カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

Take a picture

しゅごい!

写真界の暗い話題を吹き飛ばすような、そのものズバリなタイトルの歌が出た!

しかも今人気絶頂のNiziUが歌っている!!

Take a picture

Take a picture

  • 発売日: 2021/03/29
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 いや待て。

MVを見ると全員スマホのライトをつけながら撮っている!!

つまりカメラは使わない。

これが、現実か(泣)。

www.youtube.com

あぁ教えてあげたい

カメラで撮った方が、特に夜は何倍も盛れることを。

 

という冗談?はさておき。

「写真を撮る」がこのように大半の人にとって「=スマホで撮る」となった現在、PENTAX K-3IIIという「APS-Cセンサーサイズ一眼レフ」が世に出る意味とは何なのか?

が今日のテーマです。

(&また他人の揚げ足取りだよ)

 

PENTAX K-3IIIとはこんなカメラだっ!

 一眼レフ全盛期にこのスペックで出てたら大騒ぎ、1.05倍100%視野率OVFだけでも気合の入り方が違います。

ところが世間どころか、カメラファンにも騒がれないんだな〜これが。

カメラ雑誌の休刊が相次ぎ、主力となるはずのネット記事もなんとなく鈍い。

特に!

ここであげる広告記事がこんなでどーすんの?と思って書いたのが、今日の本題です。

 

まずはこちらをお読みください。

デジカメWatch」私が一眼レフ“も”使う理由

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/interview/k3m3/

 

がですね…。

「本当にPENTAXがスポンサードした記事?」

って驚くのです。

 

まず第一。

4名とも現在、一眼レフとミラーレスを

「併用してない」

もう、タイトルからして違う笑

そればかりか3名はミラーレスユーザーなのでPENTAXユーザーでもないという残念さ(未だにK-01やQを使っている確率も0じゃないですが)。僅かに鹿野さんが昨年一眼レフ派に戻したと書いている程度。

もし僕がライターならせめて「K-3IIIで“再発見”した一眼レフの魅力」等、内容にタイトルを合わせるのですが。

 

次に、みなさん

「褒めてない」(苦笑)

例えば藤里氏の「泥臭い、田舎臭い」PENTAXの絵が好きって…?

「いい意味で」なんて、何でも語尾で逆説にすれば許されるってもんじゃないわ。

ところが他の方々も押し並べて「便利じゃないとこがいい」って感じなのです。

それ、褒めてます?

 

そして極めつけは

ライター・インタビュワーの質

 

多少誘導気味でもテーマに沿った答えを引き出すのが仕事でしょうに、フリースタイルすぎて「このカメラマン、言ってることおかしくね?」な内容になっちゃうのは、ライターの資質が原因でしょう。

特に藤里氏の記事。

AF-Cで測距点をジョイスティック移動させていったらカメラがいうことを聞くようになった〜MFで「触りたいところに」ピントを合わせる、のくだり。

結局AFは使えない、というジャッジでしょうか。

それに「瞳AFが不要」「そんなもの入れるからアマチュアが混乱する」は完全に余計。

(女性モデルに)キレイ可愛いと声に出さないのは「男の怠慢」ってのも表現が昭和すぎだし、「触りたいものにピントを合わせる」〜「目を触りたいとは思わない」って…完全ヤバい人になってる。

またRAWで撮らない理由が「現像しているうちに撮影時の光を忘れちゃう」って?

2000枚もの写真をプレビューしててもその時の雰囲気は思い出せるのに?

そしたら、フィルムネガを現像してコンタクトプリントしてから暗室作業で印画紙に出力、の頃なら写真家にはなれないですよね。

現像する時間があったら女の子を撮っていたいとか、ポートレートの大家がエロボケ言いたい放題だったら、界隈と個人の名誉のためにも編集段階でバッサリ落としなさいって。

 

また大村氏も変。

彼女のおっしゃる「PENTAX SPのようなKマウント機」は、僕の記憶の中に存在しないのですが。記事のチェックミスなのかアタシがバカなのか。

また若い女性は「APS-Cか一眼レフか、クラシックレンズか」を気にしない…ですか?「クラシックレンズフルサイズ教」のせいで、今やフルサイズミラーレスカメラが圧倒的人気なの、わかってんのかな?

ああもう!

 

今回もまたラブでもピースでもなくなりつつあるので、ここからは僕の考える「今あえて一眼レフで撮る理由」について書き連ねます。

もし修理可能だったら今でも645Dを使っていた位、併用に何の疑問も抱かなかった不感症…じゃなかったDDなので、5年も使っていないのに急にいいとこ話せと言われた可哀想な並木氏よりリアルな意見だと思います(また敵を増やす)。

 

1. ファインダーはアナログがいい

RAWとJPEGの違いでも触れましたが、一眼レフのOVFでは当たり前に見られる自然界の無限色が、EVFでは24bitに減色されます。またドット数とリフレッシュレートの低いEVFもまだ多く存在します。

粗い画を見せられながら撮る不自由はSD Quattro Hで嫌というほど思い知っているので(苦笑)、K-3IIIの広く明るく見やすい光学ファインダーこそ、撮影の際の大きな武器となってくれるでしょう。

 

2. カメラホールドの作法がしっかりする

一眼レフは、右手でグリップを握りカメラを操作、左手はレンズを支えながら操作するのに適した形状になっています。特にPENTAXは、フィルム時代から操作系とグリップ感に配慮したデザインであるため自然と「カメラの持ち方」が身に付くのです。

SNSで人気の女性(たまに男性も)カメラマンが、ミラーレスカメラの背面液晶をファインダー代わりにして、コンデジスマホのように左右とも肘を体から離して撮っているのを見かけますが、K-3IIIでいっぺん矯正されてほしいなぁ。

 

3. 造りの確かさ

「一眼レフの本体色100パターン」や、GRのグリップカスタマイズサービスを展開していたPENTAX RICOHらしさは、パーツ同士のぴったりした接合ラインに現れています。そんな造りの確かな防塵防滴ボディの中に、動体追従AF性能や暗所撮影性能に優れた最新の映像デバイスが組み込まれ、PENTAXが他社に先駆けて採用し熟成を重ねたSRII(ボディ内手振れ補正)も強力とくれば、250,000~260,000円の初動実売価格も納得です。

 

何といっても、キヤノンがこの分野でのやる気を失った現在、APS-C一眼レフの選択肢はほぼD500とK-3IIIしかなく、野鳥カメラマンやレースカメラマンのように「一瞬のタイムラグも許されない望遠レンズ派」にはかなり重宝されそうなのに、4人の中にそっち方面の人が誰もいない。万人にバカ売れするカメラでないのだから、せめて売りたい方面に刺さる内容にして欲しかった記事なのでした。

 

ところで話は戻るのですが。

「Take a Picture」を最初から最後まで聴いて歌詞の字面も追っても、おじさんには何にも響かなかったよ…少なくとも若い人が「若さと」とは言わねーだろ笑

 

って。

そういうこと書いてるからダメなんだよね〜ブログもSNSも。

二重(NiziU)の意味で。

 

またダジャレで締めてしまった…。

青年の主張

埼玉県 ド田舎代表 p85f14さんの主張

 

私は小さい頃、体の弱い子でした

いわゆる「虚弱体質」

行事の前に必ず熱を出し

病院へ行く途中、工場見学に行く同級生達とすれ違う有様

転校してからは一層友達もなく

集団登校の往復でランドセルを蹴られる

「いじめられっ子」

そんな自分が大人になって出会ったのが

「カメラ」

写真を撮り始めて1週間後

みるみる血行は良くなり

便秘肩こり生理痛がぴたりと止まって

それまで女性に声をかけるなんてできなかった私も

積極的になって人気声優のポトレまで撮れるようになり

今月は念願のミス日本を撮れた!

これも全て、カメラのお陰なわけだ!

 

あ、これ。

本当のことも混ぜてますが

とんねるずの曲「青年の主張」の歌詞パロディです。

 (現代の流通に乗せられないのか笑、楽天でもAmazonでもシングルの販売はなかったのでYouTubeだけ貼ります)

www.youtube.com

秋元康大先生の若かりし頃、とんねるずとの最凶タッグの過激ぶりを窺い知ることのできる一曲です。

今見るとただうるさくてウゼぇだけですが、これが「バブル前夜」ってやつ。

 

さてここからが本題。

なんで写真関係の個人の主張って、プロでも(ってかプロの方が)うるさくてウザいんですかね?

とりあえずカメラ・写真関係のオピニオンは地雷だらけ(天井に唾 笑)。

 

例えば

note.com

ワタナベさんは川島小鳥さんや梅佳代さんや浅田政志さん、そして大御所の荒木経惟さんなど人物系の写真家がフィルム撮影をしていて、それに憧れる初心者も多くいるのにそれを「ノスタルジー」とお切り捨てになる。

ほなら石井正則さんが8×10でお撮りになっているハンセン病元患者療養所の写真もノスタルジーでおまっか?

フォーマット語り(する奴ってことだよな)は苦手といいながら矛盾やん。

それと。

フィルム業界は「撮るな」などと言っていません(何度ブログに書いたか)。

特定のフィルムが消えたのは需要の消滅によるものです。

ピールアパートタイプのフィルムや4×5のインスタントはプレビューとして需要がありましたが、プロの作品に使われることはそもそも極めて稀で、デジタルバックのテザー撮影が登場して需要が消えたのです。売れてるのに突如終売にしたわけじゃない。

さらに言えば、645を超えるラージフォーマットサイズではまだフィルムが活躍しています。

デジタルという「失敗を許容し再チャレンジが容易な」カメラで撮ることをプロの道具として奨めるのは決して悪くないのに、自分が踏み入れていないかもしくは過去に切り捨てた世界を「不要」としか見なさず冒頭から喧嘩腰、上から目線かつツッコミどころ満載ってもう

ナニコイテンノコノオッサン

…あ、宇宙から謎のメッセージが。

 

次の例

 

takahashiさんは冒頭に「言葉も考え方も自由で良くね」と書きながら「誰かに文句言ってる人の自由」は否定していらっしゃる。僅か200字の表現で矛盾を起こせる奇跡。

「イライラ」以下がなければいいツイートだったのに。

というか「自分」って何回出てくるん?

カナリノジブンスキヤナコノオッサン

…ああ、また宇宙から謎のメッセージが。

 

お二人の撮られる表現世界は評価されて然るべきだけど、だからってこれらの文を素直に「おっしゃる通り」とは受け入れられないな。

とりあえず。

写真の撮り方(特にマインドとかいう不確実のもの)なんて今どき「誰かに教わる」だけ損だと思うのよね。だから写真系オンラインサロンなんて入っても

「いいことなっいぞ〜ミスター○〜ナッツ♪」

 

さて次はそれと全く逆の例

上からじゃないので初心者が信じそうなトンデモ説。

www.youtube.com

JPEGはカレー」「RAWはカレーのレシピ」

インドジンモビックリ!

この説明で「わかった」って??

RAWもJPEGも両方画像ですけど、カレーは食えてもレシピは食えないよね。

やば!俺までカレーに引っ張られた笑

 

批判なら誰でも書けるって思われるのも癪なので、文字だけですがちょっと説明します。

 

自然界の色数はいうまでもなく、無限です。

これをカメラで撮影する時、イメージセンサー上の画素一個ごとに当たる光を三原色(Red,Green,Blue)それぞれ256段階~65536段階の色深度へとデジタル変換します。これにカメラの設定などを加えたものがRAW記録データです。

色深度の細かい説明は割愛しますがRAWは情報量が多く、メーカーごとにバラバラの設定も含んでいるので、これを汎用性の高い「JPEG」という規格で、定められた256段階の色深度に減らすと同時に、画素ごとに独立していた大量のデータを軽量化(圧縮)します。これがJPEG記録データです。

このJPEGデータは汎用性ゆえに(例えばほとんどのWEBブラウザで表示できる)、多くの機器で扱えるしプリントもできる、という仕組み。

 

数字や規格が難しいなら、絵で例えてみます

「同じ人が同じ物体をカラーで描く絵」

と言っても、色鉛筆なのか油絵具なのかサインペンなのかで全く画風は変わりますし、同じ色鉛筆でもステッドラーの100色とサクラクーピーの32色では異なります(カメラのレンズとセンサーと映像エンジンに相当)。また使用する紙とキャンバスサイズでも出来上がりが違うのです(画素数に相当)。

それらの原画(RAWに相当)を同じ「A4」に統一して印刷製本(JPEGに相当)したとしましょう。

原画が何色で描かれようが基本インキはCMYKの4色しか使われないため、細かい光沢感や質感は損なわれますし正確な復元はできません。かといってプリントがダメなわけではなく、原画は取り扱いに慎重を期しますが、製本した絵は手軽に見られます。

また原画が大きなキャンバスだったら繊細な表現に、小さな画用紙を拡大したのなら少々ぼやけた印象になります。

 

これだけの話。

カレーカレーと何分喋ってんの。

あと肝心なこと

「どっちがいいの?」がそもそも違う。

RAWは画像素材として優れ、JPEGは配布・公開・印刷への汎用性と軽さの利点があります。それぞれの良さを知るならこんなタイトルはつけません。例え「そう聞かれたから」としても。

 

フィルム時代は化学と光学の知識がないと、印画紙に焼いて見せることすらできなかった不自由から、せっかくデジタル技術が解き放ってくれたのに、その恩恵を受けた先達が、狭い視野や間違った知識を刷り込むって?

そんなリスクは全部リープするのがオススメ。少なくともまともに聞くこたぁねえや。

 

なのにSNSやってると誰かが「いいね」してTLへ流れてきたり、YouTubeなどは頼みもしないのに「おすすめ」してくるので、見たくなくても目に入る厄介さを回避するには究極、自分がSNSを辞めるしかないのでしょうか?

いやもう一つ手があるのですが…皆様のご協力が必要なのですよね。

「いい写真撮る人がいいこと言うとは限らないので、条件反射で「いいね・高評価」しないで」ってやつ。

無理かな〜?でも言い続けるね。 

以上、田舎者の主張でした。

 

(写真を志す)青年よ〜、せいねんよ〜、迷うことなかれ〜。

思うままに、いま進め〜!

小室さんばりの長い説明しか書けないオッサンでも、本当に美女が撮れるという証拠。

f:id:p85f14:20210417174057j:plain

モデル:青木胡杜音さん カメラ:SIGMA fp レンズ:SIGMA105mmF1.4 DG Art

ズルいよ ズルいね

いよいよ発売直前のカメラ、SIGMA fp L。

現役のfpユーザーとしては興味津々です。

ウリはなんたって「ジオン脅威のメカ6000万画素」(おい)

数年前のCP+にてCanon EOS 5Dsで撮られた5000万画素写真の大伸ばし展示に

「おおおお!」

と感動したあの頃の僕は、あまちゃんだったのですね(反省)。

もはや中判は1億画素、35mmでもそんな画素数が当たり前の時代に突入したということ。

最初に買ったデジタル一眼がEOS30D(800万画素)

最初に買ったデジカメがAppleのQuickTake100(35万画素)

なので、思えば遠くへ来たもんだ…K-3IIIのISO感度上限といい、最近また数字のインフレすげーな。

  

さて、そのfp Lですけど。

こっから先は僕の単なる僻みだと思って読んでください。

(といいつつ、同じ思いのカメラ好きはいるはずなんだよな)

 

ねーねー。

個人のメディアでのfp L先行インプレッションって

なんかちょっとズルくないスか?

 

と、その前に

僕が見ても僻まないパターンはこちら

www.sigma-global.com

SIGMAグローバルサイトでの作例とインプ。

 

news.mapcamera.com

カメラ量販店のプレビュー

 

 貸し出し体験会のお試し写真

 

タッチアンドトライに関しては機会もフェアだし、そもそもシグブラはメーカーのコンテンツへ流すため、Kasyapaは販売促進のパンフみたいな情報という認識です。

それはこのあと出るであろう雑誌メディアもしかり(しかも発売日後だし)。

 

でも。

個人アカウントでのTwitterYouTubeに出てるインプはねぇ…。

もちろんメーカーだって上記同様、販促のために貸してるのだろうけど、結果としてはfp L云々より

「俺様コンテンツ」

の拡散促進にしかなってなくない?

それをメーカーが後押しすんの?っていう…その辺がすンごくモヤる。

 購入してアレコレいうならともかく、なんかズルい。

 

あとSIGMAというメーカーは、借りて使った人の意見に「それは違う」と言わない太っ腹なのは良いとしても、fpの時と同様に敢えてメカシャッターを取り去ったことを

“欠点”

と呼ぶのは筋違い!って程度は主張してほしいのよね。

www.youtube.com

fpの時はフォトテクニックデジタルの記事を指摘しましたが

fp Lで代表的なのはこれ。

 

ストロボ同調速度が極度に遅い=「光の魔術師」とやらが肝心の魔術を満足に使えないのだから、この組み合わせだとこういう評価になるのもわかりそうなもの、最初っから貸すなよ&借りるなよ〜!

もう、モヤるなぁ。

苦し紛れに繰り出した「カメラ流しストロボ止め」(勝手に命名)も、YouTube画面ならともかくプリントすると変に見えると思う。6000万画素を手持ちでブラしたら、流れる残像が縦だけでなく左右にもフラつくので、恐らく今後同様の作例はあっても「作品」は出ないでしょうね。

 

それより。

なんでみんなお待ちかねのEVFについて言わないのかしらん。

¥85,000だよ?脇っちょに端子を出したせいで、馬鹿デカくなったよ?

ほれもぅ、言わんこっちゃない。

でも多くの人が「作れつくれ」って言ってたんだから、高くても買うよね?

山田久美夫さんも当然お買いになりますよね?

こういうカメラ好きあるあるの「主観モード」が束になって結局、EVFの開発発売までさせちゃうのって、なんだかなあ。

そうやってメーカー焚き付けながら、いざ発売されると

「オレの欲しかったFVFじゃねえ」

と知らん顔するなら、もう二度とリクエストに乗ってくれなくなっちゃうよ?

このままじゃアルシンドに、なっちゃ〜うよ?(また余計な)

  

カメラの市場規模が縮小傾向にあるのはみんな知ってるんだし

・集団のわがままで余計な投資をさせないで

 (fp用に「EVF作れ」どころか「レンズシャッターレンズ作れ」などと!)

SIGMAカメラには純正レンズを買って使って

 (fpにNocton Classic40mmつけても「かっこよくない」)

・カメラYouTuberはまずカメラ、レンズを買ってインプを

 (そろそろ真面目にインプレッションしてよね。それと「ならお前がやれ」って言わないでね。カメラ買うと高いんで低浮上にしかならないから)

・逆に有名カメラマンはもっと最新カメラも使って発信してください

 (今更T3やAriaやPENTAX67が売れてもメーカーちょっとも嬉しくない)

 

じゃないとさ…Nikonがカメラ事業から撤退!

みたいなことが数年後に起きても不思議じゃないってば。

そうなった時、全部メーカーに責任なすりつけるのはマジで

(はい、ここで今回のタイトルにつながります)

「ズルいよ ズルいね」

ズルいよ ズルいね (Type-A) (DVD付) (特典なし)

ズルいよ ズルいね (Type-A) (DVD付) (特典なし)

  • アーティスト:=LOVE
  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: CD
 

 ちなみにこの歌、さっしー作詞のちょっと耳に残るリフレインが印象的な曲

www.youtube.com

今回はちょっと僻みから入ってあまり優しい文面ではなくなりましたが、それもカメラを愛するが故。つまり

「イコールラブ」

 

え〜お後がよろしいようで。

夢芝居

お知り合い以外に依頼してポートレートを撮られたことのあるカメラマンならよくご存知のことと思いますが

モデルさん(圧倒的に女性)とカメラマン(圧倒的に男性)のイザコザは日常茶飯事。

まさに

お〜とことおんな〜ぁ、あ〜やつりつら〜れぇ〜♪

梅沢富美男さんの「夢芝居」みたいですね。

(多少のこじつけ感は許してニャン

 

え?そんな歌知らない?

例えがモロ昭和?

はぁ〜「うっせーうっせーうっせーわぁ」

想定読者も昭和で、問題はなし!!

 

おっと。

久しぶりに書きながら、全然そんな感じの微塵もない不躾な枕にて失礼しました。

メインタイトルはずっとラヴ&ピースなのに。

と、そんなことより

バラエティでの梅沢さんしか知らない方はぜひこちらをご覧くださいませ。

夢芝居 (1991年ver.)

夢芝居 (1991年ver.)

  • 発売日: 2018/02/07
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 踊る姿も拾ってきました。

www.youtube.com

あぁきれいだなあ、この頃の舞台を撮ってみたかったわー。

もちろんデジカメなんかない時代ですから、645あたりのフィルムカメラでね。

撮影結果もその場じゃわからない、感度も高くできない、それこそ「ちゃんと写す」だけでも難しかった分、技術の差は明確に出ますから、今よりずっとやりがいがあったろうな?と思って。

 

さて、話を戻します。

撮影時や交渉時のトラブルが絶えないため、フリーランスモデルの中には自衛も兼ねて、最初からTwitterの固定ツイートやプロフ、ツイフィールなどで「この条件じゃないと受けませんよ」と注意書きをされている方がいらっしゃいます。

ところが。

男性カメラマンで「この条件じゃないと撮らないぜ」と書いている方はなぜかいない。

ごくごくたまに「向こうから撮ってくれと声かけてきたくせに、有償って言ってきた」的瑣末な告発ツイートは見かけますが…。

やっぱり男が撮影条件を書いたり、モデルのいい加減だったり詐欺まがいの行為を言い立てたところで

「条件なんてつけられる立場か」

「スケベ心につけこまれたんだろ?」

と括られてしまうのかしら?

人間性は年齢や性別と無関係、モデルさんにもピンから兄弟…じゃなかった、ピンからキリまでいるのに、おっさんは声をあげられないなんて、

それこそ

ジェンダーの平等」じゃないですよね?

という観点から不肖私めが先陣を切り

「こういう方はお断り」

と但し書きを掲げようと思い立ちました。

僕もかれこれ3年くらいポートレートを撮ってきている中で出会った代表的にヤバい例を、今回あげさせていただきます。

 

あーそうさ!

そーだよアホだよ(軟式globe

全部自分の恥さらしだよっ笑

 

そうなんですけど、でもこれからポートレートを撮られる方への注意喚起はあるべきと思ったし、やっぱりダメなものはだめなのさ。

以下の例は全部実話なので「そういう闇もある」というご認識を持ってカメラマンそれぞれが自衛していただけたら幸いです。

そして下記に当てはまるモデルの方

うっかり僕が声をおかけした時は

「すみません該当者です」

と名乗って身を引いてください笑。

 

ではスタート!

 

ケース1:“不治の病”にかかってしまう方

撮影日が近くなると病気にかかったり、体調が優れなくなる方がいらっしゃいます。

時折スタジオを予約してから「発熱が」とおっしゃる方もいて、生じた金銭的損害に内心憤りつつも心配して「治ったらご連絡くださいね」と送りますが…この場合、完治の報告が来たためしがありません笑

インフルに何ヶ月もかかり続けると、ヒトはどうなるのでしょう?

教えて医学の人。

 

ケース2:音信不通になる方

初めてDMでご挨拶してから、実際に撮影するまでは非常に時間がかかります。

相互理解からはじまって撮影場所やスケジュール、イメージのすり合わせなどをやりとりするエネルギー消費たるや、土日と夜しか使えないサラリーマンにとってかなり負担なのをご理解いただきたいのですが

「あとは撮るだけ」

という段階に至ってから全く返信が来なくなるケースも多いのです。

料金を先払いしてからの音信不通が2例、番号交換してからの不通も1例あります。まあ、よくよく金を取られるお人好しなアタシがバカなのも確かなんですけど、怪しいのは最初からもうすげー怪しいのです。だって「お金ない」ってのが撮影よりも先にくるんだもの。

ただ僕には、YouTuberさんがたまにやってる「ぼったくりバーへ行ったらどうなる?」的な興味がすごく湧いてしまう悪い癖がありまして。払ったらこの後どう言ってくるのか?果たして写真は撮れるのか?って。

結果、絶対撮れない笑

ただ流石にこの前、払った直後に「もう3万送って」と要求するDMが来た時は

「ナナメ上だ」とびっくりしました。

連絡つかないのでここに書きますが

「あなたにその価値はない」です。

まぁ興味だけで毎回何万も失うわけにいきませんし自戒も込めて

今後一切、そのような先払いはいたしません。

貧乏人にたからないでね?

 

あと。

一応、そういう方のお名前は絶対忘れません(アカウントネームではない)。

 

ケース3:言われた通りにしたのに理不尽な結末になってしまう方

パッと見怪しくないモデルさんにありがちなパターンです。

実例を挙げてみましょう。

撮影日が決まってからインスタの投稿が途切れたので「どうしたの」と訊くと「前に撮影された人に容姿のことを言われて傷ついたから、もう被写体はやらない」という回答。

お気持ちわからなくはないですが、それは僕のせいでしょうか?

容姿について傷つく発言をした人は撮れて僕が撮れないなんて、理不尽ですよね…と責めると拗れるので、そっと慰めてこの話はなかったことにしました。

また別の例。

最初DMでお声がけした時はスケジュールがタイトだったらしく「2ヶ月後にまたDMくださいね」との返信があり、素直に従いました。

そして2ヶ月後…「どうですか?」とDMしてみると「もう新規依頼は受け付けていないですってプロフに書いてます」とのお答えが。

いや、フォローしてますしTLは読んでますけど、プロフの変更はわからないでしょ?しかもあなたの指示の通りにしたのに、なぜ「うぜーなこいつ」感を出されるのか。

思いっきり冷たいDM文面の最後に「もう他の人に依頼してください」と結んでありましたので、そこも素直に従わせていただきました。

あたしゃどんだけドMやねん。

 

ケース4:メン○ラな方

躁鬱とか、死にたがりとか、多少のリスカがあるとか、そういう普通のお嬢さんはここで言うメンヘ○のレベルではありませんのでご安心を。

僕が出会ったのはそれを遥かに超える、ビヨンザノーマルメ○ヘラです。

 

その1

現場にODで来るってどうなん?

しかも向こうから「有料で撮って」と誘っといて!

 

その2

15時待ち合わせで来なくて、連絡しても返事がなくて、1時間近く待って帰りの電車に乗ったら「今起きました」ってのもありました。お恥ずかしい限りですがこの話はその先があります。

恥を忍んで書くと、腹立ち紛れについ「なんか3時間遅れ分のサービスないの?」「といっても、おっぱい触らせてってわけにもいかないし」と送ってしまったため、相手に「それが怖い」と逆に怒られまして…それ以来、冗談でもDMで揚げ足を取られるようなことは絶対書かなくなりました。

ありがとう!ちょっと強くなったよ僕。

 

そして究極はその3

「パンツいりませんか?」

スタジオを予約してから体調が悪いとドタキャンした方と連絡がついたので(奇跡!)「大丈夫?」と送ったら「本当にすみません。お詫びに高校の時履いてたパンツを差し上げますが要りませんか」と回答が。

え…!?

あの、さすがにこの後どうなるかの興味がすごくすごくあったのですが「要ります」と書いて、部分だけ晒されたら変態確定です。

丁重にお断りをしてリスケをお願いしたあと、無事音信不通になりました笑。

 

ケース5:再計算?する方

これは1~4よりまだ許せるのですが、撮影交渉の最終段階で「やっぱり交通費を計算したらいくらになりました」と、当初の話よりも総額が上がってしまい、スタジオ代のロスを考えると払わざるを得ないことになってしまうケースがありました。

もちろん事実かもしれません。

住んでいるところを細かく聞くわけにもいきませんし。

でも、事実であっても正直いい気持ちではないことはご承知おきください。

 

ケース6:時間内ですョ!な方

過去一度だけありました。

撮影日が正月松の内で確かに寒かった。でも決してモデルさんを長時間歩かせたり薄着にしたわけではありませんし、体調が悪ければ、こちらも切り上げます。

着衣の毛羽がコートに付くのを気にされていたため、クリーニングブラシまで購入して差し上げたのですが、お約束の時間まであと残り10分以上ある時に口にされたのが

「まだ撮るんですか」のひとこと。

どうも全てのイライラがこちらのせいみたいになっていて非常に後味が悪かったというか、ぶっちゃけ殺意がよぎった思い出が…うーん香ばしいなぁ笑

カメラを持つからにはもっと「禅の精神」で挑まないといけない!と悟りましたので、もし次にこんな方と大惨事(原文ママ)接近遭遇してしまったら

「ではやめましょう」

とにっこり笑ってすぐその場で解散し、データはそのままお蔵入りさせますね笑

 

ケース7:がっかりされても困ります、何も期待しないでください

「真面目に撮るおっさん」

それ以上でも以下でもない、僕は映画に出てくるようなオサレなカメラマンではありません。

出会った途端に表情が曇るのはこちらもわかるので辛いです。

過去このパターンで、ある女優さんから頼まれて撮影したにもかかわらず、載せたと思ったらすぐ先方のSNSから削除され「ああ、単に撮影者である僕への言い訳で載せたのね」と気づいた、そんな苦い記憶があります。

ちなみに人気が出る人やすでに人気がある方はその真逆で、本心はどうあれ笑、カメラマンが気持ちよく撮れるよう配慮してくれます。

「気遣いができるかどうか」

ってモデルさんに必須の要素なんじゃないかと思うのですが…ま、個人の感想です笑

 

ケース8:画像が使えなくなる方

うーん。

仕方がない部分もあるのですが、撮影前と撮影時には「自分のSNSに載せていいか」と確認しているのですよね。それが後出しで事務所なり撮影会なりから全面掲載禁止がかかると、結果として払ったお金に見合ったサービスをいただいたのか?という疑問が。

撮った写真を自分で鑑賞するだけって、悲しいんですよ。

僕の場合は技量の維持向上と、理想のカメラに出会うために撮ってまして、別に推しに貢いでいるわけではないのです。

以前一度OL兼グラドルの方に、撮影会での写真を共有して「掲載NG」のカットがないか確認したところ「やっぱり恥ずかしいから全部掲載はNG」と言われ、目の前が暗くなるサントワマミーだったこともありました。

そっか、オレの写真はまだまだそのレベルなのだな…しんみり。

 

まとめ:

さて、こんなに引っかかっている笑ボクに「地雷の見分け方」を聞いても無駄です!

が、強いて言うなら「掲載写真ではない普通の文字ツイート」のほうに真実があるように思います。

特殊なメンタルの方のアカウントはなんとなく違和感を覚えます。

あとはもう、撮影実績が多いモデルさんにお願いするしかないかと。

 

こんな風に、痛い目に散々遭いながらも僕が撮り続けている理由は単純です。

人生の折り返し点を過ぎてますけど、人物カメラマンになりたいんですよ。

プアだけどピュアなのです(貧乏かつバカともいう)。

男性、子ども、シルバー世代の撮影はむかし約5年ほど、半ば押し付けられて嫌というほど撮り続けましたのでなんとなくアレルギーを感じるものの、多少の心得はできました。

今はとにかく、女性を撮れる力をつけたい。

例えば今月号のコマーシャルフォトにある8×10の写真や

KEEN MAGAZINEのモノクロポートレートを頭の中の理想にしています。

(とはいえ世の中のニーズは圧倒的に普通のグラビアやインタビュー、宣材、ブロマイド系なので、それらが確実に撮れる人になりたいのですが)

 

だから

どうか、どうか、それを妨げるのだけは…。

ドナドナ

突然ですが。

昨日、PENTAX645D本体レンズ一式を売却しました。

遅いからでも重いからでも、ましてや飽きたからでもありません。

理由はただひとつ、本機がメーカー修理不可能になったから。

 

いや、それは僕も少し前から知っていたのですが…まさか対象から外れて半年ちょっとで何もできなくなるなんて思いもせず。

ただ先週、ちょっと気になってリコーイメージングにお電話してみたのです。

サポートのページにも

下表に記載がない製品につきましては、修理ご依頼前に修理お問い合わせ窓口、リコーイメージングスクエア東京、リコーイメージングスクエア大阪までお問い合わせください。」

www.ricoh-imaging.co.jp

って書いてあったので。

そうしたら

「すでに分解を伴う修理は一切受けつけておりません」

とおっしゃるじゃあーりませんか。

え?嘘でしょ?

じゃあと今度はデジイチ全般の修理が可能な某大手カメラメンテサービス会社にも問い合わせると、こちらは「645Dはメーカーに送って修理していたので(!)メーカーが完了していたらこちらも受付はできない」とのお答え。

 

つまりですね。

中古でも18万ナンボで買ったカメラのシャッターやセンサー(というか、本体内部にある電気系か機械系の重要部品)が故障したら、ただの置物になってしまうことが決定したが故「価値のあるうちに」と売ってしまったわけです。

 

撮ってから10秒待たないと結果がわからない…などという奥ゆかしいところ除けば、味のある画が撮れて気に入っていたのに残念です。

f:id:p85f14:20210124131802j:plain

中判独特の奥行き感と、低感度撮影のシャドー感がいいんですけどね。

結局また中判とサヨナラしてしまった。

次に会うとしたらフジしかないかなぁ…。

さて本来ならこのご時世、代金は何かあった時のために貯めておくのが普通なのでしょうが、破滅型カメヲタの悲しい性、買い替えという選択肢しか思いつきませんでした。

 

そこで。

買いましたよT3。

あ、違う違う(にしても、また高くなったな…もうバカみたい)。

35mm単焦点のツァイスレンズがついたコンパクトカメラだけど、フィルムじゃなくデジタルなんだわ。

こっちこっち。

SONY Cybershot DSC-RX1M2

もう!

こういう極端な変態カメラ、大〜好きっ。

GRよりも数十倍は趣味に振り切ったやつ。イヤッホー!

お金持ちしか買えないようなガジェットに再び手を出してしまい、またまた貧乏まっしぐらです!

でもいいの、これからは毎日のお供にできる。

HUAWEI P20のスマホカメラも悪くないけど、その差はいうまでもないでしょ?

 

というわけで。

645DさんをドナドナしてRX1さんをお迎えした結果、撮る写真にどんな変化が生まれるか、乞うご期待。

 

おっと。

曲紹介してませんでしたが、知らない人なんているのかな?

いろんな人が歌っているので、メジャーどころでジョーン・バエズさんのバージョンをどうぞ。 

ABSOLUTELY ESSENTIAL

ABSOLUTELY ESSENTIAL

  • アーティスト:BAEZ, JOAN
  • 発売日: 2015/06/05
  • メディア: CD
 

www.youtube.com

念の為、繋がりを解説しときますと。

カメラを売りに出して手放すことを、この曲の牛を売りにいく歌詞に例えて「ドナドナ」という場合があります。

 

RX1M2、早く試写したいな〜♪

防人の詩

 そういや夜、FM埼玉(Nack5って言え笑)でこんな曲を聞いたのです。

防人の詩

防人の詩

  • 発売日: 2021/01/13
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 あら!

僕のブログでこの歌が登場するのは2回目だ。

へぇ、カバーする人がいるのねぇ。

 

防人の詩」といえば映画「二百三高地」の主題歌としてあまりにハマりすぎているため(劇伴の山本直純さんから曲の長さなど細かい指定があったと、さださんもおっしゃっています)、この2021年に、それも二十歳前の女性が歌うなんて思ってもみませんでした。

www.youtube.com

歌はいいのに、MVがなんか世界観を間違えてるように思える

 

映画「二百三高地

二百三高地 [Blu-ray]

二百三高地 [Blu-ray]

  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: Blu-ray
 

 夏目雅子さんがそれはそれは美しい…は置いても、日本映画の戦争モノが、小さくまとまるか英雄賛美かの両極に陥りがちなのに対し、この映画はかなり感動する作品ですしスケールも大きく、下手な外国映画よりも見応えあります。

ですが、アニメの血まみれシーンとは違うので、鉄条網に阻まれた日本兵が機関銃によって中隊規模でバタバタ薙ぎ倒されるとか、塹壕内での日露両軍が血みどろの白兵戦をするシーンはちょっとトラウマになるかも。とにかく大量の死が描かれますので弱い方はご注意を

(にしてもダセぇパッケージのコピーだな、おっとピースを忘れてしまうところだった)。

 

映画の話が長くなりましたね。

本題にそろそろ入ります。

富士フイルムのPRO400Hが生産終了だとか?

 しょうがないよね。

というかプロ用ネガフィルムがまだ売ってたという奇跡!

清涼感のある発色が人気のフィルムでしたけど、今どれだけこれで撮ってるプロがいるか?って思い出そうとしてもちょっと出てこない。

マチュアにとっても、選択肢の少ない中判ならばともかく、135のPRO400Hは高価なので敬遠されたのではないですかね?

とどのつまり、誰も使ってなかった。

「作っても売れないから作るのやめた」

ってことでしょう。

 フィルムをあれだけ売っているかわうそさんでさえ「普段滅多に売れない」とちゃんとお書きになっているのです(私の引用リツイートに対して丁寧なリプをいただきまして、ありがとうございます)。

 

手遅れになる前にちゃんとしたフィルムを正規ルートで買わないと、こうなるのもやむなし。赤字廃止の決まった鉄道路線が送り鉄で混んじゃう皮肉みたいに、今更駆け込みでまとめ買いされても意味ないから。

 

ちなみに。

警察や工事現場、医療研究分野などで「複製改ざんできない」からと最後まで残っていたフィルム記録のために売られていたいわゆる「業務用フィルム」が終売になったも理由は同じ、ライトワンスの記憶媒体が開発されてアイナ・ジ・エンド(ん?笑)。

業務で消費される量があってはじめて成り立つあの安さだった、ということです。

 

なんか偉そうに書いてますが、僕の信条は「いいフィルムを使うといい写真になる」なので、ポートレートに使うフィルムは銘柄にこだわってました。

ネガはリアラエース、リバーサルはAstia…どっちも死んだので今ならネガがポートラ160、リバーサルはProviaを減感ですかね。メーカーへの応援の意味もあったし。

(カメラというかレンズはCONTAX使ってりゃ間違いないのでそっちの浮気もなし)

そもそもPRO400Hを買ってもいない人たちが今になって

「フィルム文化を守ります」という宣言はどこ行った!?

的なメーカーの姿勢批判をされても、ちょっとそれは責任転嫁のしすぎな気もする。

僕らがもっと使えばよかったのだから。

 

大丈夫、まだ撮れる。

悲観するな。

まだProviaVelviaもあるし、カラーネガだって何種類もあるのでPRO400Hがなくなっても実質困らないでしょ?

「PRO400Hお疲れ様、ありがとうさようなら。あまり買ってあげなくてごめんね」 

というのが、個人的な思いです。

 

歌の有名な一節

「海は死にますか?山は死にますか?」

のように

Velviaも死にますか?アクロスもまた死にますか?みんな、逝くのですか?」

 そう、この世の生きとし生けるものは(フィルムは生きてないけど)結局いつか逝くんだけど、そうなるかどうかの寿命を決めるのは需要。

高くても、やめさせたくなければ買うしかないんじゃないのかしら。

 

ところで。

以前CP+で富士フイルムのスタッフさんに「fortiaモードも作って」と尋ねたら

「ベースのフィルムがないので色再現が…」

って説明されたのですけど、PRO400Hすらなくなった今、ベースのフィルムがなくなっているモードも結構たくさんあるでしょ?

どうせ記憶色なんだし、まだ作ってた頃の社員さんがいるうちにfortiaモード(ベータテストでいいんで)を作ってくんないかしら?

ポートレートだとAstia、風景だとVelviaに固定して、フィルムシミュレーションがあってもあまり意味為さないのをなんとかできたらいいのになぁ。

同様に、版権買って「Agfa Ultraモード」とか「コダクロームモード」とか「神羅モード」とか…他のフィルムメーカーにシミュレーションモード作成協力を呼びかけても面白いのになぁ。

 

SIGMAに頼んだら「っぽい」のをfpに入れてもらえるかな?

富士フイルムよりも柔軟に動いてくれそうな気がするのはなぜ笑

 

教えて〜ください〜

教えて〜おじいさん〜♪(教えて違い)

BAD COMMUNICATION

夜中に炎上しかかりましたねー。

モデルさんの本音トーク「下手なカメラマンの特徴」ってYouTube動画ね。

…見ちまったがな(すでに削除済でっせ)。

 

さすがに撮影会っていう客商売でアレはよろしくないですが、言いたいことはわかりますよ。

行き当たりばったりで撮影場所が定まらずウロウロさせるとか、路上なのに機材置いて通行の妨げになるとか、ポージング決まってからの集中力を切らすような喋りかけとか、ストロボを被写体以外の人にも見える角度で照射して眩しがらせるとか、レタッチが行き届かない写真はアップされたくないなーとか(一度しか見てないのによく覚えてるな)。

これらは「下手」っていうより「お作法」の問題なんで、お客さん(将来の、も含めてね)のプライドを傷つけてまでYouTubeであげつらうことじゃなかったかな?って。

撮影シーンで「できれば避けて欲しいこと」のお願いみたいな感じにしておけば、How to動画として一定の評価もあっただろうに。

結局運営がお客さんを見下ろしてる、というだけの印象になってしまったのが残念。

 

というわけで、今日の一曲もズバリ「BAD COMMUNICATION」。

BAD COMMUNICATION

BAD COMMUNICATION

  • アーティスト:B’z
  • 発売日: 1989/10/21
  • メディア: CD
 

 B'zわっかーい!

なんかデュランデュランみたいな髪型笑

リリースはギリギリ80年代だったんですね。90年代入ってたかと思ってました。

 

さて、さっきまでのは枕話です。

こっからが本題(長い)。

 

みなさん

「下手なカメラマン」

に過剰反応じゃないですか?

 

上記の動画を批判したコメントやリプライ、引用リツイートを見ると「自分は下手だからここの撮影会には行かない」とお書きになっている方が多くいらっしゃる。

謙遜?嫌味?

どっちにしても、そういう批判もまた印象よろしからず。

僕の場合、関西の撮影会は距離的に無理なんだけど笑、以前もどこかで書いたな…趣味に上手いも下手もないって。自分がどれだけ楽しめるかが継続の基準じゃないですか?

少なくとも僕はそうです。

「下手だから」と書きつつ、下手を打った撮影会動画を批判するのもまた

「BAD COMMUNICATION」

だと思うのよ。無礼に無礼で対応って(過去にその撮影会を利用して傷ついたのならともかく、ほとんどが未利用者でしょ?)。受け入れろとは言わないけど、優しくないと優しさは返ってこなくない?

第一、下手を自覚してるのなら磨かないと。って、本当はそう思ってないくせに〜♪

「下手」じゃなければ批判は当たらないわけです。気にしないの。

 

そんな平和主義な僕ですが、やっぱりちょっと思うところはあるのです。

撮影会にものもーすっ!!(江頭さん風)

意味深な言葉でカクシンにせまっちゃうぜ?

 

その1

「常連となぁなぁな撮影会」に当っちゃうとモヤッとするんだわ。

 

その2

グラビア系撮影会でたまにスタッフがカメラマンを「オタク扱い」する目が嫌。

撮影時間に2ショット数枚だけ撮ってあとは話し込んでる人もいるんで、わかるけどさ。

 

その3

先着順はつらいなぁ。人気のモデルさんは絶対撮れない。

例えば「この枠は過去撮ったことがない人限定」とか設定してくれる配慮が欲っすぃ。

 

その4

スタジオだと特定の場所を占拠するカメラマンは少なからずいるので、場所移動制限タイムとかもあればいいのに(揉めてもいいなら言うけど、どうせ喧嘩両成敗になっちゃうでしょ?)

 

とまあそんなわけで

結論:

撮る側からも「言いたいことがあるんだよー!」(ヲタじゃん笑)

お値段以上にニト…じゃなかった、ケアをちゃんとしてくれる撮影会をキボンヌ(古い)。

 

追記:

動画見てないのに、有名なカメラマンも含めて結構フォロワー多い人がクレームだけ見て呟いてて、二次炎上が起きてるのがなぁ(広い意味では僕もそのひとりなのか?)。

やっぱコロナでみんなイラついてる?