ドナドナ
突然ですが。
昨日、PENTAX645D本体レンズ一式を売却しました。
遅いからでも重いからでも、ましてや飽きたからでもありません。
理由はただひとつ、本機がメーカー修理不可能になったから。
いや、それは僕も少し前から知っていたのですが…まさか対象から外れて半年ちょっとで何もできなくなるなんて思いもせず。
ただ先週、ちょっと気になってリコーイメージングにお電話してみたのです。
サポートのページにも
「下表に記載がない製品につきましては、修理ご依頼前に修理お問い合わせ窓口、リコーイメージングスクエア東京、リコーイメージングスクエア大阪までお問い合わせください。」
って書いてあったので。
そうしたら
「すでに分解を伴う修理は一切受けつけておりません」
とおっしゃるじゃあーりませんか。
え?嘘でしょ?
じゃあと今度はデジイチ全般の修理が可能な某大手カメラメンテサービス会社にも問い合わせると、こちらは「645Dはメーカーに送って修理していたので(!)メーカーが完了していたらこちらも受付はできない」とのお答え。
つまりですね。
中古でも18万ナンボで買ったカメラのシャッターやセンサー(というか、本体内部にある電気系か機械系の重要部品)が故障したら、ただの置物になってしまうことが決定したが故「価値のあるうちに」と売ってしまったわけです。
撮ってから10秒待たないと結果がわからない…などという奥ゆかしいところ除けば、味のある画が撮れて気に入っていたのに残念です。
結局また中判とサヨナラしてしまった。
次に会うとしたらフジしかないかなぁ…。
さて本来ならこのご時世、代金は何かあった時のために貯めておくのが普通なのでしょうが、破滅型カメヲタの悲しい性、買い替えという選択肢しか思いつきませんでした。
そこで。
買いましたよT3。
あ、違う違う(にしても、また高くなったな…もうバカみたい)。
35mm単焦点のツァイスレンズがついたコンパクトカメラだけど、フィルムじゃなくデジタルなんだわ。
こっちこっち。
SONY Cybershot DSC-RX1M2
もう!
こういう極端な変態カメラ、大〜好きっ。
GRよりも数十倍は趣味に振り切ったやつ。イヤッホー!
お金持ちしか買えないようなガジェットに再び手を出してしまい、またまた貧乏まっしぐらです!
でもいいの、これからは毎日のお供にできる。
HUAWEI P20のスマホカメラも悪くないけど、その差はいうまでもないでしょ?
というわけで。
645DさんをドナドナしてRX1さんをお迎えした結果、撮る写真にどんな変化が生まれるか、乞うご期待。
おっと。
曲紹介してませんでしたが、知らない人なんているのかな?
いろんな人が歌っているので、メジャーどころでジョーン・バエズさんのバージョンをどうぞ。
念の為、繋がりを解説しときますと。
カメラを売りに出して手放すことを、この曲の牛を売りにいく歌詞に例えて「ドナドナ」という場合があります。
RX1M2、早く試写したいな〜♪