カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

ズルいよ ズルいね

いよいよ発売直前のカメラ、SIGMA fp L。

現役のfpユーザーとしては興味津々です。

ウリはなんたって「ジオン脅威のメカ6000万画素」(おい)

数年前のCP+にてCanon EOS 5Dsで撮られた5000万画素写真の大伸ばし展示に

「おおおお!」

と感動したあの頃の僕は、あまちゃんだったのですね(反省)。

もはや中判は1億画素、35mmでもそんな画素数が当たり前の時代に突入したということ。

最初に買ったデジタル一眼がEOS30D(800万画素)

最初に買ったデジカメがAppleのQuickTake100(35万画素)

なので、思えば遠くへ来たもんだ…K-3IIIのISO感度上限といい、最近また数字のインフレすげーな。

  

さて、そのfp Lですけど。

こっから先は僕の単なる僻みだと思って読んでください。

(といいつつ、同じ思いのカメラ好きはいるはずなんだよな)

 

ねーねー。

個人のメディアでのfp L先行インプレッションって

なんかちょっとズルくないスか?

 

と、その前に

僕が見ても僻まないパターンはこちら

www.sigma-global.com

SIGMAグローバルサイトでの作例とインプ。

 

news.mapcamera.com

カメラ量販店のプレビュー

 

 貸し出し体験会のお試し写真

 

タッチアンドトライに関しては機会もフェアだし、そもそもシグブラはメーカーのコンテンツへ流すため、Kasyapaは販売促進のパンフみたいな情報という認識です。

それはこのあと出るであろう雑誌メディアもしかり(しかも発売日後だし)。

 

でも。

個人アカウントでのTwitterYouTubeに出てるインプはねぇ…。

もちろんメーカーだって上記同様、販促のために貸してるのだろうけど、結果としてはfp L云々より

「俺様コンテンツ」

の拡散促進にしかなってなくない?

それをメーカーが後押しすんの?っていう…その辺がすンごくモヤる。

 購入してアレコレいうならともかく、なんかズルい。

 

あとSIGMAというメーカーは、借りて使った人の意見に「それは違う」と言わない太っ腹なのは良いとしても、fpの時と同様に敢えてメカシャッターを取り去ったことを

“欠点”

と呼ぶのは筋違い!って程度は主張してほしいのよね。

www.youtube.com

fpの時はフォトテクニックデジタルの記事を指摘しましたが

fp Lで代表的なのはこれ。

 

ストロボ同調速度が極度に遅い=「光の魔術師」とやらが肝心の魔術を満足に使えないのだから、この組み合わせだとこういう評価になるのもわかりそうなもの、最初っから貸すなよ&借りるなよ〜!

もう、モヤるなぁ。

苦し紛れに繰り出した「カメラ流しストロボ止め」(勝手に命名)も、YouTube画面ならともかくプリントすると変に見えると思う。6000万画素を手持ちでブラしたら、流れる残像が縦だけでなく左右にもフラつくので、恐らく今後同様の作例はあっても「作品」は出ないでしょうね。

 

それより。

なんでみんなお待ちかねのEVFについて言わないのかしらん。

¥85,000だよ?脇っちょに端子を出したせいで、馬鹿デカくなったよ?

ほれもぅ、言わんこっちゃない。

でも多くの人が「作れつくれ」って言ってたんだから、高くても買うよね?

山田久美夫さんも当然お買いになりますよね?

こういうカメラ好きあるあるの「主観モード」が束になって結局、EVFの開発発売までさせちゃうのって、なんだかなあ。

そうやってメーカー焚き付けながら、いざ発売されると

「オレの欲しかったFVFじゃねえ」

と知らん顔するなら、もう二度とリクエストに乗ってくれなくなっちゃうよ?

このままじゃアルシンドに、なっちゃ〜うよ?(また余計な)

  

カメラの市場規模が縮小傾向にあるのはみんな知ってるんだし

・集団のわがままで余計な投資をさせないで

 (fp用に「EVF作れ」どころか「レンズシャッターレンズ作れ」などと!)

SIGMAカメラには純正レンズを買って使って

 (fpにNocton Classic40mmつけても「かっこよくない」)

・カメラYouTuberはまずカメラ、レンズを買ってインプを

 (そろそろ真面目にインプレッションしてよね。それと「ならお前がやれ」って言わないでね。カメラ買うと高いんで低浮上にしかならないから)

・逆に有名カメラマンはもっと最新カメラも使って発信してください

 (今更T3やAriaやPENTAX67が売れてもメーカーちょっとも嬉しくない)

 

じゃないとさ…Nikonがカメラ事業から撤退!

みたいなことが数年後に起きても不思議じゃないってば。

そうなった時、全部メーカーに責任なすりつけるのはマジで

(はい、ここで今回のタイトルにつながります)

「ズルいよ ズルいね」

ズルいよ ズルいね (Type-A) (DVD付) (特典なし)

ズルいよ ズルいね (Type-A) (DVD付) (特典なし)

  • アーティスト:=LOVE
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: CD
 

 ちなみにこの歌、さっしー作詞のちょっと耳に残るリフレインが印象的な曲

www.youtube.com

今回はちょっと僻みから入ってあまり優しい文面ではなくなりましたが、それもカメラを愛するが故。つまり

「イコールラブ」

 

え〜お後がよろしいようで。