カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

最後のニュース

お元気ですかぁ〜?(セフィーロのCM風)

 

ここ何投稿か、歌に絡めたタイトルでブログを進めてきました。

が今回で一旦、その最終回とします。

というのも、メインのカメラを変えたのでレビューをしたいのと、あえてのアンチテーゼを張ってても、そもそも「信者」には全く注意喚起にならないと悟ったため。

そう、メンヘラと同じで「堕ちたひとはもう救えない」のですよ。

 

そこで、最後っ屁として

エビデンス貼っとくね」

というお話。

「最後のニュース」だからって、このブログが最終回じゃないですから!

まだ採算化もしてないのに(する気?)。

 

さて。

書く前にこれだけは断言しておきます。

いい加減なことを書いているプロに嫌悪感を感じたとしても、その作品まで貶そうと思うところはこれっぽっちもありません。

リスペクトは常に持つべきです。誰の写真に対してもそうですが、特に人気の写真家が作り上げる世界観なら尚更、それは何かしら人を惹きつける要素があるからで、そこを否定するつもりは更々ありません。

ただ彼ら(男性ばっかだからよぅ)のSNSでの言語による発信は

最大限好意的にみても「誇張」。

普通に言って「嘘」

悪く言えば「害悪」に他なりません。

信じちゃダメ、ゼッタイ(前も使ったな)。

 

エビデンスその1。

まずこれ。

 美しい写真を紡ぐセンスと技術をお持ちなので、非常にもったいないと思うのですが

「ミリ単位」の指示出しをどうされるのか、ちょっと興味あります。

物差しとかノギスで測るの?

屋外でそのようなことをしていたら、太陽の位置が変わって光が変化、花は花びらを飛ばし、風向きも変わり、空を雲が覆いかねず、ベスポジはベスポジでなくなるのですが。

「そういう覚悟で」くらいにしておけばいいものを。

 

じゃあさ。

仮に上の写真が、おっしゃる通りミリ単位のポージング指示だったとしましょう。

そんな繊細な彼なのに

 なぜ左端の絵画のガラスカバーに照明(天井の?)の映り込んでいるのがわからんの?

「それも計算のうち」と言われたらそれまでですけど。

 

写真って、ライブ感が大事だったりするじゃないですか。

あ!この瞬間の羽の散り具合サイコー!!って。

そしたら、細かいことなんて気にせずシャッターを切るのが本能、みたいなもの。

だから、このくらいの愛嬌があるほうが親近感も湧くじゃないですか。

そこを気取って「完全無欠」みたいな表現にするから矛盾が生じる。

 

ちなみに。

モデルさんはこういうご意見だったりすることもあるので、HASEO氏こそが正しい、というわけではないことだけでも知っていただきたく。

 みんな違ってみんないい、なんだよ、と。

 

2021年10月16日追記:

この方、反射に関しては案外無頓着なのかもしれません。

何にお怒りかは存じ上げないが、とりあえず「写り込みが激しい」。

そんなに大切なものを守りたいなら、せめてモデルさんが文字通り体を張った作品の写り込みくらいチェックしないものなのか。

釈迦に説法なので対策は書かないけど、少しの工夫で防げまっせ。

 

エビデンスその2。

スリード

 一見正しく思ってしまいがちだよね。

でも、この写真を見て文を読んだあとの「写真塾」の生徒さんが取る行動って、大体読めませんか。ポートレートのうち何枚かはパーツアップの写真を「撮らなくちゃ」という行動に駆り立てられて、逆にモデルの真のチャームポイントが見えなくなるというパターン。

だって

「混ぜなさい」

って、命令形だからさ。

 

モデルさんのチャームポイントを見極める審美眼を養い、それをより美しく撮るための技術がつき、撮る側と撮られる側の意思疎通ができて初めて、美しいものに仕上がるのがこういう写真ではないでしょうか。つまり高橋氏はそれができるということ。

惜しむらくはそれを身につけるのに苦労がなかったのか、或いはその過程を忘れたか

「こんなん撮ったらフツーの写真ばっか送られてくるだろうモデルも喜ぶで、お前らもこのくらい撮れや」としか書かないので品性や優しさを感じない。

 

あと

「フォトグラファーたちよ」って。

 

控えめに言いますが…何様?

 

最後に。

昔話を引用します。

高峰秀子さんという俳優さん(日本初のカラー映画に主演された方です)が、土門拳さんと木村伊兵衛さんにそれぞれポートレートを撮られた時の印象が書かれているところをお読みください。

kitamahokif.jugem.jp

撮影スタイルも写真の雰囲気も全く正反対ですが、どちらも高峰さんを美しくお撮りになっていることに違いはありません。だから

「どの写真が正しい」とか

「どのやり方は間違ってる」なんてことは決してない。

デジタル時代になって、いっそう自由なアプローチが可能になったのですから、安易に誰かの意見に100%自らを委ねるような撮影者だけにはなってほしくない、それがこれから写真を趣味、あるいは職業として始める方への、最後のメッセージとします。

 

あああ、そうだ。

この曲についても書きますね。

最後のニュース (Remastered 2018)

最後のニュース (Remastered 2018)

  • FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT, INC.
Amazon

 今でこそ椎名林檎&宮本浩次、米津玄師、桑田佳祐etc.といったスターがニュースのEDに楽曲を提供していますが、その元祖ともいうべき曲がこちら。

湾岸戦争の映像をバックにこの曲が流れると、なんとも言えないリアリティで迫ってくる圧力がすごかった思い出があります。

 

聞くところによると、昔井上陽水氏が大麻で捕まった際に、筑紫哲也氏が「罪は罪」としつつ、大麻合法の国家も存在する点や「歌そのものに罪があるのか」というオピニオンを展開して以来の縁で、10数年後にニュース23でのタッグが実現したのだとか。

昨今の流行りとはちと重みが違う。

歌詞を読むと完全に「フォーク」。

カニ食べ行こう〜、ハニかんで行こう〜」と同じ人が作ったとは思えません笑。

歌の映像も貼っておきます。

www.youtube.com

つーわけで。

次回からは新たなる愛機たちを使ってみてどうだったか?

の記事を書いていきますので、お楽しみに。

(いつもお読みいただいている何人かの方…ああああーん!嬉しいよぉ、見捨てないでね?)

 

お、今もう2:18だ。

それでは、おやすみなさい。

「今あなたに、Good Night♪」

 

2021.7.23追記

とりあえず

写真塾では

床の間に上がってはいけない

という一般常識について注意しないどころか、その様子の写真をを堂々とTwitterに貼っちゃうようです。仮に僕が講師なら激おこぷんぷん丸(死語)ですけどね。これじゃベスポジのためなら線路に立ち入る撮り鉄とかひまわり畑を踏み荒らす風景写真家と何ら変わらんもの。

怒らなくてもいいけど最悪、注意して下させようよ…。

現場の講師も監督講師もそのままこの写真をスルーって、そのあたりの意識が決定的に不足してるんだなあとしか。