カメラはラヴ&ピース!で2022

カメラ博愛主義、レンズ開放主義のブログ

買ってはいけないカメラ2021

お恥ずかしい限りですが、お正月に今更の「MIU404」を観ました。

家事を手伝いながら飛ばし飛ばし、しかも朝4時から放送開始だったので1~3話は見逃しまして笑

そうそう、フォンチーさんが出ていらしたのですね!

彼女の出演回、本当は外国人技能実習生の置かれた極限的状況を描く悲しいお話なのですが、ラストで彼女が伊吹刑事手作りのもんじゃ焼きを食べてにこやかに旅立っていく、その笑顔に「きゅるん」としました笑

やっぱりアイドリング8号は伊達じゃないですね。

自転車を漕ぐ真横からのカットで、当時から言われていたナイスバディがいまだ健在であると確信しましたよって俺、どこ観てんだ…。

フォンチー ファースト写真集 FON FONCHI

フォンチー ファースト写真集 FON FONCHI

  • 作者:河野 英喜
  • 発売日: 2008/09/05
  • メディア: 大型本
 

前回の森口博子さんといい、セクハラもいいとこですわ。

 

 というわけで、今回の曲はこれ。

 …カラオケで外さずに歌える40代以上の方ってこの世に存在するかしら?

むじーっ!

 

さて本題です。

昨年議論の渦を巻き起こし…てない、全然見向きもされなかった「買ってはいけない」ですが、それでも僕のブログ内では読まれた方の記事でした。

なので、蛮勇を奮ってまた書きます!

今年はコレ

Nikon デジタル一眼レフカメラ Df ブラックDFBK

Nikon デジタル一眼レフカメラ Df ブラックDFBK

  • 発売日: 2013/11/28
  • メディア: Camera
 

 理由は簡単です。

性能に比べて市場価格のバランスが悪すぎるから。

 

2013年の終わりに発売され、センサーはD4と同等であるものの、それ以外のデバイスやファインダーなどの光学系はほぼD610。

現在そのD610の中古市場価格は5~6万円ですが、Dfは並品でも13~4万円程度出さないと買えません。この価格差がちょっといただけない。オールドレンズの母艦としてDfは適していますがそれはNikon Fマウントレンズに限った話で、あとくっつくとしたらフランジバックの長いM42くらいです。

 

それでも少し前まで(昨年秋まで)は、Dfも10万円前後で入手できたのですがね…例の秋篠宮様が親子でこのカメラを操作している映像が世に出るや、価格が跳ね上がってしまいました。


悠仁さま熱心にカメラ談義…皇室ちょっといい話(5)(2020年9月6日)

そうでなくてもD610との価格差があったのに、DfはなんとなくPAOやBe-1を連想させます。

 

まあいいんですよ、昨年のEOS 5D MkIIよりは。

Fマウントのオールドレンズ愛好者は多いのですから、本当は後継機があってもいいような気はするものの、今のNikonにその遊び心をプロダクトにまで昇華できる余裕はないと思いますから「レガシーを味わうのにはこのカメラしかない」という、購入の大義名分が立ちます。

 

で、今年はもう一台ありまして。

Dfほどではないにしろ、価格と性能のバランスが悪い例はこのカメラもそうです。

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body SLV

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body SLV

  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: エレクトロニクス
 

カタログスペック上は今の基準で見ても遜色はないのですが、やはり発売から4年以上経った販売終了品のm4/3ミラーレスのボディが10万円程度、というのは高い。

たまにこのカメラの「スタイルに惚れた」といってデジカメデビューで購入する初心者のSNSを見かけることがありますが、購入を勧めた側は本当に心の底からそう思っているのでしょうか。


【OLYMPUS PEN-F】赤羽景子使っているカメラを紹介

単焦点ペッタンコレンズをつけた時はグッドルッキングなものの、明るいズームや望遠系、フォクトレンダーのF0.95シリーズといった、鏡筒が長めのレンズを装着すると途端にバランスを崩すのですよね。

また、バルナックライカを意識しすぎた「なんちゃって」が興を削ぐのも欠点のひとつ。低速シャッターダイヤルを模したカラーモード切り替えダイヤル、フィルム送りっぽい電源スイッチなど、完全に見た目がフェイクライカなのに名前は往年のハーフ一眼レフ名機「PEN F」という笑えないジョークが米谷イズムを損ねているように思えてなりません。

E-P5まではフラットトップだったのに。

 

僕はデジタルのPENがなくなって欲しくないし、もし最期がPEN Fなのだとしたらもっとがっかりします。ですので新会社には、頑張って初心に立ち返った後継を作って欲しいと切に願っています。

 

そんなわけで、ちょっとばかり今年は「ピース」ではない文体になってしまいましたね。

でもラヴには溢れているので、そこはわかっていただけると嬉しいなあ。

 

「愛し合うように喧嘩しよーぜ♪」ってことで。

へへ、うまくつながったでしょ?(自画自賛