カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

例えば僕がフィルムカメラでポートレートを撮るなら、両手でこれを構えていたいぞベスト3(120編)

前回の続きです。

 

微妙にタイトルが変わったのにお気づきでしょうか?

120カメラは大きく片手持ちできる機種が少ないために変えました。

前振りは前回をご参照ください。

 

それでは第3位。

RolleiFlex 2.8GX

アマゾンの画像がなかった…。

 

ここはやはりプラナーで。

以前2.8Eを持っていまして(残念なことに人物を撮っていない)、自分史上最も優しいシャッター音のカメラだった記憶があります。ゴリゴリの金属製なのに何故か温かみを感じる作りは、このカメラにしか出せないものでした。

フィルムのセットの仕方が特殊だったり、ウェストレベルファインダーの常で逆像に慣れなかったりと、利便性の部分で劣るのは承知の上で、その分1枚1枚を丁寧に撮る…そんな余裕のある大人になりたいわぁという願望も込めて。

最新型のFXとかGXになると露出計もTTLになってより正確になります。もちろんお値段はそれなりにしますが、よくよく考えるとレンズ交換式と違い高性能レンズ込みの価格なので、最初に思い切って清水の舞台から飛び降りれば、後々出費がかかりません。

インスタのおかげで、6×6フォーマットに対してはプリント環境なども寛容になってきましたから、その面でも「推せる」カメラだと思います。

 

第2位

Hasselblad 555ELD

(アマゾンにも楽天にも写真付がなくてこちらを引用させていただいています)

maxcamera.jp

やはりハッセルVシリーズは外せないけど、わざと?定番ではない555を挙げました。いやデジタルバック対応の自動巻き上げですからね。完璧に刺さっちゃいます。

「じゃあHシリーズにすれば?」とかはなしで笑。

レンズが高すぎる上に汎用性がなくて困る…。

このハッセルで撮りたい写真といったら、F16~22くらいまで絞り込んで全速同調の利を活かした高速ストロボ多灯撮影しかないですよ。もうこれはフォーカルプレーンシャッターの一眼レフじゃできない芸当ですからね。

服や髪が風になびく様をシャープな中判で写し留める。

くぅ〜ロマンだねぇ!(正月の脳内妄想なんでお気になさらず)

 

第1位

CONTAX645

手放したことを今でも後悔していまして、できることならカムバックプリーズ!なのです。

そりゃ完成度からいったら、20年以上前のテクノロジーで作られたコンタ645は最早部分的には「レトロフューチャー」さえ感じるほどですが、あの大口径ツァイスレンズの笑っちゃうほどに凄まじい威力を体感できるカメラは未だにこれしかない、というだけでも使う価値があります。

開放よし、絞ってなお良し。80mmF2プラナー、140mmゾナーに120mmマクロプラナー、55mmディスタゴンまであれば言うことなしです。

2015年問題(CONTAX製品の京セラでの修理サービス保証がここまでで打ち切りになった)が怖くて、一番安い時に放出した僕はきっと株売買とかギャンブルには向いていないのでしょう笑

 

で、これらに装填するフィルムはAstiaとリアラエース…あ、これ前回も書きましたね。

代替品も一緒だと面白くないので、FUJIFILMのPRO400Hなんかどうでしょう?もしくはKodak Ektar100か。

リバーサルの方はPROVIA100Fの一段減感。

CONTAX645の写真も掘り起こして見つけたけど、10年も前のもので肖像権の許諾が得られるアテがないので載せられません。

 

以上、2020年初夢のお話でした。