カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

復活の日

 

復活の日

復活の日

  • 発売日: 2013/11/26
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 「ヨ、シズミーッ!」

ボロボロの格好でふらつきながら歩む草刈正雄に駆け寄って抱きつくオリビア・ハッセー

深作欣二監督がラブシーンを描くと意外にもなんとなくほのぼのしちゃう…失礼。

日本SF界の巨匠、小松左京の小説を映画化した「復活の日」の感動するラストシーンですね。

 

新型コロナウィルスと小説内に登場する超危険な細菌兵器「MM-88」はどことなく似ていても根本的には非なるもので、当然世界は最初の発症から1年とたたずに死滅したりはしなかったのですが、それでも経済活動や都市間移動が制限され、死んだような都会が出現したことで、50年以上前の小説(映画公開からは約40年)のシーンを想起した人も少なくなかったようです。

 

さて。

国の緊急事態宣言が明け、19日には観光も含めた大幅な自粛要請解除が行われ、まさに「復活の日」を迎える日本ですが、ついに今月から僕も復活させたのです!

それは、「ポートレート撮影」

 

…え?スケールちっちゃいなお前って?

まあまあ。

だってこれ、写真のことを書くブログなんだもん。

2ヶ月もの間、風景を撮りに旅行することもできなかったため仕方なく「家の庭の花」を撮って気を紛らわせていたのですが、所詮は庭。

あっという間にネタも尽き、Twitter上の「レタッチ企画」をGW中に荒らしまくるなど悶々としていた反動で、まあ撮るわとるわ!

週末に撮影会やらフリーのモデルさんをブッキングしまくりまクリスティ(いつぞやはしまくり千代子だったから別バージョンにしてみた)ですよ!

 

そしたらね、小さいけどいいことあったの。

SIGMA社長の山木さんからコメント付きのリツイートでお褒めのお言葉をいただいたり

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 最近では

僕が今ちょっと?すごく?気になってる女性カメラマンの宮藤あどねさんから

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いいね!もらったり。

そのくらいで喜ぶなよ、せめて「PASHA STYLE」認定とか、フォトテクニックデジタル入選とかじゃないと恥ずかしいぜ、という向きには鼻で笑っていただいて結構。僕が評価して欲しい人に評価されるのは素直に嬉しいのです。

もちろんその最右翼は被写体になってくれるモデルさんですけど、もうこれに関しては「撮らせていただけるなんて、あなた天使でしょ」と思ってるので無反応でもいいし、後から投稿消されるとかフォロー外されるとかしても全然オッケー牧場。むしろ正直に裏の顔を晒してくれた方が(矛盾のある表現だなw)こっちも距離感掴みやすくてありがたい位ですよ(そんな人、本当にごくたまにしかいないのですが…ポトレ始めてすぐに何例か当たったので結構印象深い)。

 

これは個人の感想でしかないのですが、こうしてまた撮れるって…それだけで嬉しいことじゃないですかね?僕、カメラはとても好きですけど、家でカラ撃ちしても全然ときめかないですよ。次はこんな写真撮りたい!って思うから、違うレンズが欲しくなるし新機種を試したくなる。そんな普通のことが普通にできるようになった今がとってもハッピーだし、上に書いたような小さい出来事でさえ、喜ばしく感じています。

 

ところがなぜかTwitterでは撮影ができるようになった途端「機材マウントがどうの」とか「撮影場所を教えるのがどうの」とか「そんなのどうでもいいだろ撮れた写真が全て」とか…。

そういう諍いの場に近づくのも嫌だし、それでも書けば「どうでもいい」と同一視されるのが関の山ですけど、全部承知で一言だけ書くね。

「コロナがまた襲ってきたらまた撮れなくなるんだから、仲良く撮ろ?」

 

小さな喜びを噛み締めながら、今つくづくそう思うのですが。

みなさまはいかがですか?