

1. 絞りコントロールの醍醐味を味わうため

僕が中判を好きなのは、センサーが広くて絞りの効果をダイナミックに反映できるのが第一の理由、と言っても過言ではありません。画素数ならフルサイズの方が上の機種もありますしね。

今、写真を撮る時にフォーカスや露出をカメラ任せにしてもほぼ大丈夫なので、ここでカメラマンの力量の差はあまり出ません。

フレーミングは確かに大事ですが、これもトリミングが可能。手振れも強力に抑えてくれますし、暗所撮影も問題なし。ストロボさえもTTLがいい仕事をしてくれるようになってきました。ですので、設定を除けばあとは絞りのコントロールこそが、撮影する瞬間で最も力量を反映させられる点じゃないか?と個人的には思っていまして。

絞りひとつで被写界深度だけでなく、滲みや周辺の流れ方、光源の形や光芒の出方も制御できる(ついでに限界SSも)と思うと、やはり開放からバッチリシャープなAPS-Cやm4/3よりもこちらを取ってしまうのです。

 

2. みんな大好き、Kodak CCDだから

実は、僕自身そんなに「コダックのCCDだから」というこだわりはないのです。写真の色は映像エンジンが決めるんでしょ?

でも、そんなにみなさんが有り難がるのなら、オリンパスやライカの小さいセンサーより画素数が高くピッチにも余裕のあるこいつで撮るほうがより「ありがたみ」が増すと思いまして笑。

ところが、645D使ってると公言してもあまり反応がはかばかしくないのですよね…。

E-1には「お、オリンパスブルーキレイ!」、M9には「M10にしないって、こだわってるね〜!」といった賛辞が浴びせられるのに、なんでかな???

 

3. 安いから

中古で20万円を切った645Dはもはやフルサイズ一眼を下回る価格になりました。

それでも本体は「高い」といえますが…中古レンズはズームも単焦点も1万円台からの激安価格。広角、標準、望遠のズームにマクロ1本と150mmか200mmの単焦点をつけても全部で10万円あれば買える?のです。AFレンズがですよ?

MFレンズだともっと激安で玉数も豊富なので、あっという間に必要な焦点距離はコンプできます。

カタログ上の新品価格はメチャクチャ高く、しかもフードがしっかりしていて高級感もあるので、見た目は決して安く見えない。

こんないいシステムあったのね!としか思えないのです。

そりゃフジやハッセルのほうが絶対的に機械性能は上がっていますけど(645Dはどんな高速SDカードを入れようが、RAW書き込みに10秒はかかるカメラです)、4000万画素と5000万画素の差なんて誰もわかんないって笑

そうそう、手ぶれ補正がないので4000万画素だとブレが目立つのではないか?という点については、気合いで解決しています(嘘です。重いのでシャッターボタンを押しても光軸がブレにくいのです)。

 

あ、テスト撮影よりポートレートでの運用実績のほうがいいですよね?

 

ひとまず今日はここまで

SIGMAについては明日以降書いていきます。