カメラはラヴ&ピース!

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

フィルム写真ブームなのになぜ白黒は流行らないのか?の極私的見解

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デジカメで撮ったモノクロ写真

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モノクロフィルム写真


先に言い訳しておきます。

「日本では」

をタイトルの前につけてください。

 

Kentmere 400 白黒フィルム 35mm 36枚撮り(5本セット)

Kentmere 400 白黒フィルム 35mm 36枚撮り(5本セット)

 
ILFORD 白黒フィルム HP5 PLUS400 35mm 36枚撮り 1574577

ILFORD 白黒フィルム HP5 PLUS400 35mm 36枚撮り 1574577

 

Kentmere、Illuford、Kodak、Rollei、Seagull等、ヨーロッパ・アメリカ・中国などではモノクロフィルム環境が健在です。

 

ところが日本ではすでに製造もしていないし、好奇心旺盛なカメラ女子にもモノクロブームの波は今だに起こらないようです。

なぜか?

「坊やだからさ」

第12話 ジオンの脅威

第12話 ジオンの脅威

 

…いつもガンダムフレーズに流れる悪い癖をお許しください。

坊やだから、な訳がない。

では改めて、なぜか?

僕はこれに対し3つの極私的な仮説を立てました。

以下約数分で読み終わりますので、お暇な方はお目通しください。

 

1. 時間と手間がかかるから

フィルムカメラで写真を撮るのは元々時間も手間も許容すること、のはずですが、おそらくモノクロフィルム現像はその限界点を超えてしまうのだと思われます。

お店にパトローネを出したら1時間後にはスキャンデータになって写真がスマホに…はまず絶対届きません。逆に、場合によっては1週間以上の納期を言われたりします。すると現像から上がる頃にはもう、撮影時の興奮と手応えも消え失せ「あれ?何撮ったっけ?」となりかねない。

いや、自家現像があるじゃないか!と思ったあなた

あまーーーーーーーい!!

ダークバッグに両手突っ込んで、ピッカーでフィルム引き出すだけでリタイヤ続出、リールに巻いてタンクに入れたら温度管理しつつ現像液→定着液→停止液→洗浄→乾燥→カット。と、この工程をすんなり受け入れられる人はそうそういないのが現実です。

 

2. 難しい(と思われている)から

1にも関わってくることですが、モノクロ写真の情報を調べると難しい用語が続出します。わかればなんということはないものの、サッカーの「オフサイドって何?」と一緒で、難しいルールや用語は壁を高くします。

「バライタって何?」「パンクロって何?」

えーと…フォト検1級の僕ですら、初心者に完全理解できるように説明できるか自信がありません。

腹痛とパンクロックならなんとか。

 

3. カラーネガとの違いに馴染めないから

最大の要因ではないか?と思うのがここです。

屋外で、ある程度高いISO感度のフィルムを遅いシャッター速度で撮影する…要は「写ルンです」で撮ると、レンズ性能も相まってハイキーで霞んだふんわり写真になります。

 これがウケてフィルムカメラブームに移行したのですから、カメラを使うときも当然その撮影感覚のままです。

今のデジカメと違い、古いカメラは最高SSが1/1000も出ればいい方ですが、背景をぼかしたいこともあって絞りは開放から動かさない、てか動かせない。

そうするとISO400で晴れ間に撮ると何でも白く飛んで…となるはず?いいえ、最近のカラーネガはそれでも粘ってくれちゃう。ふんわり白い中にちゃんと人や花が写って、まるでスマホアプリで加工したかのよう。

ヤバいエモいナウい(一部昭和が紛れ込んだことをお詫びします)映え写真の出来上がり、からのブーム。

 

え?これがモノクロとどう結びつくかって?

やだなあ、メイドさんだよメイドさん

(お帰りなさいませごしゅじ以下略)

 

あ、間違った。

「明度差」。

 

カラーであれば色情報が残っているから、明度の差つまりコントラストが低くても画として成立するけれど、モノクロになるとそれがなくなるため、異様に白くて眠い写真になってしまう。その対策でコントラストを立てる方法を知らないから、モノクロフィルムを使いたがらなくなるんじゃないか…という、以上が僕の仮説。

 

かなりドンピシャな気がするけど

「だから何?」

なので、読者数の全くもって少ないこのブログでだけ発表するね笑

みんなには内緒だよ?

 

ちなみに、前もちょっと触れましたが。

モノクロ写真復権の救世主がいるとしたら、こいつだと思ってます。

イルフォード XP2 スーパー 135 36枚撮り

イルフォード XP2 スーパー 135 36枚撮り

 

カラーネガと同じC-41現像。

ノー、モー、クラ〜イっ♫

何かが微妙に違いますね失礼しました。

これなら1時間で結果がわかってスマホにも転送可能。

しかもシャープネスも文句ないレベル。

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そうそう、これね

まだ使ったことのないお友達は、騙されたと思って騙されてください。

 

ではまた。

Flash! あーぁ…

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EF-X500画像

なぜか今急にトレンドに復活したQueen

奏でるメロディは魔法のように美しいが難解な歌詞の曲も多い&ちょっと正視し難い(時もある)フレディのステージ衣装。映画がよくできてるとはいえ、リアタイじゃない若い人々にこれだけ刺さるのか!と少々驚きが隠せません。

そしたらもしや「フラッシュのテーマ」から派生して映画「Flash Gordon」も再評価されないものでしょうか?

フラッシュ・ゴードン

フラッシュ・ゴードン

 

 …されないですね多分(汗)

 

さて、題名はその「フラッシュのテーマ」のOP部分のパロディです。がっかりな感じの「あーぁ」と読んでいただければ。

何でがっかりかというと、話は今年のCP+にまで遡ります。

 

…僕は昨年X-H1を購入してから、ずっと愛用してきましたしこのカメラは大好きです。でも、それにくっつくストロボはどうもいけません。同梱のは問題外(以前書きましたね)、純正EF-X500もチャージ音、液晶画面、スイッチ類のUI、ロック機構etc.どの部分をとっても不満。

これが2016年発売の最新モデルなのだから…(以下略)

FUJIFILM クリップオンフラッシュ EF-X500

FUJIFILM クリップオンフラッシュ EF-X500

 

エントリー機から中判までカメラボディを揃え、パンケーキから超望遠、果ては映像用までのレンズラインナップを展開するなら、せめてちょっとはライバルメーカーに迫るくらいのレベルで製品を作って欲しい!そんな愛ゆえの思いを訴えようと、CP+ではデモ機のタッチ&トライやおねーさんの撮影ブースに目もくれず、ストロボの置いてあるコーナーを探しました…が、ない。

本当に、1台も飾ってないっ!

担当の方もいらっしゃらないとのことで、申し訳なく思いつつレンズバーの方にお話をしてみましたが「クリップオンストロボはニッシンを使われてみては」という趣旨の結論にたどり着く始末。

違うのーーーー!!!

ストロボとカメラが別メーカーだったら、TTLで発光させてなんか意図しない結果になった時やHSSが「あれ?変だぞ」みたいになった時、どっちに相談してもわからなくて未解決になったりするじゃん?そのための純正なんだってば…。

愛、破れたり。

 

がっかりして、次にGRユーザーの僕はリコーのブースへ。

案の定発売直前の「GRIII」が大人気でした。

RICOH デジタルカメラ GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
 

 でも、フィルム時代も含めて歴代初、内蔵フラッシュのないGRは僕にはなあ…このままではIIが手放せない。

もちろん理解はしてますよ?ボディ内手ぶれ補正が入って液晶もタッチ式になったため、バッテリーのことを思えば仕方ないこと、と。

でも、例えばCONTAX Tのような着脱式とかフジEF-X20のようなアナログダイヤルのミニフラッシュでも良い、バウンスできない直当てので構わないのに…そんなリカバリーデバイスもない。AF201FGつけたらもうミラーレスの方が小さくなっちゃう(泣)。

たまたま旧知の社員さんがいたので聞いてみましたが、近未来での製造プランもないようです。

またもや撃沈。

(ちなみにその方へリクエストしたら「2件目」とのこと…どこかに同志がいるらしい)

 

これだけデジカメが高感度に強くなったら、出番が少なくなるのは当たり前と言えば当たり前、特にミラーレス専業のメーカーはユーザーの絶対数が見込めないでしょうし開発に消極的なのも理解できます。

「だども、ただの増感アイテムじゃねーべさフラッシュライトは?オラ、もう何買ったらエエかわかんねぐなったー」

という、がっかりな現実を思い知らされたCP+だったのです。

 

ところが。

それとは好対照に、同じ会場でもストロボのメーカーは「攻めて」いました。

前述のニッシンは各社TTLに対応した大小の電波・赤外線リモートストロボを積極的にリリースしていましたし、発売直前の新型マシンガンストロボは連続発光対応のタフネスっぷりを売りに、これまたデモ展開に余念がありません。

Nissin ニッシンデジタル MG10 【NAS対応】

Nissin ニッシンデジタル MG10 【NAS対応】

 

また中国メーカーも躍進著しく、特にGODOXは早くも高級高機能路線へ舵取りを進めていました。多分、早晩国内でのブランド認知も完全に改まるでしょう。いや実はきっと、HASSELBLADがDJI傘下になったタイミングあたりで、中国ブランドを日本の下に見るのは誤りになったのですよ。日本の市場はともかく、ワールドワイドでは着実にそれが進行していると思われます。 

 

というわけで。

ストロボの未来が明るいのか?それとも暗いのか?CP+会場ではさっぱりわからなくなりました。とりあえず、フジ純正に頼っちゃダメなのはわかった(苦笑)。

ところが最近、そのがっかりを打ち消すような事件が起こったのです!

これ。

www.youtube.com

なんなの?勝手にウネウネと動いて最適なバウンス角度に設定するストロボって。

連邦のモビルスーツは化け物か?(嘘ですMSじゃありません)

今はニコンTTL用しかないけれど…これが量産の暁には連邦など(どっちなんだよ以下略)。

ケンコートキナーからの発売というわけで、もしかしたらこれも中国OEMなのかもです。もうそしたら中国万歳!4000年の歴史に脱帽ですよ。

実際に使ってみたら案外自動ってウザい機能なのかもしれませんし、キャッチライトパネル変な位置に来ちゃうの?などツッコミも多数入れられそうですが、それを補って余りある「夢のあるデバイス」をカメラ分野では久々に見た気分です。

 

「私は自然光派、ストロボは使いません」と仰るカメラマンさんは実際、かなりの割合でストロボテクニックを食わず嫌いで使用していないのではないでしょうか?それはとてももったいないことだと考えます。

これはディスりではなく挑発…でもなく(笑)、ストロボテクニックは奥が深くて楽しいので、ぜひこっちの世界「も」楽しみませんか?というお誘いでありまして、そのキーデバイスとなるストロボ(フラッシュともスピードライトとも言うの、なんででしょうね?同じものなのに面倒くさい!ここでも敢えて呼称を混在させています)が重くて使いづらいと、特に女性ユーザーの裾野が広がらないなあ、と思っていたのですが、こうしてユニークでユーザーフレンドリーな製品が次々と現れることで、もっとその良さが認知されるといいなあ、と思う令和元年の初夏なのでした。

そしたら、あの富士フイルムも考えを改めるのではないかしら。

(結局そこ笑)

 

※追記

感度を補うデバイスとしてのストロボですから、デジカメのような高感度対応がしにくいフィルムカメラユーザーにも、本来はもっと浸透すべきと考えます。

屋外で絞り開放して完全な露出オーバーをネガのラティチュードに救われてるだけ、の白っぽい写真を撮ってるだけなのに「この色合いが好き」と言っているフィルムカメラ初心者を笑うのは簡単ですが、誰でも最初はそんなもの。ストロボ使えると、フィルムは何倍も面白くなりますよ?って教えてあげたい。

あ、ネガってこんな色も出すんだ!日中シンクロのリバーサルすげぇ!モノクロの陰影コントラストやばい!という発見をしてもらうために存在するのが我々ではないかと。

そうじゃないと、本当にフィルムがなくなっちゃうから…。

富士フイルムの価格改定について思うこと

またまた久々になってしまいました。

ブログは推敲などで時間がかかるため、どうしてもツイッターなどで発信を済ませてしまうことも多く。

放置はいけないのですけどね…反省。

 

さて本題。

企業からの告知文全文はこちら

写真フィルム 一部製品の価格改定および販売終了のご案内 : お知らせ | 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

 

で、ね?

巷間まことしやかに「赤字」「不採算」と書かれたりしますが、ここに「赤字」とは書いていないんですよ。

実際に赤字だからって書くかよ!と言われればそれまでですが、仮に不採算だとしたら、Venus800や防水写ルンですのように販売終了になるはず。

つまり今回の価格改定は、ガリガリ君の値上げと一緒で

「収益率を改善させますのでよろしく」

ということなのだ、と僕は理解します。

 

それにしても、これぞフジの代名詞と言える「第四の感色層」を持ったフィルムがまた消えるのですね、あらら。

そうなると、カスタマーがフジを使う理由って何でしょう?

中判リバーサルはフジしか作ってないから使うしかない、逆にフジはモノクロフィルムがない、こういう特殊な状態のマーケットは別にして。

よく言われる「あの色が」的なやつ?

…それ、代替できないのでしょうか。

まず、発色はカメラのレンズでも変わる点が一つ。

それともう一つ大きいのが、現代の出力環境です。

今、カラー引伸機でプリントする人はごくごくわずか。ほとんどはスキャナで取り込んでLightroomなどで調整して画面出力(か、プリンターで出力)。Photoshopでスキャン後のtiffにLUT当てたら、コダックでもフジみたいな色にできちゃう時代に、何でそんな都市伝説が…以下略。

 

あと「フジを応援したい」っていう意見

気持ちはよくわかるけど、ドメスティックなフィルムカメラブームがワールドワイドのマーケットに大きく影響するかは疑問なのですよ。だから、多分応援しても果たして応えてくれるか…以下略。

 

動物の種も「個体が一定数以下になると血が濃くなって絶滅確定」というのがあるように、国内で製造流通させるメーカーが一社になった(しかもその主力商品ではなくなった)段階で、芸術用途や趣味嗜好品として存続する以外の、写真フィルムの運命は定まってしまったのだと思います。

ああ、言い方逆だ!反感しか買わないやつになっちゃう(笑)

つまりですね、芸術用途や趣味嗜好品としてのフィルムは存続するのですよ。そのための銘柄絞り込みであり、価格改定なのではないのかしら、と。

APS絶滅は上記に対する需要がほぼなかったから、なのでしょう)

 

例えば、Appleで一曲ダウンロードするのと、アナログシングルレコード一枚買うのとでは何倍も価格差がありますし、そもそもCD出現以前のドーナツ盤一枚の価格からしたらバカみたいに高い今のシングルだけど、好きな人はそれでも買いますよね?

なくならないんだわ。

フィルムカメラブームで少々国内需要が盛り返したところで、値下げにならないし第四の感色層も復活しない、でも全滅もない。

「応援はほどほどに」でいいんじゃないかと思うのです。

てか、応援するなら価格上がってから買ってあげれば…以下略。

 

35mmのカラーネガに限れば、まだ選択肢はあります。

その時どきで被写体や感度、時には懐具合などに応じてメーカーや銘柄を柔軟に使い分ける工夫をするいい機会になるんじゃないでしょうか。コダックで言えば、エクターはともかく、ポートラが相対的に「フジと同じくらいの値段」になるのですから、一度使ってみるとかもアリですよ?

マジであんないいフィルム使わないほうが…以下略。

 

これは全くの極私的な感想ですが

「今、みんなの愛が試されてるんだ!フィルム愛が。この試練を乗り越えて愛し続けられるか!!」

ってことだよね?と今回に関しては思います。

この前にバッサバッサと銘柄を切り捨てて(12枚撮りもナチュラも、果てはモノクロフィルムまで)絞りこんだ時は、富士フイルム側が生産を続けるための生き残り策だった。

そして今回は逆にカスタマーがふるいにかけられてるんだ、と。

 

ちなみに僕はリアラエースとトレビとセンシア、アスティアがなくなった段階で振るい落とされました(笑)。

ああ…(2000年台のフィルム環境は本当に良かったなあ)。

今更ですが「平成最後の夏」にGRIIを買いました

まずは色々すみません。

ブログ執筆サボりました。

 

そう!

貴重なコメントまでいただいていたのに、ログインすらせず失礼しました。

スキャナも色々試してみた方がいいですね。

 

さて。

そんなこんなで平成最後の夏が過ぎ、気がつけば秋真っ盛り。

カメラ界でも空前の大転換期なのか、キヤノンだ、ニコンだ、パナソニックだ、ライカだ、シグマだと「フルサイズミラーレス真っ盛り」になっています。

このままでは「平成最後の夏=一眼レフが主役だった最後の夏」になりそう…個人的には、シグマのLマウントフルサイズミラーレスの登場を心待ちにしていますが、またあの時のように「70万円!」の値付けがされないか不安ですがw

 

と、そのような流れに逆行するかのように、僕はこの夏GRIIを買いました。

もうIIIが出るじゃん!って時に購入した(以前所持していたので正確には買い戻した)理由は、単に安かったから…もありますが、もう一度原点に戻りたくなったという感じ?説明しにくいですが、GRで撮影の練習をしたくなったのです。

EOS5DMkII以来今まで、デジカメを買うときは常に動画に軸足を傾けていたので(X-H1でも完全に動画を吹っ切った訳ではないです)、もっと「写真を撮る」という感覚を磨きたくなりまして。

 

ま、見てくださいな。

売ってたのがたまたま初回限定バージョンだったんですよ!

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GR初回限定バージョン

グリーンのリングをわざとつけてます。

(通常バージョンの黒もあるのですが、やっぱ見た目がw)

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キ●ノンの緑鉢巻とは違うのだよ

ああ、見てくださいなの意味が違いましたね。
写真だよ写真w

 

スナップの感覚が戻らないんですよね、なかなか。

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うーん。

ブログもスナップもリハビリ中です。

もっと撮らないとだし、書かないとだな。

 

 もう3年選手か。

でも、いいカメラなんスよ。

今更ですが、次ももうちょっと紹介しますね。

ではまた。

FUJIFILM X-H1を3ヶ月使いました、の続き

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携帯でサクッと撮ったので全然綺麗じゃないですね。あとで撮り直そうっと


さてそれでは、アドバンテージの部分を書きます。

もちろん現在気に入って使用しているユーザーとして書くのですから

「あばたもえくぼ」

的な部分もあると思ってその辺は差し引いて読んでくださいね。

 

・気持ちよく撮影できるEVFとシャッター

EVFとシャッターで項目を分けようと思ったのですが、撮影感覚の心地良さはこれがセットだからで、両者不可分です。もうこのおかげで今、幸せなフォトライフが送れていると言っても過言ではないくらい。

まず、下手な一眼レフよりよっぽどピントの山が掴める高精細なEVF、長時間見ていても疲れないのは本当に驚くほどです。

それと例のフェザータッチシャッター。

最初のうちこそ戸惑いますが、慣れれば他のミラーレスのシャッターストロークがみんな鈍感に思えてきます。

フォーカルプレーンシャッターの音も静かで心地よく、前回ストロボで散々けなしましたがここに関しては逆に「フラッグシップとはかくあるべし」と褒めちぎりたいです。X-T2はお店で触ったくらいなので正確な比較になるかわからないものの、X-H1の方が明らかに「上位機種」であると言えるでしょう。

 

・ボディ内手ぶれ補正

これがよく効きます。

流し撮りや一脚撮影をやっていないので、あくまで手持ちで静物を撮影した場合の評価になりますが、かなりファインダーで効きがわかるのです。特に、マウントアダプターでオールドレンズを使っているとき「おお、これはすごい」と体感できます。

ただ、ハイブリッド補正ができないのは勿体無い…将来ファームの改良でなんとかなりますよね?ね?

 

・バッテリーが3個入る

普通のカメラでは縦位置グリップ(バッテリーグリップ)をつけると、ボディのバッテリーは入らないのですが、このカメラはボディに入れっぱなしで大丈夫。

もちろん装着すれば多少は重くなりますが、安心感に加えてファインダーのブラックアウト時間の短縮などメリットも享受できますし、特に動画撮影にはマストアイテムです。

ちなみに充電はUSB(ボディ)とAC(グリップ)からそれぞれ行うので、同時充電の場合は異様な光景になります。

 

・サイズと重量

「重い」っていう意見もあるようですが、他社のAPS-Cフラッグシップ一眼レフと比べてみてください。EOS7DMk2やD500より明らかに軽量、K-3IIよりも軽く、マイクロフォーサーズのDC-G9(PRO)と比べてもほぼ同じです。

(α6500はフラッグシップ扱いではないため除外)

 

・RAW現像アプリが優秀

X RAW STUDIOがいいんです。

もちろんPSでもLRでもできるのですが、フィルムシミュレーションを変更できるのと、処理がぶっちぎりに速い点で、フジ純正を使いたくなります。

ちなみにこのアプリ、PCのCPUに依存せずカメラの画像処理エンジンで動くので、X-H1の高性能のおかげで普通のノートPCでも快適に使えます。

 

・ストラップ

これも触り心地のいい質感と、適度な幅広サイズで気に入っています。

せめて他のフジのミラーレスユーザーにも使えるよう、ストラップ単体で買えるようにできませんかね?

 

・エテルナモード

動画向きとの触れ込みですがどうして、写真でも使えます。

確かに彩度はぐっと下がるものの、最近は色が淡くてハイキーの写真に人気があるようで、エテルナをベースにして白トビしない淡い色調の写真を撮る方も増えるのではないかと思います。

 

・タッチ液晶

ファインダーを覗きながらタッチ液晶でAFポイントを移動させるといった芸が可能になったのも、最近のフジミラーレスの特長です。このタッチ液晶のようにX-T2になくてX-H1にはあるものがボディ内手ぶれ補正以外にもいくつかあるので、「写真画質はX-T2と同じ」という部分にあまりとらわれない方がいいと個人的には思います。

 

以上ざっと紹介してきましたが、結論としては「よくできたカメラ」だと思いますよ。

特に一番に挙げた、ファインダーとシャッターのおかげで気持ちよく撮影できる点については、ミラーレスカメラ全体でも最上位に位置すると言って過言ではなく、一眼レフユーザーがミラーレスに移行するにも最適です。

またXマウントが今後シネレンズにも注力するとのことで、動画制作にもおすすめできます。

欠点はあるものの、それを気にして「待ち」にしてしまうより、今このカメラで撮れるものを撮った方がいい…ただX-T2ユーザーの方は買い替えに迷うところですよね。

うーん、スナップならステイ。

手持ち夜景やポートレート、スポーツ撮影ならゴーかなあ。

 

以上長くなりましたが、X-H1を使用しての評価でした。

さて、次何書こうか…。

 

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-H1ブラック X-H1

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-H1ブラック X-H1

 

 

FUJIFILM X-H1を3ヶ月使いました

予告の通り、使用レポです。f:id:p85f14:20180602174026j:plain

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-H1ブラック X-H1

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-H1ブラック X-H1

 

欠点から書き出しちゃいますか。

 

APS-Cフォーマットであること

「それを言っちゃあおしめぇよ」ですね、全否定ですから。

僕はこの機種の前までα7sを使っていまして。

フルサイズ1200万画素で画素ピッチが大きいため、RAWを弄ったときの「まだ色残ってるのかよ!」的な驚きは他のカメラでは味わえないものでした。

それに比べたら、画像を拡大した時や現像時の残念感は多少あります。

画素ピッチは案外、拡大時の画質に大きく影響するものです。

またセンサーが狭いことによって、F1.1とかF1.4のレンズをつけた時のボケ感も正直かなり、なくなります。

 

・操作系(軍艦部がかっこいいが見掛け倒し)

シャッターの前後ダイヤル、軍艦部ダイヤル、そしてレンズ根元の絞りと、ありとあらゆるところに操作部の重複があってややこしいです。

僕の場合、フォーカスポイントの移動にタッチ液晶を使ってしまうのでジョイスティックも不要になってまして、「操作の自由度が大きい」といえば聞こえはいいけど実際、メーカーもユーザーの意見に振り回されて「ええい!じゃあ右にも左にもつけてやるぜ、これで文句ねえだろ」的な迷いを感じます。

EOSを見習うべし。

いい意味でも悪い意味でも、一般ユーザーの声には耳を傾けないから(笑)

 

・バッテリー

ソニーでこれ以上を経験済みなので驚くほどではないのですが、この機種も燃費が悪く(バッテリー容量の問題か)ふと気づくとカラータイマーが赤になっています。

僕は縦位置ブースターグリップを常用しているため、実際に切れたことはないものの、一般的な使用であってもバッテリーの2個持ちはマストです。

 

・せっかくのダイナミックレンジ拡大が…

DR400、まだ使ったことがありません。

ISO感度を上げないと使えない機能だからです。

僕の使い方は特殊なのでそんなに声高に欠点とは言えないかもですが、ストロボ使用時に飛び・潰れをなんとかしたいと思っても、ISO1600に設定したらそもそもストロボ使えないじゃん、みたいなことになっております。

ベースISOが低ければ解決しそうなのですが…ISO200スタートはデジカメとしてごく一般的なので、そこを責めてもなあ。

 

・付属ストロボ

貧弱だなあ…キャッチライトにはいいかもですが。

まだEOS MとかNikon1のストロボの方がましだったような。

また、ヒンジがちょっと浮き上がっても発光するので、つけっぱなしにしたいと思いつつ外してしまい、あとで後悔みたいな経験がありました。

それと、これがまたフラッグシップらしくないというか…チャージ時間が長いんですわ(笑)。ここの部分だけエントリー機レベルなの、なんとかして!

 

・背面液晶

すっごくいいんですよ、このカメラのEVF

で、ちょっと外してライブビューで撮ろうとすると「ん?」ってなる。

ヘビーに使っているとおそらくみなさん、しまいには一眼レフスタイルでしか撮らなくなると思います。

EVFがすごくいい代償として、背面液晶がなんとなく落ちて見えるというジレンマ。

 

・現状のフィルムシミュレーション

「何を馬鹿な!」は承知の上で書きます。

ASTIA、VelviaPROVIA、ACROS、ETERNA…何のこっちゃ?って人、正直富士フイルムデジタルカメラユーザーの半数以上じゃないですか?使ったことないんですよ、フィルムなんて。しかも厳密に言えばフィルムの色そのままでもない。

つまりフィルム派とデジタル派、どっちの需要も満たしてないんじゃないか…看板機能なのは百も承知で、あえて言いますけど。

なのでフィルム名よりも色調の方をよくわかるようにして欲しいのと、これのせいで?エフェクトモードがないため「銀残し」などを再現しようとすると案外手こずるのがフジのカメラ、ここはUIなどの改良で雰囲気を残しつつ変えていって欲しいなあ。

 

・動画、意識してますか?

形がクラシックカメラすぎて、動画撮影の際には横に張り出した吊り環通し金具などが気になるところです。

 

・その他

AFもグイグイくる感じはしないですし、電源ON/OFFでもたつく場面も時々あります。

価格の割には、例えば質感等でX-T2と比べて特に「すげー!」となる部分が少ない(特に撮った写真に関して)ですから、フジの写真画質を味わうための選択肢であればX-E3やX-T20といい単焦点レンズとの組み合わせの方が幸せでしょう。

あと、Wi-Fiアプリ…こなれてないっていうか、SDにデータがいっぱい入ってる時に接続すると写真表示がタラタラしすぎとか、そういう細かい注文もあります。

 

と、ここまで粗を書きました、が。

だったら僕の場合、買取値が下がらないうちに売ってしまうわけで。

まだ持っている理由、つまりこのカメラのいいところを次回書きます。

お楽しみに。

 

CONTAX AXって、やっぱりいいカメラ!

僕の結論は、表題の通りです。

でなきゃこうして再び購入したりしません。

 

実写サンプル

モデル:米倉れいなさん※1

Reina Yonekura

LENS:Planar50mmF1.4 AEJ / FILM:ILFORD XP2 SUPER400
イルフォード XP2 スーパー 135 36枚撮り

イルフォード XP2 スーパー 135 36枚撮り

 

 

Reina Yonekura

LENS:Distagon35mmF1.4 AEG / FILM:FUJI SUPERIA PREMIUM400

 

一段くらい絞ればいいものを、これもテストと思って開放で撮っています。

AFの精度はこんな感じ。悪くないでしょ?

適度なコントラストさえあれば合わせたいところに合うのです。

 

モデル:キム・へジンさん※2

Kim Hyejin

LENS:Planar 50mmF1.4 AEJ / FILM:FUJI PROVIA100F

 

Kim Hyejin

LENS:Planar 50mmF1.4 AEJ / FILM:FUJI PROVIA100F

 
こっちもF1.4とF2くらい。

発色はレンズとフィルムの関係で決まるため、カメラの性能は関係ないですが、露出がこちらの意図通りに決まるのは露出計の精度のおかげ。

どちらの場合も絞り優先AEなので、AEも褒められていいレベルです。

(ちょっとDXごまかしたり、ポジは減感をしたりして調整しています※3)

 

僕は、例えばマミヤRB67※4みたいに巻き上げや内蔵露出計どころかクイックリターンミラー※5もなく「全てマニュアルで設定して撮ります」のカメラも好物です。

ですが、撮影のための準備時間が少ない時の対応や、撮影した写真のアタリ打率を考えると、アシスト機能が多いに越したことはないことも承知していて、AXはそれに応えてくれるいいカメラだと思っています。

決して山登りに連れて行けるヤツじゃないですが…そこはそれ。

 

もちろん、コンタックスですから弱点は多いですよ(笑)※6。

電気系の故障、ガバナー鳴き、ミラーずれ、視度補正ダイヤルが壊れやすいなど、挙げれば色々なのですが、丁寧に使ってあげることと定期的なメンテナンス、そして何より「状態のいい中古を買う」ことでかなり回避できます。

 

というわけで、僕のCONTAX AXについての評はここまで。

次回からは、3月に購入して約3ヶ月経ったX-H1、使ってみてわかったことを書いてみようと思います。

(だって、このブログに来られた方の検索ワード「X-H1」がほとんどなんです笑)

 

<注釈>

※1 ベルマーレクイーンを務める健康的で笑顔のチャーミングな方…あ、こういう注釈は不要ですかね(笑)

イルフォードのXP2SUPERはカラーネガと同じC-41現像(お店で普通に頼む現像方式)なので、1時間以内に仕上がるスグレモノだと個人的に思っています。富士フイルムがモノクロ製品の製造販売をやめても、少なくともコンシューマー向けであればこういう製品で穴は埋まります。

ISO感度も中庸で使用場面を選ばないし、ご覧の通りシャープネスも十分。なので「カメラ女子」にはもっと使って欲しいフィルムですね。

自家現像やらない派なら覚えておいて損はないです。

※2 日本の大学を出て日本語が堪能な才媛のはずなのに、時々とぼけるスキルまで持ち合わせる美女…しつこいですね(笑)

リバーサルフィルムは軟調のもの(ASTIAなど)がなくなってしまったので、ポートレート撮影の際はPROVIAの設定感度を低くして撮影した上で減感…などという小細工をしています。でも上がりを見れば、ネガともデジカメとも違ってちょっと感動する画が手に入るのですよ。安いコンパクトに入れるのは不安でも、普通の一眼レフなら案外バッチリ撮れるので、もっと使って欲しいフィルムです…特に、カメラ女子?(だって、そこが今のフィルム消費のボリュームゾーンですものね)

AriaとかT3に入れて撮ってみて〜!

※3 DXコードとは、フィルムのパトローネ(外側の金属覆い)に黒と無地で描かれている幾何学模様のこと。物凄く粗く情報量の少ない元祖バーコードです。

今回これを自動ではなく手動設定にして、露出補正ダイヤルを動かさずにオーバー露出させた、ということなんですが…カラーネガではほぼ使わないテクニックです(笑)

また減感とは、現像時間を設定より短くするテクニックで、対になる言葉に「増感」があります。一般的に増感→硬調、減感→軟調になるのですが…これもカラーネガではやらないので、頭の片隅にでも置いといてください(笑)

 

※4 昔の写真館では普通にあった中判カメラ。マミヤは戦後間もなくからの老舗メーカーで、警察用ピストル型カメラ(どうやら安保デモのメンバー撮影に使ったらしい)などユニークな機種も生産していたのですが、今はフェーズワンという中判デジタルカメラのメーカーに吸収されています。

RB67シリーズは電池要らずで撮れ、シャッターチャージとフィルムチャージが別、しかもシャッター後にミラーを戻すのも手動という究極のフルマニュアル。

カメラの作法を一から学べる教材として、これに勝るものはないと思います。

(全部やらないとシャッターが切れない機械連動機構は素晴らしい!の一言です)

ただ、これほどの機械カメラでありながら(シャッターはSEIKO製)オートのカメラを馬鹿にする向きに使わせると泣いて喜ぶか?というとそうでもないのが彼らの不思議なところ(笑)

※5 世界で最初の一眼レフは、上記RB67のようにシャッターを切ったらミラーが上がってファインダーが真っ暗になる→ミラーを戻す、という手間がありました。

それを今の形に進化させたのは旭光学(現リコーイメージング)。今のフラッグシップデジタル一眼レフは1秒間にミラーボックスのあの鏡が14回も行ったり来たりするんだそうで…すごい。

※6 特にミラーずれと液晶漏れは、ほぼ全部の機種に起きるコンタックスの宿痾です。