カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

CP+に行きました 完結編

CP+編は今回で最後です。

 

この日行きたかったところ…

実はパシフィコではありませんでした。

お隣のホテルの一角、それもちょっと階を上がったところにある「プロ向け動画エリア」だったのです。

週末はクローズしてしまうため、わざわざ平日に行ったのはこのためでして。

去年まではパシフィコの中でやっていたのに

ひどい扱いじゃない?人来なくない?

とブースの企業の方にお聞きしたところ

(そんなこと聞く方も聞く方ですがw)

「ちゃんと見たい人だけが来るようになった&出展費用が若干安くなった」

とのことで、逆に良い反応が。

なーるほど。

 

で。

すごかったですよー。

家電量販店では絶対にお目にかかれない4Kカメラがどどーん!

SONYだ!Canonだ!Panasonicだ!Blackmagicだ!

それにくっつくATOMOSだ!フジやシグマのシネレンズだ!

とまあ、さほど広くないスペースに対して高級機材の密度がすごかったんですが、その辺はスルーさせていただきまして。

(だって買えないし)

個人的に気になったアイテムをちょっとご紹介

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TASCAM タスカム / DR-10L ピンマイクレコーダー

リニアPCMレコーダーの小型化が目覚ましい。

左はマイクに直接くっつけるタイプ、右はワイヤレスマイクより小さいピンマイクタイプ。

テレビで記者がテープレコーダーを肩から下げて、有線マイクでインタビューしていた頃とは全く違う世界になったかのようですね。

そこまで遡らなくても、SONYが10年ちょっと前に出したPCMレコーダーの軽さと音質に感心したのが、まるで遠い昔のことのよう。

 

次は地味ながら「お!」と思ったもの

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防水耐衝撃の上に、曲げられるLEDライトです。

このサイズのLEDがこんなに軽くなった上に、柱や机などの形に合わせて曲げられ、しかもパーマセルでくっつけておけば支柱も要らないなんて。

ライティングの自由度がどんどん上がるのは、動画だけでなく写真撮影の場でも新しいアイディアが生まれそうで、こういうアイテムには注目してしまいます。

 

最後はこれ

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ブレててごめんあそばせ。

だってスライダーが自動でずっと動いているのですから。

もはや一般的になりつつあるエーデルクローンのスライダーシステムですが、国内代理店ができたそうで。

メンテナンスの窓口が日本にあることで、メールのやりとりが英語とか、修理品を外国へ発送(工場はトルコ!)とかの手間がなくなるだけでも手が出しやすくなります。

ちなみに、並行輸入品は代理店扱いにならないそうなので、若干お高くても安心感は国内代理店から購入…にせざるを得ないようです。

 

さて

今年のCP+はキヤノンニコンに目立つ新機種が出なかったこともあって、ものすごい行列を見ることはありませんでしたが、ソニーはRX0からα9まで幅広い展示で存在感を増していましたし、盛り上がりという意味では去年に勝るとも劣らない印象でした。

ただ、その時はさして気にも止めなかったのですが、今思えばカシオが出展しなかったのは、撤退のサインだったのかもしれません。

来年は「出す・出さない」や「広くなった・狭くなった」にも注目しようと思った次第です。

ちなみに。

カメラ系同人誌を展示即売するコーナーも作らないですかね?

ミスド以外の屋台ももっと増えませんかね?

お腹空くわ…現状、昼食をちゃんと取るなら駅近くまで戻らないといけないので、早めに食べて会場へ行くなどの工夫は必要です。

 

と、注意喚起はそれくらいにして。

 

<おまけ写真>

マウントアダプターの焦点距離を50mmのままにして90mmをつけて微ブレした例w

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下の写真のように、ちゃんと設定すれば暗くてもブレませんw

帰り際はもう日が暮れていました。

MM駅で電車を降りてからここまで全く座れず…疲れ果てても写真は撮ります。

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早咲きの桜(河津桜かな?)にメジロが!

この日最大の収穫でした…おしまい